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一時帰国2024-5④チェックインに翻弄される復路
今更だけど完結していなかった一時帰国シリーズ。ラストです。
過去の記事はこちら↓
フライト前日にオンラインチェックインを試みる
年も明けて1月上旬。年末年始を夫実家と自分の実家で過ごし日本を堪能してからフランスに戻ります。
復路は地元石川からのフライトになるので、小松→羽田(NH758)、羽田→ミュンヘン(NH217)、ミュンヘン→リヨン(LH7410)というルート。そして今回は小松→羽田→ミュンヘンがANA運行便ということで、ANAのアプリからオンラインチェックをします。…が。
チェックインできませんでした。なんで???
「フライトの24時間前からオンラインチェックインが利用できます」って通知きてたやん。おかしいなぁ…
時間を少し置いてみたり、当日の朝にやってみたりしたけど全然ダメ。
うーん、インボラ狙うならオンラインチェックインしといたほうがいいんだけどなぁ(そこ?
何度やってもダメでどうにもならんので、仕方なく空港カウンターでチェックインすることにしました。
18:40発の便で、国内線だけど一応国際線乗り継ぎだし、とっとと空港に向かいます。
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石川は1/8から大雪の警報が出ていて、10日にかけて強い冬型の気圧配置で天候が荒れ、フライトが遅れる可能性もあったので出発の2時間前に空港へ。結果的にはよかったです。早め行動大事。
カウンターでスタッフ右往左往
到着して早速ANAのカウンターへ。パスポートとeチケット控えを渡し、チェックインをお願いします。そしてここでも問題になる紙っぺら滞在許可証…(往路編参照)地上職員さんは3人いらっしゃいましたが、皆で頭を寄せ合って何やら相談し始め…
「あちらに座って少しお待ちいただけますか?」
どうやら時間がかかりそうです。
ベンチに座って母としゃべりながら待つこと数十分。
「お待たせいたしました。どうぞ」
カウンターに戻って聞いてみると紙っぺら滞在許可証やら何やらがやはりややこしくて、羽田に確認の連絡をしたりしていたそう。お手数おかけしました。
チェックインできない!?
そして搭乗券を渡されたのですが、ここで告げられた驚愕の事実。
「実はリヨン行きのエアドロミティがなかなかつながらなくて…チェックインができなかったので搭乗券が一部発券できませんでした。お手数ですがミュンヘンでエアドロミティ(ルフトハンザだったかな…忘れた)のカウンターに行って発券していただけますか?」
えっっっ
そんなことある!?!?
小松空港のANAスタッフさんによると「エアドロミティがつながらないのはよくある」そうです…うそやろ。んなアホな。
ちなみにエアドロミティって今回初めて使ったんですが、ルフトハンザ系列のイタリアの航空会社で、主にEU圏内を飛んでいるとか。知らんかった…
いやそれはいいとして、チェックインできんかったって何なん!?オンラインでできなかったのももしかしてそれのせい?
ミュンヘンでカウンター行けって、それは1回出口を出るの?乗り継ぎカウンター?わからん!!
スタッフさんに聞いてもとにかくカウンターに行ってくれとしか言わないし、わたしパニック。
それなのに荷物は最終到着地のリヨンまでスルーで運んでくれるという。
もうわけわからん。
でも実際手元にきたのは小松→羽田と羽田→ミュンヘンの搭乗券だけ。
仕方ない。
とりあえず荷物を預けて両親と別れ、保安検査を通って一息ついたら、あとは経由地でチェックインしなおすのにカウンターへ行くときはどうしたらいいかとか、ミュンヘンの空港内の地図とかを検索しまくる( ;∀;)何でこんなことに…
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羽田に救いの神がいた
不安たっぷりのまま予定の便に乗り、羽田に到着。国内線から国際線の乗り継ぎはいったん制限区域を出るみたいで、順路の通りに進んでいったらちょうどANAのカウンターの前に出ました。これはラッキー!
