アニメーションのためのアワードであるアニー賞。
現地時間で3月12日の夜についに受賞作品が発表されました。
先月、ノミネート作品一覧を紹介しましたが、改めて今回発表された受賞作品を一挙に紹介していきます。(★が付いているのが今回の受賞作)
公式サイトで結果を追いたい人はこちらを参照して下さいませ。↓
Best Feature(長編アニメーション作品賞)
Best Indie Feature(インディペンデント作品賞)
Best Special Production(特別製作作品部門)
Best Short Subject(短編アニメーション部門)
Best Sponsored(コマーシャル賞)
Best TV/Media - Preschool(未就学児向けTV/配信作品作品賞)
Best TV/Media - Children(子供向けTV/配信作品作品賞)
Best TV/Media - General Audience(大人向けTV/配信作品作品賞)
Best Student Film(学生作品賞)
Best FX for TV/Media(アニメーション効果賞TV/配信作品部門)
Best FX for Feature(アニメーション効果賞長編アニメ部門)
Best Character Animation - TV/Media(キャラクターアニメーション賞TV/配信作品部門)
Best Character Animation - Animated Feature(キャラクターアニメーション賞長編アニメ部門)
Best Character Animation - Live Action(キャラクターアニメーション賞実写作品部門)
Best Character Animation - Video Game(キャラクターアニメーション賞ゲーム作品部門)
Best Character Design - TV/Media(キャラクターデザイン賞TV/配信作品部門)
Best Character Design - Feature(キャラクターデザイン賞長編アニメ部門)
Best Direction - TV/Media(監督賞TV/配信作品部門)
Best Direction - Feature(監督賞長編アニメ部門)
Best Music - TV/Media(音楽賞TV/配信作品部門)
Best Music - Feature(音楽賞長編アニメ部門)
Best Production Design - TV/Media(美術賞TV/配信作品部門)
Best Production Design - Feature(美術賞長編アニメ部門)
Best Storyboarding - TV/Media(ストーリーボード賞TV/配信作品部門)
Best Storyboarding - Feature(ストーリーボード賞長編アニメ部門)
Best Voice Acting - TV/Media(声優賞TV/配信作品部門)
Best Voice Acting - Feature(声優賞長編アニメ部門)
Best Writing - TV/Media(脚本賞TV/配信作品部門)
Best Writing - Feature(脚本賞長編アニメ部門)
Best Editorial - TV/Media(編集賞TV/配信作品部門)
Best Editorial - Feature(編集賞長編アニメ部門)
今年のアニー賞のまとめ
というわけで31部門を一挙に紹介しましたが、ディズニー3作が並ぶ作品賞長編部門をはじめとして計8部門受賞という大暴れっぷりを『ミッチェル家とマシンの反乱』が見せてくれました。かなり圧倒的な結果となっています。
長編以外では『アーケイン』の活躍が目覚ましかったことも要注目。
なんと9部門制覇という、『ミッチェル家』を上回る活躍ぶりです。
映画ではなくNetflixで配信されているシリーズ作品ですが、オススメです。
残念ながら日本作品はノミネートこそ果たせど、受賞はならず。
まぁ、アメリカの賞ということで割り切っていきましょう。
しょうがないです。
ただ、ジューン・フォーレイ賞(アニメーションの芸術と産業において重要で篤志的な影響を与えた人に授与される功労賞)を木下蓮三と小夜子さん夫妻が受賞しています。おめでとうございます。蓮三さんに関しては、すでに亡くなられているのですが連名での受賞となりました。
(2022年3月14日18時追記)
ウィンザー・マッケイ賞に鈴木敏夫さんが受賞されていることを見逃しておりました。
日本からは監督陣の選出が多かっただけにプロデューサー枠での選出はレアですね。
他には日本生まれのディズニー系アニメーターであるルーベン・アキノ氏やコンピューターを使ったアーティスト、リリアン・シュワルツ氏が選出されました。リリアン氏は一時期、日本にも従軍看護師として滞在していたそうです。いずれも日本に縁のある人物なのが不思議な感じがしますね。
以上、そんな感じのアニー賞でした。
ではまた来年。
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ノミネート発表時の紹介記事はこちら。
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去年の結果はこちら。
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