2023年8月4週末目のアニメ映画興行動向レポート&チリ発アニメ映画『オオカミの家』が動員数ランキング外で大ヒットしている!?
9月も半ばですが、8月最終週の話をしますよ。
8月の最終週のアニメ映画興行ウォッチングをやって参ります。
2023年8月25日〜8月27日の週末動員数ランキング
1位、2位と初登場作品が並んで先週までの上位がそのままずれ込みました。
夏休みの最後を『MEG』新作がしっかり首位をとっていきました。
4位には7週目の『君たちはどう生きるか』。
特集号のSWITCHもついに発売されました。まだ買ってません。
5位には20億円突破の『マイ・エレメント』、6位にはこちらはあと少しで20億円に届く『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦〜とべとべ手巻き寿司〜 』が続きます。
8位には最終週を迎えた『THE FISRT SLAM DUNK』がまたまた急上昇。
週末ではないですが、最終日直前は平日にも関わらず、しっかりデイリーでの首位を獲得する結果を残しています。すごいね。
『SAND LAND』、『トランスフォーマー/ビースト覚醒』は圏外へ出てしまいました。『SAND LAND』、早かったなぁ。
ちなみに今週も圏外のアイナナは第1弾入場者プレゼント 『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』SPECiAL BOOK』を特別アンコール配布していました。
以上、そんな感ジ。
先週のレポートは以下の通り。
この週末は新作アニメ映画の登場はありません。
以下、購読者枠では、
ランク外のミニシアターで『オオカミの家』が満員回続出のヒットになっている!というお話。
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【購読者向け】『オオカミの家』って何だ?
動員数ランキングの上位に上がるのは、どうしても公開館数の多い映画になってしまうのですが、一方で小規模上映でありながらも多数の観客が足を運んで話題となる映画もあります。
まさにそんな映画がこの夏に登場しました。
それがチリ発のアニメーション映画『オオカミの家』です。
『オオカミの家』については、以前こちらの記事でも紹介した通り、2019年には一度新千歳空港国際アニメーション映画祭で日本上映を果たしていたのですが、その時こそ知る人ぞ知るという映画でした。
そこから大きく公開の声が上がる……ということもなく、4年の時が経ちました。
そして2023年8月19日、東京・シアターイメージフォーラムと川崎チネチッタの2館だけが先行して上映をスタートしたのですが、そんな公開前の事前の熱量が感じられたわけでもない中で驚くべき集客結果を見せていくことになりました。
■『オオカミの家』のスタートダッシュがすごい!
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