明石家さんまさんのプロデュースのアニメ映画!?『漁港の肉子ちゃん』が発表
こんにちは。
アニメ映画ライターのネジムラ89です。
年末に噂には聞いていた作品が早速解禁されましたね。
明石家さんまさんが企画・プロデュースによる劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』が発表されました。特報が公開されております。
公開は2021年初夏ということで5〜6月を想定すれば良いかんんじですかね。
『漁港の肉子ちゃん』とは?
この『漁港の肉子ちゃん』という作品。原作が存在します。
『ふくわらい』や『サラバ!』などを送り出してきた西加奈子さんによる2011年に発表した小説。直木賞受賞の際には「さんまのまんま」への出演もしており、すでにさんまさんにはお会いしたことはあったそうです。
アニメーション制作の布陣は?
製作陣もいくつか発表されています。
監督を務めるのは渡辺歩さん。
シンエイ動画出身で『ドラえもん』の感動中編シリーズや『ドラえもんのび太と緑の巨人伝』を監督したのち、一昨年『海獣の子供』を監督して高い評価を得ました。
まさに『海獣の子供』の成功を経ての企画なのか、アニメーション製作に名を連ねるのは、『海獣の子供』や『えんとつ町のプペル』などを製作したSTUDIO4℃。
そして明石家さんまさんが名を連ねているというわけで、ここにさらに名を連ねているのは、吉本興業です。特報にも大きく名前が登場しています。『えんとつ町のプペル』がキングコング西野プロデュースという特殊性がありましたが、実は吉本興業が本格的にアニメーション産業へ取り組んでいくことが表れているのかもしれませんね。
これはどれくらい明石家さんまさんが絡んでいるのか?
気になるのは、今回の企画に明石家さんまさんがどれくらい関わることになるのか。アニメーション業界とは普段の仕事の世界とは全然違うので、さんまさんがなんでここにきてアニメーション映画のプロデュースなんだ?という気持ちになるのですよね。
今回の発表で寄せられているさんまさんのコメントもまた、すごい。
西加奈子さんが、直木賞を受賞された直後、本屋さんに「サラバ!」が置いてあって、それでパッと本をめくったら、エジプトの人間は、「かわいいね」「儲かりまっか」「明石家さんま」という日本語を
知っているみたいなことが書いてあったので、これは“明石家さんま”が出てくる話やなと思って、買って読んだら、その1行しかでてこなくて。(笑)
その後に西さんの作品を何冊か読ませていただいて、そこで「漁港の肉子ちゃん」に出会いました。大偶然の出会いです。大阪弁の使い方がめちゃくちゃうまいなと。
「漁港の肉子ちゃん」はすごく良い感動的な作品なので、映像として残したいと思い、(映像化の)オファーをしたところ西さんがすぐOKしてくださって。
最初にお話してから5年くらい待っていただいてようやく実現しました。今回のアニメ映画化は、エネルギーが引き寄せた産物です。ご期待ください。
半分は『漁港の肉子ちゃん』の話ではなくて、『サラバ!』の話だし、なんでアニメーション映画なのかという話が全く語られてないんですよね。これ、普通に名前を貸しているだけの企画なんじゃねーか、という気になるのですが......今後の情報でその辺りをもっと深く語ってくれる機会があれば良いんですけどね。
この企画がどんなアニメーション映画を生み出すのか、続報に注目です。
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