今年はドキンちゃん回だ!『それいけ!アンパンマンふわふわフワリーと雲の国』の感想
昨年がお休みとなったので2年ぶりにアンパンマン映画へ行ってきましたよ。
『それいけ!アンパンマンふわふわフワリーと雲の国』のざっくりとした感想
未就学児向け映画は出来るだけキッズで賑わっている回を観たい!
ということで、初週末の『それいけ!アンパンマンふわふわフワリーと雲の国』を劇場に観に行きましたよ。
それいけ!アンパンマンふわふわフワリーと雲の国
制作年:2021年 / 制作国:日本
監督:川越淳
劇場版『それいけ!アンパンマンシリーズ』の第32弾(多い!)。
本来は昨年上映予定だったのですが1年延期して2年ぶりにアンパンマンがスクリーンに帰ってきました。ドキンちゃんが遭遇した、雲の赤ちゃん“フワリー”の物語を描きます。
ゲスト声優には、フワリー役に深田恭子さん、そして雲の長老役にアンタッチャブルのザキヤマこと山崎弘也さんが参加しているのもさり気に豪華です。
観てきた感想をざっくり一言でいうと
優良作!
シリーズの型が確立していて、割とそれに沿った一本ではありながらも、いつもは悪役側のドキンちゃんをキーパーソンに配する捻りが意外と新鮮な一本でした。ドキンちゃんとゲストキャラのフワリーのドラマがしっかりとキッズ達へのメッセージとなってい手堅いです。
あと、共通の友達は居ながらも互いはそんなに親しくない感じのアンパンマンとドキンちゃんの絡みもジワジワきますね。
アンパンマンの応援上映のスタンスとは
気になったのは、応援上映要素。
アンパンマン映画といえば、冒頭に歌とダンスのシーンが挟まれるのが定番なのですが、今年はまだ新型コロナウイルスの感染防止ムード真っ最中。通常通りダンスタイムを挿入しながらも、冒頭でコロナをふまえて応援上映的な参加は断りを入れるやり方にしていました。
このあたりはしまじろう映画との差も感じる部分。
『しまじろうとそらとぶふね』はコロナ禍に突入したために、わざわざ演出を変更して、コロナ禍ナイズされた応援上映に仕上げてくれていました。そんなしまじろうと比べると、警告文を一枚出すだけの対応のアンパンマンの対応はどうも淡白です。
作品にはそこまで踏み込んで応援上映演出を加えず、冒頭で歌とダンスを流す程度のアンパンマンらしいといえばアンパンマンらしい対応。参加させるしまじろうの方が個人的には好みなんですが、このスタンスの違いが、長い目で見て、アンパンマンブランドの足を引っ張ることにならないか不安が残ります。
キッズ達の様子は?
そしてやはり、アンパンマン映画はキッズ達と観たい!
ということで初週末回に行ってきたわけですが、やはり未就学児向け映画は、キッズ達と観てこそ。大人からすると“ここでウケるんだ!”という発見ができます。
私が観た回ではバイキンマンがUFOで墜落するシーンで場内が湧く感じとか体験できて良かったです。
終盤では興奮したのか、飽きたのか、私の後ろの座席のキッズにめっちゃ座席を蹴り続けられる感じも良かったです。いつもだったら文句言いますが。キッズ映画を見にきたーって感じがして、人力4D感覚で楽しみました。
あと、発見として本編前に『パウ・パトロールザ・ムービー』の予告編が流れた途端に場内が一瞬ざわっとしたのが新鮮でした。パウパトがそこまで市民権を獲得してるんだ、という実感が得られたのも良い経験でした。今夏のダークホースとなるかもしれませんね。
以下、ネタバレ含むもっと詳しい感想を書いていきます。
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