【映画レビュー】中国舞台ならではのアラジン物語?『ウィッシュ・ドラゴン』の感想
配信スタートからちょっと間が空いてしまいましたが、観ましたよ。
Netflix映画『ウィッシュ・ドラゴン』のざっくりとした感想
ソニー・ピクチャーズ・アニメーションやテンセントのタッグによって制作されたNetflixe映画『ウィッシュ・ドラゴン』を観ました。
ウィッシュ・ドラゴン
制作年:2021年 / 制作国:中国・アメリカ
監督:クリス・アッペルハンス
『コララインとボタンの魔女』や『ガーディアンズ伝説の勇者たち』、『モンスターハウス』、『みんなあつまれ!ワンダーパーク』などなど様々なアニメーション制作会社の映画製作に携わってきたクリス・アップルハンスさんが初めて、監督を務める長編アニメーション作品となっています。
ちなみに本作のプロデューサーにはジャッキー・チェンさんが名を連ねていたり、中国語版ではドラゴン役としても声優参加しているので中国音声で楽しむのも雰囲気が出て良きです。
本作を観てきた感想をざっくり一言で言うと......
優良作。
経済格差が生まれた幼馴染との再会を夢見る青年と、願いを叶えるランプの精的存在のドラゴンの物語なのですが、友情信者vs金に物言わすタイプの両者のぶつかり合いがある点で一転するドラマが面白い!近年貧富の差が大きく開いた点でも中国が舞台なとこに意味が乗っているように思いました。
一方で最近の3DCGアニメーション映画の質が全体的に上がっている中で、『ウィッシュ・ドラゴン』レベルのものでも見劣りを感じるようになってきてしまった。同じソニー・ピクチャーズ・アニメーション案件の『ミッチェル家とマシンの反乱』が出ている隣でこれを観ると、お金の入り具合が違うのかな......とも思ってしまいますね。
自身も中国に住んでいたこともあるので思ったこともあるので、もうちょっと詳しい感想を書いていきます。
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