【注目】『劇場版HUNTER×HUNTER緋色の幻影』の来場者特典であるハンターハンター0巻って何だよ!
「HUNTER✕HUNTER」の33巻が発売されました。
前巻32巻は2012年末発売だからすっごい久しぶりの新刊です。
最近は少年ジャンプも追って読んでいないので、まさに数年ぶりに「HUNTER✕HUNTER」を一気に読むことになったわけですが
悶えるほど面白い!
セリフ数が多いので、人は選ぶ作品だとは思いますが、それぞれの思惑や独特の世界観は数多くの漫画の中でも個人的にはぶっちぎりの面白さに感じているので、読んだことない方も今からでも追って読む価値ある作品だと思うオススメ漫画です。
で、実は32巻の発売と今回の33巻の発売の3年以上のブランクの間に、
0巻というものが登場していたりします。
今日はその0巻の話。
この0巻とは、2013年1月に公開された映画『劇場版HUNTER×HUNTER緋色の幻影』の来場者特典として配布されたものです。
当時週刊少年ジャンプで「HUNTER✕HUNTER」の外伝として、主要キャラクターの一人であるクラピカの過去のエピソードを2週に渡って掲載して、それを収録しています。
今となっては入手困難な一品なんですが、運良く帰国時期と被り、わたしも劇場で手に入れることができました。
そんな現在入手困難な0巻で、漫画の重要人物であるパイロというキャラクターが登場するのですが、クラピカの行動理由となる結構なキーキャラクターです。
もしかしたら、0巻を読んでる読んでないの差で、今後の「HUNTER✕HUNTER」の読み味が変わってくるかもしれないなぁと今回の33巻を読んでいて、思った次第です。
33巻にはクラピカが特に思い入れの強かった友人であるパイロを思うシーンがあります。
0巻を読んでる人は“パイロ……あいつね。”って思うけど
0巻を読んでないと“パイロ?昔の友達かな?”って、ニュアンスは流れで掴めるけど、そのシーンへの思い入れが変わってきますよね。
まだまだ連載期間は長くなりそうなので、今後も「HUNTER✕HUNTER」を新たに読み始めるという新規層も少なからず現れると思うのです。
ですから、その方々に当時の読者体験がどうだったかを注釈として伝えておきたいのは、この32巻と33巻の間には0巻という作品が挟まれていたということ。あれ?と思った人は一応知っておいた方がいいかもしれません。
後追いで0巻の内容も楽しめる方法があればよかったのですが、今のところ市販の0巻を楽しめるコンテンツは未登場状態。
かつて「ONEPIECE」も映画の来場者特典の0巻で正史的外伝エピソードを掲載したのですが、こちらはしっかり後々発売された「ONEPIECE BLUE DEEP」というファンブックに同内容を収録するという対応で後から存在を知ったファンにとっての救済手段を用意してくれました。
「HUNTER✕HUNTER」でもあって同じような存在のコンテンツが欲しいよなぁと思うのですが、何分本編が進まないのでファンブックのような補填もなかなか出しづらい感じでしょうか。
一応、0巻の構成とか内容をざっくりと載せておきますね。
ページ数としてはそれほど多くないですが、ハンターハンターを読んでいる人には非常に興味深い一冊になっています。
0巻はもしかしたらネカフェとかに置いてあったりするかもしれないので、どうしても読みたいって人は在庫検索システムとかで探してみるなり、ヤフオクで漁るなりしてみてください。
原作と絡めると0巻効果って興行的にはかなり数字は上がるけど、後々入ってきたファンにはちょっと厄介な存在になってしまうのは問題です。
今後0巻を導入するって作品があるとすれば、そこの救済措置まで計画して実施して欲しいなぁ。
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