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「ハンドメイド作家」の定義とは?


こんにちは。neige+の猪俣です


今日は「ハンドメイド作家」の定義についてお話したいと思います。

結論から言うと「ハンドメイド作家」の定義はありません。

って...

言ったら終わっちゃうじゃないのーっ

ってことで、自分の経験から少しお話ししたいと思います


「ハンドメイド作家と言えるようになるまで」


ハンドメイドで販売をされてる方は、自分の活動を誰かに表現する時どんなふうに伝えていますか?

SNSなどで「ハンドメイド作家」ってプロフィールに書く時どんな気持ちがわいてきますか?

「作家」って・・・


ハンドメイド作家っていつから自分で言えるようになったのか、ちょっと振り返ってみました。

今だったらminneやcreemaといった手作りサイトがあって、始めようと思えば手作りを販売するチャンスはいくらでもあると思いますが、果たして販売をしているだけで自分のことを「ハンドメイド作家」と言えるのかって迷ったり悩んだりしたことはありませんか?

私自身も自分の活動を表現するとき「作家」と言っていいものか悩む時期がありました。


もう15年も前の話ですが、HP時代から仲良くしていた友達とオフでも交流が続いてて、ちょうどそんな話題をしたことがありました。

その友達は当時、編みぐるみを作って委託販売をしていました

その時でた結論は・・・

「自分自身がそう思えた時がその時」

だったんですね。

ただ、、ちょっとこれも???なところが実際はあって、結局モヤモヤしたままではっきりとした答えは見つけられなかったんです

そして、その数年後、ハンドメイドで本格的に活動していこうと決めて開業届を出しに税務署に行った時のことです。

「普段は何をしていますか?」「職業は?」って税理士さんに聞かれて

「ハンドメイド作家です」って伝えたら

難しい顔をされてそれは職業にはならないですねぇって言われました。

「作家」って執筆活動されるような方を指していたそうで、どの職業にあたるのか一緒に考えてもらったことがありました。今はどうかわかりませんが、その当時そう言われたので「手芸講師もしています」ということで「neige+」の屋号を取得したと言う経緯があります

結論を申しますと、「ハンドメイド作家」と言うのは自分自身の活動を表現するために使う言葉としての肩書きなので、結局、最初に友達と話していた通り

「自分自身がそう思えた時がハンドメイド作家と言える時」

なのだと思います。


となると、「ハンドメイド作家です」って自信持って言えるようになった時こそ、ご自身がステップアップしてる時なんだと思いませんか?

目指すところを「ハンドメイド作家」にされてる方はご自分で言葉にした時違和感を感じなくなった時がその時なんだと思います

是非そんな風にして「ハンドメイドクリエイター」を目指してみてくださいね!(横文字にするとより響きがいいですよ)


最近の私は講師業もメインになってきて、もの作りより本の制作が増えたり、今までとは少し進む方向が変わってきていますが、根本にあるものは、これからも「ハンドメイド作家」として活動し、アウトプットの場として「手芸講師」としても成長しながら、これからもステップアップできるように細く長く続けていけたらいいなと思っています。

最後までお読みくださりありがとうございました


2021.5.9 猪俣友紀

note: neige+®︎ 猪俣友紀



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