【映画レビュー】ゲーム原作の珍品映画?『DEEMO サクラノオト-あなたの奏でた音が、今も響く-』の感想
サブタイトルがこれまた変わった映画ですよね。
『DEEMO サクラノオト-あなたの奏でた音が、今も響く-』のざっくりとした感想
『DEEMO サクラノオト-あなたの奏でた音が、今も響く-』を観てきました。
音楽リズムゲーム「DEEMO」を原作に、『劇場版BLOOD-C The Last Dark』で脚本を務めた藤咲淳一氏が総監督、監督には今作が初登板となる松下周平氏という布陣で挑むメディアミックス作品。『モンスト』などスマホゲー映画はいくつか登場してきましたが、聞きなれない作品の登場に少し驚きもある一方で、どんな作品が飛び出すのかが楽しみでもありました。
ちなみに原作のゲームは、こんな感じ(↓)。
リズムゲーはあまり遊ばないので難しそうに感じます。
そんなゲーム未プレイの私が、観てきた感想をざっくり一言で言うと
珍品。
簡素なルックとリアルなモーションキャプチャー演技が合わさる違和感や、冗長な割に意外性がない話が割とつらめ。
デカすぎる鍵穴や、明らかに合わない鍵、突然車道化して起こる事故、とか悪い意味で楽しめる感じは好きなんですが、そういうのって作り手側からは不本意でしょうしね……。
スマホゲー映画だし、出来も微妙な感じだし、とビミョーな映画かと思いきや濱田岳さん、渡辺直美さん、イッセー尾形さんなど、ゲスト声優陣豪華なのもびっくりなんですよね。竹達彩奈さんや山寺宏一さんなど、専業でされている声優陣も実力派ぞろいだし、そういった部分では観応えはあります。地味に7.1chサラウンド上映を実施しているのも音楽もの映画としては評価したいこだわり。声優さんの演技や、音楽にかなり助けられている映画ではあるでしょう。
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以下、ざっくりではなく、もっと踏み込んだ感想。
ちなみにあまり褒めてないので、「この映画が好き」ってファンには申し訳ない感じになりますので、予めご了承を。
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