英国アカデミー賞2021!アニメ部門の結果をピックアップ!
第73回英国アカデミー賞(BAFTA)の授賞式が現地時間で2月2日、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われましたー。
昨年は2月だったので、2ヶ月遅れての開催となっています。
今年はクロエ・ジャオ監督による『ノマドランド』が作品賞や監督賞、フランシス・マクドーマンドの主演女優賞など最多4部門を受賞しました。
しかし、例によってこのnoteではアニメ映画部門をピックアップ。
今年のノミネート作品3作品を紹介していきます。
英国アカデミー賞2021アニメーション映画賞結果発表
●ソウルフル・ワールド
●2分の1の魔法
●ウルフウォーカー
以上、3作品がノミネートに選ばれました。
3作品ですが、内2作はPIXAR作品ということで、実質PIXAR vs カートゥーンサルーン。3作品とも今年の賞レースの常連ではありますが、やはり頭一つ抜き出た成績を獲得しているのは『ソウルフル・ワールド』。
欧州作品ということで『ウルフウォーカー』もここで勝ち星が欲しいところですが、この3作品のうち、見事アニメ映画賞を受賞したのは......。
ソウルフル・ワールドでした。
うーん、強い!今年はもう『ソウルフル・ワールド』無双。
そしてなんと、『ソウルフル・ワールド』はオリジナルスコア賞も獲得しての2冠を達成。お見事です。
ここまで圧倒的に総ナメ状態だと、つまらなさも感じますが、良いものは良いんだからしょうがない。またもやの受賞おめでとうございます。
おさえておこうぜ短編アニメ BRITISH SHORT ANIMATION !
英国アカデミー賞にはもう一つアニメーションに関わる賞が用意されているということで、昨年も紹介していたBRITISH SHORT ANIMATIONこと短編アニメーション部門もせっかくなのでこちらも紹介。短編は紹介したりしなかったりですみません。
今回短編アニメーション賞にノミネートされたのはこの3作品。
●THE FIRE NEXT TIME
●THE OWL AND THE PUSSYCAT
●THE SONG OF A LOST BOY
この3作品の中で見事、短編アニメーション賞に選ばれたのはMole HillさんとLaura DuncalfさんによるTHE OWL AND THE PUSSYCAT でした。
こちらはBAFTAが公式で配信してくれており、Youtubeで無料配信されています。残念ながらナレーションは英語なのでその点だけはご注意を。
エドワード・リアの詩『ふくろうと猫』をアニメ化した作品なのですが、“waximation”なる新たな手法を使って、描いたアニメーションであることが注目しておきたいところ。
黒板アニメーションみたいで、不思議な質感のアニメーションです。
制作過程をもうちょっと知りたい作品ですね。
今年の賞レースも大詰め。
最後の最後まで『ソウルフル・ワールド』が持っていってしまうのか。
アニー賞・アカデミー賞の発表も間も無くです。
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