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【映画レビュー】もはや“お坊さんドラゴンボール”な中国アニメ映画『済公SAI・KOU〜天地降臨〜』の感想

大阪・TOHOシネマズ梅田にて、11月11日(金)〜11月17日(木)にかけて、「2022大阪 中国映画週間」が開催されまして、そこで貴重な中国アニメ映画が上映されましたので、その感想です。

『済公SAI・KOU〜天地降臨〜』のざっくりとした感想

済公SAI・KOU ~天地降臨~(原題:济公之降龙降世)
制作年:2021年 / 制作国:中国
93分
監督:劉志江(リウ・ジージァン)

2021年に中国で公開された3DCGアニメーション『济公之降龙降世』がまさかの日本上映。済公を主人公にしたアクション・ファンタジー映画で、興行収入は4000万元という、言うほど高いわけでもなければ、大ヒットとも言えないビミョーな結果を残した作品です。

大阪での上映は、貴重な一回のみの上映だったのですが、平日の夕方の早い時間だったせいか、10人居るか居ないかの集客数だったのは、少し寂しかったです。

本作を観てきた感想をざっくり一言でいうと……

優良作

ポップなキャラクターデザインで親子ドラマを描いたハートフルストーリー寄りの作品。しかもクライマックスではこの風体でドラゴンボールみたいなバトルを始めるところがじわじわきます。ある意味珍作でした。

以下、ざっくりではなくもっと踏み込んだ詳しい感想と、そもそもこの映画の主人公の済公って誰?というお話を。


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そもそも済公って誰?

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