『よりもい』『ノゲノラ』のいしづかあつこ監督最新作『グッバイ、ドン・グリーズ!』発表!
新たな日本のオリジナルアニメーション映画が発表されたのですが、これがまた気になる作品となっています。
MADHOUSE最新作『グッバイ、ドン・グリーズ!』発表!
もはや老舗であるMADHOUSEさんが新たな劇場公開作品を発表しました。
その名も『グッバイ、ドン・グリーズ!』です。
MADHOUSE製作のアニメーション映画といえば、2018年の『若おかみは小学生!』ぶり。そう考えるとすごく久しぶりなんですよね。
MADHOUSE製作のTVアニメーションも2020年は『ノーガンズライフ』のみ。系譜としてはその下にあるMAPPAと比べると対照的ですよね......。あっちは請負すぎにも見えますが。
『よりもい』『ノゲノラ』のいしづかあつこ監督最新作だ!
今回の『グッバイ、ドン・グリーズ!』の注目点はなんと言ってもいしづかあつこ監督の最新作であるという点。
いしづかあつこさん
MADHOUSE所属のアニメーション監督。
代表作は『ノーゲーム・ノーライフ』『プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ』『宇宙よりも遠い場所』など。
いしづかあつこ監督といえば、『宇宙よりも遠い場所』や『ノーゲーム・ノーライフ』で知られており、コアなファンも存在する御方です。特に『よりもい』ファンは多いでしょう。
2018年のこちらのインタビューでは「目指せ!オリジナル劇場アニメ!」のフレーズで結んでいる通り、有言実行するように、今作が初のオリジナル劇場アニメとなります。
原作付きの作品では『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』という監督作がすでに存在するので、劇場アニメーションを作るノウハウも心得ている状態での今回の劇場版は、満を持してという企画にも思えますよね。
ちなみに今回は脚本も兼任。
いしづか監督の脚本作品というと、文豪作品がベースとなった『青い文学シリーズ』なんかが前例となってくるので、完全オリジナルとなる本作がどう転ぶのかは気になります。
『宇宙よりも遠い場所』で脚本、シリーズ構成を担当した花田十輝さんは今作にはノータッチとなるようです。
花田十輝(はなだ じゅっき)さん
作家・脚本家。アニメーション作品ではシリーズ構成も多く担当。
脚本の代表作では『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』『劇場版 響け!ユーフォニアム〜届けたいメロディ〜』『〜誓いのフィナーレ〜』『ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow』など。
『よりもい』好きには、花田さんの不参加は少し寂しくも思うかもしれませんが、嬉しいのはキャラクターデザインにサムシング吉松さんこと、吉松孝博さんが参加されていること。
吉松孝博(よしまつ たかひろ)さん
アニメーター、キャラクターデザイナー。サムシング吉松名義で漫画なども寄稿。『スレイヤーズ』『オーバーロード』『宇宙よりも遠い場所』『HUNTER×HUNTER』などでキャラクターデザインなどを務める他、原画や総作画監督などにも名を連ねています。
ルックは『よりもい』に近い作品が期待できそうですね。
今後は、どんな映像となるのか、2022年のいつ頃の公開になるのか、そのほかのスタッフがどんな布陣になるのかなどが明らかになっていくことになるでしょう。
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