見出し画像

「続ける」ことの大切さ。

こんにちは。neige+の猪俣です


最も大事なことを書き忘れていたので、あとから書き足してみました。

実はこの私、今のブログを始めるまで、ハンドメイドにかかわるまで、何一つ長続きしたことがなかったんです。

何を偉そうなタイトルをと自分の文章を読み返して書いてます(苦笑)

子供のころから多趣味で、いろんなことにチャレンジしてきましたが、どれも中途半端で終わることほとんどで、極めたことは一つもなく、特に何が好きかって聞かれても、刺繍も編み物もDIYもお菓子作りもどれもそこそこ出来たので、自分が満足したらそれで完結というものがほとんどでした。

だから今、同じことをし続けてる自分がいて、活動17年目に入るなんて自分自身がびっくりです!まさに「続けること」の大切さを実感しております


皆様は目標をもって長く続けていることはありますか?

それは好きなことですか?

仕事ですか?

もしかしたら、気づいたら叶っていた。なんてこともあるかもしれません

たとえ、まだ願いが叶っていなかったとしても、続けていたことで得られたことが多ければ多いほど心は満たされていることかと思います。

何のために続けているのか、ちょっと立ち止まって振り返る機会を持つのもいいかもしれません。

ということで、今日は私が長年信念をもって続けてきたお話を書いてみたいと思います。

画像2

東京オリンピックも終わり、アスリートの方の姿やインタビューの言葉などからパワーをたくさん頂いております。

その中でも、一番心に響いた言葉が「どんなに辛いことがあっても努力を続けることをあきらめないでよかった」

この言葉ってアスリートにかかわらず夢や目標がある方には心に響く言葉じゃないかななんて思ってます

私も自分が目指すものがある中で、努力する方向を間違えないように常に前に進むことを信念にしています。

もちろん迷いがなかったわけではないですが「止まらない」で続けてきたことで今があります

「継続は力なり」

昔からよく聞く言葉ですが、この言葉通りだなーって感じることがここ数年本当に増えました。

2005年に始めた当初から今のような未来を見据えていたわけではなかったのですが、気づいたら夢を持ち、それに向けて前に進んでいたという感じです。

少しずつブログを続けている中でお仕事をいただくようになったり、自分が目指すものが何かに気づき始めてからは、どうやったら多くの方に自分の発信することが届くのかと考え、結果がすぐに伴わなくても動きを止めず、続けることを信念にしていたら今の自分が活躍できる場所が確立していきました

ただそれは、単純に続けるということだけではなく、自分が長く続けられる方法を自然に選んでいたようにも思います。

続けていたことで気づいたこと


メッセージなどから、公開していた作り方をきっかけにブログを見始めた方や、レシピを活用してます!など、たくさんのお言葉をいただくたびにつづけてきてよかったなーって感じることもここ数年本当に増えました


ブログのスタートは2005年4月〜

ブログを始めたとき「一日1投稿」自分がその日に作ったものを紹介するというリズムをつけてから現在に至ります

もちろんお休みすることもありましたが、はじめた当初はまさかこんなに長く続くなんて思ってもいませんでしたし、いただいたコメントのお返事でも10年後続けてるかなーなんて書いていたことも覚えてるくらい、10年後に今のブログの未来があるなんて想像もしていませんでした。

2021年8月現在で、なんとブログを書き始めてから17年目となりました!

こんなに続けてこれたのはもちろん自分だけの力ではなく、画面の向こう側にいる読者の方を感じられるようになったからです。本当に感謝しています

これまでにも本当にいろんなことがあって、当時からみてくださってる方にとっては私の成長をずーっと見届けてくださって本当にありがたい限りです!

時々過去に遡って全部読破した!なんてメッセージをいただくこともあって本当にびっくり

私の公開日記ですね。

中でも一番嬉しかったのは、コメント欄を通じて読者の方同士の交流が始まったことに気づいた時です

まだまだSNSが盛んではなかった頃はブログのコメントの行き来で交流を深めていた頃がありました。そんな同じ趣味を持つ人が共通の話題で繋がるのはネット社会ならではな光景でとても嬉しかったです

続けていたら変わってきたこと


最初は特に目標なんてなかったんです。

「1日1投稿」だけをその日の目標にしていたので、まずはその日やることとして続けていた感じです。

それでも、気づいたらオンラインショップで販売するようになったり「いつか雑誌に載りたい」という欲?というか夢?というか憧れ?のような感情が芽生え始めて、そうすると今度は「見せる」ために撮影方法も変わっていったという感じです。

もっとおしゃれに見せるにはどんなアングルがいいのかなーとか、明るさはどのくらいなんだろうとか、いろんな作家さんのブログを見ながら撮影方法を自分で工夫していったという感じです。

当時の写真と今の写真を比べるとびっくりするくらい違いが歴然です。もちろんカメラの機能もあると思いますが、アングルや明るさなどは機能が整っていなくてもできたこと。

初の手芸誌掲載は「COTTON TIME」

そして2006年素人ながらも、自分なりに工夫して撮影した写真をコットンタイムに応募したら、なんと編集部の方の目に留まり作品制作のご依頼をいただいたんです!

