![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/42991688/rectangle_large_type_2_3f68a6691f3429c5c087ccd890b0506b.png?width=1200)
有終の美を飾った!......のか?『銀魂 THE FINAL』が一見さんお断りの意外と問題作だった?
こんにちは。
アニメ映画ライターのネジムラ89です。
更新に間が空いてすみません。その分一気に更新して参ります。
『銀魂 THE FINAL』を観てきました。
ついに最終章を迎えた映画『銀魂THE FINAL』を観てきましたよ。
週刊少年ジャンプで連載されていた空知英秋先生原作の人気アニメ『銀魂』も“アニメの”劇場版シリーズ第3弾にしてFINALを謳った作品。アニメ化されていない原作の最終決戦をベースにした映画となりました。
しっかり貰ってきたぞ、来場者特典
感想の前に、本作注目の来場者特典に付いて。
noteでも紹介しましたが、原作者の空知先生の描いた『鬼滅の刃』のキャラクターのイラストカードが貰えます。
私も、貰いましたよ。
銀魂、恋柱ツモ。 pic.twitter.com/SoaJhBi8Y6
— ネジムラ89 (@nejimakikoibumi) January 8, 2021
このイラストカード。
声優ネタとして、岩柱・悲鳴嶼さんのカードが銀さんが扮しているものになっているらしく、もはや当たりとしてメルカリでは1万近い金額でも売れたりと高騰する事態となっています。
もはや映画の料金がすぐにペイできてしまう、鬼滅ブランドの凄まじさを改めて感じます。
上映開始以前は前売り特典のクリアファイルに対して“転売すんなよ!”と銀さんがツッコミを入れる予告が流れていましたが、転売されるのはこっちの方でした、というオチとなっております。
映画本編もこんな問題があり!?
で、肝心の映画本編の方なのですが、感想をざっくり一言で言うと
良作。
と言うそこまで熱を帯びないぐらいの気持ちの感想が漏れる作品となっていました。
作品を語るより以前に、
かなり驚いたのが圧倒的な一見さんお断り映画だったこと。
一見さんどころか、TVアニメの一番最後からすらも続いていない物語となっています。
TVアニメと映画の間をつなぐ物語は、公開から間をおいての1月15日からdTVで『銀魂 THE SEMI-FINAL』にて配信されると言う意味不明な日程構成にもなっているし、どうしてこうなったのか疑問に思わざるを得ない変な公開形態となっていました。
そんな訳でTVアニメシリーズだけ追ってたと言う人も、こちらの『銀魂 THE SEMI-FINAL』を観てから映画を観るのがオススメです。
で、輪をかけて歪んでいるのが、じゃあどういう人なら、銀魂映画を楽しめるかといったら、原作漫画を読んでいる人になってしまうのでしょうけど、肝心の映画の内容は漫画のラストそのまま。原作漫画を読んでる人も知っている物語をなぞるだけなので、ちゃんと楽しめるのかどうかはちょっと怪しいのですよね。
『銀魂』が強いのは、アクの強いパロディが豊富な原作を、そのまましっかりアニメ化するだけで、しっかり“ヤバい”ところなんですが、そういった作品でなければ危うく、駄作に転びかねない危うい企画だったんじゃないかという映画でしたね。
シリアスパートがダレるのも悪い意味で『銀魂』らしかったり。
もっと詳しい感想をネタバレありで書いていきます。
_________________________
ここからはマガジン「読むと アニメ映画 知識が結構増えるラブレター」の購読者、もしくは単品でこの記事をご購入いただいた方のみ閲覧いただけます。
「読むと アニメ映画 知識が結構増えるラブレター」では、古今東西のアニメ映画を、より楽しめるような情報をほぼ毎日発信中です。
初月無料となっているので、まずは定期購読(月480円)をポチってみてくださいな。月々20記事前後で配信中なので、ひと記事25円以下で読める計算になってます。お支払い月の記事は読み放題になりますよー。
過去記事はアーカイブのマガジンを購入しても読むことができます。
_________________________
やっぱすごいと思わせる『銀魂』の引き
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?