![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/36297851/rectangle_large_type_2_ff6c9472df42100682acf7db7452aa03.jpg?width=1200)
『カンフーパンダ』のパクリ映画『カンフーラビット』とは?
こんにちは。
アニメ映画ライターのネジムラ89です。
GYAO!が『カンフーラビット』、『リトル・ヒーローズ-ボカの大冒険-』、『不思議の国のユーゴとララ』の無料配信を始めていて、マイナー中国アニメ映画祭りになってる。 pic.twitter.com/oUdP3VTHMW
— ネジムラ89 (@nejimakikoibumi) September 27, 2020
無料の映像配信サービスGYAO!さんにて期間限定で、マニアックな中国アニメ映画の配信が行われておりました。
『不思議の国のユーゴとララ』以外はまだギリギリ無料で楽しめます。
『カンフーパンダ』ならぬ『カンフーラビット』とは?
注目はやはり『カンフーパンダ』ならぬ『カンフーラビット』ですよ。
カンフーラビット(原題:兔侠传奇)
制作年:2011年 / 制作国:中国
監督:スン・リージュン(孙立军)
もちろん本作はドリワの傑作『カンフーパンダ』の便乗映画。
明言はされずとも清々しいぐらいのパクリ系の一本です。
ちなみに『カンフーラビット』の方ではパンダが悪役。
よりによってそんな役回りにしなくてもいいのにね。
たまたまカンフーマスターにカンフーの極意を授けられたウサギのフーが、マスターが死んだことをいい事に好き勝手しているパンダと戦う事になる物語。
主役のフーが可愛くもなければ、かっこ良くもないキャラクターデザインなのが寂しいところ。キャラクターデザインについては、元の『カンフーパンダ』も癖はありましたが、まさかそこまでリスペクトしなくても良かったんですけどね。
肝であるはずのアクションシーンも本家にたいして及ばず、パクリの域を出ない珍作でした。残念。
まさかの続編登場!『タイガー&ラビット レジェンド・オブ・ファイヤー』
タイガー&ラビット レジェンド・オブ・ファイヤー(原題:兔侠之青黎传说)
制作年:2015年 / 制作国:中国
監督:マ・ユアン(马元)、ドン・デイク( 董大可)
そんな『カンフーラビット』にまさかの続編が登場!
別に前作が大ヒットしたわけでもなければ、そもそも興行収入的には採算が取れていないはずだったのですが、なぜか制作されました。
『1』を観て、ビジュアルにケチつけるヤツがいたのか、主人公フーは整形レベルの別人になってカムバック。
画質の向上とかでなく、ここまでデザインチェンジで見た目が変わる作品は珍しいですよ。
ただ、新キャラの寅の女の子は可愛い。
いいじゃん。
続編では、すっかりカンフーの達人となった、フーのところに新たな刺客が登場。自分に敵う敵なんていないと驕るフーが、ついに格上の相手に対面する前回よりもシリアス要素を増した内容となっています。
しっかりカンフーパンダ“2”を意識した演出もたくさん盛り込まれており全力で乗っかってく続珍作でした。
この『タイガー&ラビット レジェンド・オブ・ファイヤー』はなんだか意味深な終わり方をしており、もしかして続編があるんじゃ......と思った人は鋭い。
そこにはある秘密が隠されていました。
_________________________
ここからはマガジン「読むと アニメ映画 知識が結構増えるラブレター」の購読者、もしくは単品でこの記事をご購入いただいた方のみ閲覧いただけます。
「読むと アニメ映画 知識が結構増えるラブレター」では、古今東西のアニメ映画を、より楽しめるような情報をほぼ毎日発信中です。
初月無料となっているので、まずは定期購読(月480円)をポチってみてくださいな。月々20記事前後で配信中なので、ひと記事25円以下で読める計算になってます。お支払い月の記事は読み放題になりますよー。
過去記事はアーカイブのマガジンを購入しても読むことができます。
_________________________
『カンフーラビット』の幻の3作目とは?
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?