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『スパイダーマン』もDisney+行き!?ソニー・ピクチャーズの映像配信サービス時代の生き方とは?

アニメ映画に限った話ではないのですが、ソニー・ピクチャーズ全体の配信時代の方針が明らかになってきました。

ソニーはしばらくNETFLIXと提携!

以前こちらの記事でも紹介しましたが、ディズニーのDisney+や、ユニバーサルのPeacok、ワーナーのHBO Maxなど各社が独自の映像配信サービスを持っている中で、大手で唯一独自の映像配信サービスを持っていないのが、ソニーピクチャーズでした。

『ミッチェル家とマシンの反乱』を独占配信するなど、NETFLIXとの提携を予感させていましたが、今月ついにソニー・ピクチャーズの映画を公開後独占配信契約することを発表しました。

2022年以降の映画について、公開後18ヶ月の期間に独占配信をするということで、『スパイダーマン』『ヴェノム2』『アンチャーテッド』『モービウス』などの注目作もNETFLIXでの独占配信が実施されることになります。

NETFLIXとの契約終了“後”も決まっていた

そして驚きのニュースはこの後に待っていました。なんとNETFLIXでの配信のあとの予定として、ディズニーとの契約をしていることを発表したのです。

NETFLIXでの独占配信が終える18ヶ月後、今度はディズニーの映像配信サービス・Disney+での配信が可能になるということで、今度は2023年以降は、ソニー・ピクチャーズの作品が揃って大移動することが予想されます

マーベルシネマティックユニバースの1作品である『スパイダーマン』を、そのほかの作品と並べて配信できるという魅力はありますが、わざわざNETFLIXとの契約終了後のことを見越して契約するところが手堅い。

NETFLIXとソニーが手を組むというよりは、あくまでもソニーのマネタイズの戦略として、こうした配信手数料で稼いでいくという方針であることが明確に分かったニュースとなりました

これらのアニメーション映画が大移動予定?

どうしてもニュースでは、もっとも有名な『スパイダーマン』シリーズの名前が上がりがちですが、ソニー・ピクチャーズ作品はアニメーションも多数存在。アニメーション映画をピックアップどんな作品が移動することになりそうかをざっと紹介しておきますね。

『オープンシーズン』シリーズ
『スマーフ』シリーズ
『モンスター・ホテル』シリーズ
『くもりときどきミートボール』シリーズ
『スパイダーマン:スパイダーバース』シリーズ
『サーフズ・アップ』シリーズ
『ピーターラビット』シリーズ

これらの作品は、将来的にはNETFLIXからDisney+へと大移動する可能性が高そうです。いずれも海外での配信事情なので、日本での配信体制についてどういった契約になるのかが不安なところですが、向こう数年は“どの媒体で何が配信されているか”に翻弄されることになりそうです

日本のDisney+については一刻も早く、海外基準の性能に合わせて欲しいところですけど、果たして2023年の頃には改善されているのでしょうか。全然期待できそうにないぐらい、悪評轟いているので、ディズニージャパンには深刻に受け止めて欲しいです。

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