『人生を半分降りる』中島義道
こんにちはNeiroです。
何度となく紹介している、『人生を〈半分〉降りる』中島義道・著。
昨日から再読しています。
この本は私のストレスバロメーター。
疲れている時、何もかも投げ出したくなった時、人恋しくなった時、人に理解されたいと思った時に必ず手に取り(無意識)、
〈半隠遁〉な人生を送りたいと心から思うのです。
〈半隠遁〉な暮らしとは、半分隠れて暮らすこと。
人と合わせることや、人前に出ること、人として成果を出すこと、など、社会と交わることを半分辞めること。
全くのゼロにすることは、現代人にはなかなか難しく、世俗的なことからはなれ山奥にこもるような生活はすぐにはできないので、この半分降りることを筆者は勧めています。
その心意気だけもっているたけでも、ひとのしがらみから解放されると言う本なわけですが…
大体100%うなづきながら、
あぁいいなぁ,いいなぁと思いながら読んでいます。
自分だったらどこをどう取ったら、
半分で暮らせるのか、考えてみるのですが、どれも中途半端になりがちで、
中島さんの言う半分のそのまた半分くらいだろうなと感じるのです。
自分が不快だと感じる事柄からは全部降りてしまい、半分だけ世俗的なところに身を置いて、もう半分は傲慢さをもって世間を野次るこの本が、疲れた時に心地よい 笑
人とつながることが猛烈にうれしい!たのしい!と言う人には受け入れ難いかもしれませんが、そう言う人の中にもきっと、
いいなぁ、そんなふうに言えたなら
と思う瞬間はありそうです。
私がそうだったから 笑
人のつながりはすごく大切だし
多少の無理があってもご縁は大切
そんなふうに思っていても、
この半隠遁にはやはり憧れるものです。
では!
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