【映画レビュー】リトバス未履修でも楽しめた?スピンオフ劇場公開作品『クドわふたー』
元となる『リトルバスターズ』は未履修で挑戦してきましたよ。
リトバス知識のない人間の『クドわふたー』の感想
『クドわふたー』を観てきました。
特別料金1,700円。前売り券買っておけばよかったなぁ。
クドわふたー
制作年:2021年 / 制作国:日本
監督:鈴木健太郎
ゲームからはじまり、2012年にはアニメ化を果たした『リトルバスターズ!』のスピンオフ作品。クラウドファンディングで7,800万(!)という高額の資金調達に成功し、満を持しての劇場公開を果たしました。集金成功しすぎ!そんなクラウドファンディングの過程は別記事で紹介しています。↓
ちなみに5月14日(金)公開予定だったものが、延期を経てこのタイミングでの上映となっています。
本作を観てきた感想をざっくり一言で言うと......
良作。
と言う具合の、未履修でもそれなりに楽しめた感じの恋愛映画でした。
元のリトバスこそ未履修でしたが、ギャルゲーやKey作品に関しては、多少理解はある分、早々に「この子の“ルート”で、結ばれた後の話なのね」と飲み込めて楽しめました。結ばれる過程も観たかったなぁとも思ってしまうのですが、作品の成立の仕方故にしょうがないですね。残念。
それにしても強烈だったのが中盤の山場のロマンチックなはずのシーン。
このシーンでは、お互いの体に文様のようなものを描くと言うなぜだかオカルティックなことをしだすシーンがあるんですが、「あれはなんだったんだろう」と観終わった後に公式サイトやウィキぺディアのキャラ紹介を観ても、結局答えは見つからず。
クドちゃんのディテールを知るには、やっぱりちゃんとTVアニメを追わないといけなさそうですね。マジでなんなんだろう、あの儀式。
また、恋愛だけでなくクドちゃんの母親や、宇宙に対する夢といった恋愛以外の掘り下げがあるのも深みを増して良かったですね。ペットボトルロケットというキーアイテムがしっかり物語に活きてきて良かったですよ。
あえて言うならクライマックスのチェーンの演出に「なんかダサくない?」と違和感を持ちながらも、涙腺貧弱なのでクライマックスしっかり涙させられてしまいました。
ギャルゲーもKey作品も踏んできていて、リトバス踏んでないといういたって中途半端な状態で観てしまうと、やっぱり見応えも中途半端になってしまうんだ、というのは例によっていつものこと。
TVアニメの『リトバス』を観たら、『クドわふたー』の見え方が変わるのかが次の課題ですかね。
いつかに続く。いつかに。
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