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Will Smith - “Big Willie Style” (1997)

ライター:かずきだよし

初投稿は人生で初めて買った4枚から1枚を。

「アラジン」のジーニー役で、ラッパーだったことを世間に再びアピールできたThe Fresh PrinceことWill Smithのソロ初作。
元相棒のDJ Jazzy Jeffとリハしてる動画が公開されたり再始動にも期待。

グラミー受賞暦もある彼のラッパーとしての特徴は、シンプルにラップが上手い。オールドスタイルも歌うフロウも器用。大ネタをまんま使う。NとかFを使わないこと。汚い言葉を使わないことでEminemにディスられてラッパーとしてのプロップスを失った感も。


完全に余談ですが、小学生の時に学級新聞のアンケートで「好きなアーティストは?」の問いにウィルスミスと答えました。
後日貼り出された新聞を見るとランキング外にフィフスミス(1票)と書かれてました。


2. Y'All Know
ひたすらセルフボースト。世界屈指のナルシズムがビンビン。

3. Gettin' Jiggy Wit It
Sister SledgeとThe Bar-Kays使いの全米1位獲得曲。アゲ。
ピッチフォーク様に90年代ワースト曲7選にチョイスされてしまう。解せぬ。

5. Chasing Forever
Stevie Wonder使い。
現愛妻Jadaへのあまーいラブソング。

8. Miami
The Whispers使い。マイアミを讃える、最後までテンションで乗り切る地域密着アゲ歌。

13. Just the Two of Us
数多のカバーが世に溢れるGrover Washington Jr.をフックまでまんま使い。
カーダシアン家よりもパワフルな現Smithファミリー誕生前、前妻との子供へ捧げる曲。
「時代の変化についていけるように頑張る。パソコンに入ったCDはどこ行くか知ったかぶる」って歌詞は現代ではもう出てこない。
名曲。

15. Big Willie Style
TLCの故Left Eye参加曲。
これがウィル様のスタイル。

16. Men In Black
Patrice Rushen使い、自身主演の同名映画主題歌。
ハリウッドで主演も主題歌も両方できる人(やらせてもらえる人)はほとんどいないからやっぱりスター。
歌詞は映画観てない人には意味不明の地球防衛歌。


90年代ヒップホップの1つの在り方を体現した過小評価な作品。
聴かず嫌いは損。ポップで毒気ゼロ。
今でもたまに聴いてます。ダサいかクールかは自己責任で。

#レビュー #Hiphop #WillSmith #BigWillieStyle

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