羽田はオンラインチェックインか自動チェックイン機がメインみたいで、カウンターはほぼ荷物を預けるだけのようでしたが、カウンター前にいたスタッフのお姉さんをつかまえておそるおそる聞いてみた。
私「あのーすいません、今小松から着いてこれからミュンヘン行きに乗るんですけど、小松でミュンヘンからリヨンの便が発券できなかったんですけど…」
スタッフ「あ、それならここで発券できると思いますよ~。こちらにどうぞ」
うそーん!
あっさり告げられて拍子抜け(@_@)
自動チェックイン機をてきぱきと操作するお姉さんが頼もしすぎる。神!
そして無事リヨン便も発券できたのでした。よ、よかったー!!!
言葉もわからん海外の空港でどこに行ったらいいかわからんっていうのは本当に困るんよ。しかも空港って制限区域とかあっていったん出たら戻れなかったりするし、にっちもさっちもいかなくなったらしゃれにならん。。。本当に発券できてよかった。
じゃあ小松でできなかったのは結局何やったん?て思うけど、国際線もあるとはいえ、地方の小さな空港からルフトの子会社へのアクセスがしづらかったのかもしれません。でも一応エアドロミティもルフト運営で、ルフトとANAは同じスターアライアンスなのでそんなことある?とも思ってしまうけど。ま、過ぎたことをどうこう言っても仕方がない。
今後はよくよく便を選ばねば。
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貝出汁ラーメンおいしかった
羽田→ミュンヘン便
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往路で翻弄された座席ですが、復路は復路でなぜかeチケット発券の段階ですでに座席が決まってました。なんで???
今回の一時帰国は往復ともに1回も自分で座席選べなかったうえに通路側が一回もなかった…窓から景色眺めるの好きなのでかなしい
そしてまた3-3-3配列のど真ん中ですよ。もう勘弁してください( ;∀;)
とことん席運がないわぁ。。。
往路でいい思いをして復路もちょっと期待しちゃったけど、まぁそう都合よくいくわけもなく、指定通りのエコノミーでした。ざーんねん!
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機内食はこうやって見るとさすが日系、バランス取れてるなぁ。ルフトハンザとの差が(笑)
ちなみに右隣のドイツ人らしき若い女性はベジタリアンミールを事前予約してたみたいで、別のもん食べてました。ベジタリアンも大変ね。
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早くロシア上空通れるようになってほしい
復路は夜便だったので、ちょっとは寝られたかな?といっても細切れに1~2時間ずつ、多分合計5〜6時間くらい。あんまり続けて寝られないのは変わらず。
今回はちゃんとイヤホンが使えたので、エンタメも楽しめました。
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2回目の機内食の後、お膳を下げてもらってからスマホのSIMを入れ替えようとしたらテーブルがちょっと濡れてて。バッグからティッシュを出そうとしたら左隣のしゅっとしたイタリア系の男性が何も言わずさっと紙おしぼりを出して渡してくれました。惚れてまうやろ!
てかタイミングよすぎて旦那かな???みたいな。
ジェントルマンが過ぎる左隣の男性、彫りが深くて彫刻みたいなイケメンでした。眼福。
ミュンヘン到着、イミグレは
問題なくミュンヘンに到着し、保安検査へ。と、ここで手荷物のバッグが引っ掛かり、試験紙みたいなのでバッグをぬぐって機械に通されてひやひやしました…あれって薬物検査では??
何か問題のものでも紛れ込んでたのかしら…と思ったけど大丈夫でした。びっくりさせんといてー!
そしてまたしても問題のイミグレ(入国審査)。
今回は髭もじゃで赤ら顔の陽気なおじさん。朝早いので元気よく「Morgen!」とドイツ語で挨拶してパスポートと紙っぺら滞在許可証を渡します。ドキドキ。
おじさんはパスポートを機械に通して紙っぺらをちらっと見た後、隣の職員のお兄さんと何やら話し、笑いながら豪快にスタンプをバン!と押してくれて、あっという間に入国審査完了(笑)
出国とは逆の対応にびっくり(;^ω^)いいんかそれで(笑)
そんなわけで一人の入国審査は何の問題もなく通過。
毎回不安になりすぎる自分、心配性すぎるのかな?