記憶の中ではこの写真を送った気がします。懐かしい2006年ブログです

菊池しほさんの本に出会ってから自分のやりたいことに気づき、
憧れて布あわせを始めたその当時
30過ぎて夢を持つことは決して遅くはないんだと、たくさんの励みになりました

そしていつの日からか、身近な方の作品が購入したハンドメイド雑誌に掲載されてるのをみて
あんな風にいつか自分の作品が掲載されたらいいなぁ~
なんて想いを友達に話していたらCOTTON TIMEの裏表紙で作品募集をしているのを見つけて、勇気を出して応募してみたのがきっかけで、編集者の方にお声をかけていただき、私の作品が紙面デビューしました

お電話いただいた時はそれはもう大興奮で、電話口で感極まっておりました。夢中になってデザインを考え、翌年、ちょうどブログをはじめて2年後の春号に掲載となりました

ブログのタイトルにも物語ってるほど、読者の方に支えられての掲載です。

表紙にチラリと掲載が叶った瞬間!


そこからは年に1度ご依頼をいただくようになり、今度は表紙に載りたいというムクムクとした憧れを持ち、いただいたご依頼を丁寧にこなしていたらなんと3冊目にしてチラリと表紙に!もうこれだけでも大興奮でした!

ブログで作り方公開スタート(フリーレシピ)

そして、雑誌に掲載されるようになってから少しずつ自信もついて、はじめてブログで作り方を紹介したのが2008年「平面マスク」

これが多分レシピ紹介の今の原点になるのではないかなーと思います。

作品を紹介していると、作り方を教えて欲しいというリクエストもコメント欄から時々いただくようになり、自己流で本を参考書にして作ってきたので身近な友達に教えることはあっても、ブログなど不特定多数の人が見る中でこんな素人が公開していいものかどうか悩みましたが、紹介したことで多くの方が喜んでくださったので、結果的にはレシピ公開にはいい形としてスタートとなりました。

そして、このことがきっかけになったのかどうかはわかりませんが、1年に1冊だった掲載が急に年に数冊もご依頼をいただくようになり、自然と著書を出版したいという夢につながっていきます。

急にご依頼が増えたのはちょうど震災のあった2011年頃だったと記憶しています。

ご依頼いただく度に、何をきっかけに私を知ってくださったのかと伺いますと、本屋さんに並んでいる誌面をたまたまみてお声掛けくださったとのこと。掲載のご依頼をいただくたびに自分の個性と作風を変えずに続けていたことで掲載に繋がったことに気づき、次につながる励みになりました。

でも、それまでにも続けていたブログではなかったのはちょっと意外でした。ブログは自分自身にとっての架け橋だったのかもしれません

最初はドキドキしながら公開していた作り方も、現在までに多くのフリーレシピを紹介させていただくようになりました。

過去のログを見ると不安そうな自分がいますが。。。

今は自信持ってご提供できる内容です。現在は動画などに変えて紹介できるように進めているものもございます

画像1

そして今年に入って特に力を入れて続けていることは「オンライン講座」です。

YouTubeはその入り口になったらいいなーと思い、もっと多くの方に気軽に手作りをするきかっけになればと、ブログと同じように常に初心者様目線に立ち、一番見たい部分を見せていく動画づくりを心がけています。

まだまだ始めたばかりの新参者ですが、続けていくことで必要な方のもとに届いていったらいいなーと思っています。

私のように独学でも努力を続けることで自分の仕事に変えて行けたように、私の動画がきっかけで誰かの趣味になりそれがやがて未来に繋がるきっかけへと発展していったら、その架け橋になれたという意味で私はとても幸せです。

もし、まだ何から始めたらいいのかわからない方は、一番身近で自分が好きなことから見つけてみるのはいかがでしょう?


本日も長文を最後までお読みくださりありがとうございました


2021.8.23

手芸講師 neige+® 猪俣友紀


neige+® 猪俣友紀




いいなと思ったら応援しよう!