『影と刻罪のテュシアス』衣装に関してのあれこれ
空想嬉劇団イナヅマコネコNo.6
『影と刻罪のテュシアス』
公演終了から3ヶ月弱。
映像配信の購入期限も12月20日までと迫ってきました。
購入、ログイン後1ヶ月は見放題です。
是非。
◼️衣装のお仕事
今回はじめて、衣装担当も務めました。
衣装担当というと「え!?衣装作るの!?」と言われることが多いですが、
イナネコの場合そんなことはありません。
(団体によって変わると思いますが)
演出の岡本さんの指示のもと、
既製品を購入したり、
それらを改造していい感じにすることがほとんど。
一から作ることはほぼ皆無です。
以下、改造の一例。
と、こんな感じのことをやってました。
裁縫は子供の頃から好きなのでこういう作業は苦ではないですが、
実は被服の知識はほとんどなく。
今回のことで色々と勉強になりました。
あ…
今回ひとつだけ、一から作ったものがありました。
トリスタン・フレイルーディア23世のマント。
作成開始から公演期間中まで、苦労の絶えない作品でした。
あの肩当てってエポレットと言うのですね。
◼️衣装の選定
どういう衣装にするかは基本的に演出の岡本さんがざっくりと決めます。
その決定のもと、私が候補を探しだし、OKをいただいて購入、という流れです。
なので、色などの細部には私のこだわりも反映されております。
私が可能な範囲でこだわったのは以下の通りです。
○テーマカラーを決める
キャラクター各々は勿論、
国ごとにも(私のイメージによる)テーマカラーを決めました。例えば、
《ソルディニア王国》
ソル=太陽→暖色としての赤と黒、濃い色
《フレイルーディア王国》
フレイ=豊穣⇒大地と水と風→寒色としての青や緑、薄い色
みたいなざっくりとしたイメージを持ちつつ、それをほんの少しキャラクターにも反映させました。
(勿論例外も多々あり)
トリスタンのマントの色とキグアスの(王子になったときの)スカーフの色を水色にしたのもその一例です。
○色かぶりを避ける
同じ色を使うのは仕方ないにしろ、同じシーンに立つキャラの色かぶりは(なるべく)避けるよう心がけました。
おかげでこんな派手…華やかになりました。
◼️終わりに
『影と刻罪のテュシアス』に関しては、これでひとまず最後といたします。
今更ながらになりますが、出演者の皆様、スタッフの皆様、舞台・配信でご覧になったお客様方、そしてイナヅマコネコの劇団員の皆様、誠にありがとうございました。
もう来年の次回公演に向けて動いているところです。
次回もまた、お楽しみに。
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