ターミナルをぶらぶら
早朝6時過ぎに着いてイミグレを抜けるのに1時間もかからず、次に乗る便は10:50。暇すぎるのでターミナルをぶらぶら。
ちょうど日の出前で朝焼けがきれいでした。
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それにしても広い!
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売店や免税店も一通り見て回ったけど、機内で朝ご飯を食べたのでお腹も空いてなくて、何も買うものもなく。プレッツェルのサンドイッチが美味しそうだったな…残念
荷物が動かない
ターミナルが空いてるのをいいことに、靴を脱いで足を上げてむくみを緩和させようとしてみたり(足めっちゃむくんでパンパンやった)、ターミナルの端から端まで歩いてみたりして時間をつぶしていたらあっという間に搭乗時間に。
ところが。ロストバゲージ対策にスーツケースにAirTagを入れていて、空港に着いたら位置をチェックしているのですが、搭乗時間近くになっても荷物ターミナルと思われる場所から荷物が動かない。あれ???
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何回更新しても全然動かないのでだんだん焦ってくる。ルフトハンザはコロナ禍あたりでロストバゲージの話をめちゃめちゃ聞いたので、これまた不安すぎる。本当に大丈夫???
ついに搭乗になっても動かない荷物。えーい、聞いてまえ!
搭乗ゲートを通ったところにいた男性スタッフに「すいません、私の荷物ここにあるままなんですけど…」とスマホの画面を見せると、スタッフに何か言われた。けど英語聞き取れなかった(;^ω^) たぶん「今載せるんで大丈夫ですよ」的なことを言ってたんだと思う(ほんとか???
ちょい不安を残しつつも、バスで駐機場まで移動。寒かった!
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荷物ボックスに頭ぶつけるタイプのやつ
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搭乗したらわたしの席(窓側)に何故か日本人の若い女の子が座っている。わたしはほぼ最後に搭乗したので、隣は乗ってこないと思ったのかな…
指摘してどいてもらうのももうめんどくさいので、空いてた通路側に座りました。とことん座席に恵まれないな…まぁいいんだけどさ。
席に座ってから確認したら、荷物はちゃんと機体の近くまで来ていました。よかった…
しかしAirTag便利ですね。フランスに帯同するってなってから買いましたが、荷物の現在地を確認できると安心する。不安にもなるけど(笑) AirTagのおかげでロスバゲから現在地を特定して荷物を返してもらえたとかいう話も聞くし、仕込んでおいて損はないと思います。
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鮮やかなピーコックグリーンが可愛い
リヨン到着。おつかれさま!
ミュンヘンからリヨンまでは1時間20分であっという間。荷物をピックアップして迎えに来てくれた夫と合流して帰宅。
ちなみに戻りはしっかり時差ボケして、1週間くらいは夕方に眠くなってました(笑) 時差ボケ対策はどうしたらいいんやろなー。
というわけで長々と書き連ねましたが、いかがでしたでしょうか。
不安すぎて一人で右往左往していたフライトでした。それにしても旅慣れしてなさすぎる(笑)
ま、わたしが心配性すぎるだけなのかもしれませんが…だいたいがたいしたことないし問題なく終わるんでね。
繰り返しになりますがわたしは英会話は本当にちょろっと(読むほうはそれなりにできる)しかできないので、海外で一人でトラブルに遭ったら自力で解決できる自信がないのです…胸張って言うことじゃないけど。
中国語は最終的にHSK5級まで取ったのでそこそこ喋れるようになったし中国の国内線も余裕で一人で乗ったし一人で国内旅行もしましたが、ヨーロッパはまだそうはいかないなぁと。
フランス語の勉強も始めていますが、もしかしたら英会話ができた方が有利かもな…などと思いつつ、これからも適当に流しながら過ごしていくと思います(いいのかそれで
長い道中記を読んでいただきありがとうございました!
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おつかれさまでした