名作?迷作?ちょくちょく「は?」って気持ちになる『トムとジェリー』の感想
映画館が休館ラッシュを迎える直前に滑り込みで観てきたのがこの映画です。
『トムとジェリー』のざっくりとした感想
大阪・なんばパークスシネマにて『トムとジェリー』を観てきました。
結構上映回数を持っていた映画でしたが、TOHOシネマズでの上映もひと段落して、なんばパークスシネマでも一日一回上映ぐらいになっていたところへ滑り込んできましたよ。
トムとジェリー
制作年:2021年 / 制作国:アメリカ
監督:ティム・ストーリー
世界的に有名な猫とネズミのコンビが誕生80周年を記念して、実写とのハイブリット映画が公開!トムとジェリーが、現実世界を舞台に、ハチャメチャを繰り広げます。実写サイドのキャラクターとしてクロエ・グレース・モレッツがキャスティングされています。
公開前の紹介記事も書いてますので、以下も参考のこと。
本作を観てきた感想をざっくり一言で言うと
楽しい“けど”不満足!
といった感じ。
基本的にはキャラ萌え映画。
トムもジェリーも一挙一動がひたすら可愛いくてそこに関しては十分堪能させていただきましたよ。二匹を基本喋らせない等こだわりを感じます。ただ実写を取り込んだと言うポイントでの面白さは実はあまり感じておらず、おなじみのドタバタギャグこそ楽しいけど、相乗効果はそれほど高くありませんでした。
あと、人間側の登場人物がちょくちょくギャグなのかなんなのか分からない言動をして「は?」と心配にさせられるとこもある意味見所。邦画を観ていても、ギャグの精度の違いを感じますが、『トムとジェリー』の実写パートのギャグはまさに自分には合わない方の笑いで、ビミョーなやつでした。
以下、アニメーションと実写の融合“ジャンル”についてや、『トムとジェリー』らしさについて、ざっくりではなく詳しく書いていきます。
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実はアニメーション×実写の歴史は長い?
アニメーションと実写の融合作品といえば、いまだに「新鮮!」「驚き!」といった反応があったりするのですが、実際はそんなに新しい手法ではありません。
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