令和と格差と多様性
平成には、国の内外にも天地にも平和が達成されるという意味が込められていたそうです。
極端な言い方をすれば、一つにまとまるといった感じでしょうか?
その一方。
枠にハメられるのが嫌だ!
多様性だ!個を認めろ!
という思想が広まったからでしょうか。
今度は令和の世の中です。
令和にはさまざまな意味が込められているようですが、簡潔な英語訳である、Beautiful Harmony、美しい調和という意味をもとに考えます。
美しいということは、同時に醜いも存在します。
美しさが増すほど、それと比較して醜さも増してしまうからです。
美しさのレベルが5個しかない世界なら、レベル1に存在する人は下位20%です。
ところが、美しさのレベルが10になった世界では、レベル1に存在する人は下位10%になってしまいます。
このように考えると、美しさは格差の象徴のように感じられます。
美醜で考えてしまうと、やはり格差は良くない、平等が良い。
そんな風に考えてしまいがちです。
ところが、昨今では多様性という便利な言葉が流布しています。
物事の性質や状態が細分化されていると捉えると良さそうでしょうか。
とはいえ、Beautiful と Harmonyですから、美しさ≒格差、と調和ということで、格差ありきの調和と考えることもできます。
実際、経済的な格差は拡大している印象を受けます。
そして、それでも経済は今日も成立しています。
ですから、従来のように、みなが同じ方向に向かっていく必要はありません。
さらに言えば、みなを同じ方向に向かわせる学校教育が正解ではありません。
学校教育に適性があり、そのままの進路を進める人はそのままの方向性で生きれば良いのでしょう。
一方、学校教育に適性がない人は、学校教育の先にある方向性の人生においても適性がある可能性は低いです。
そこに悲観する必要はありません。
学校教育以外の方向性に、その人の適性がきっとありますから。
格差が生じ、細分化されることによって、レベルが5個ある世の中において、レベル3と4の間にいてどっちつかずで居心地が悪かった人が、レベルが10個ある世の中になったことで、レベル7という最適な環境を見つけられる可能性もあるわけです。
令和において、格差ありきの世の中になっているなら、あなたが適材適所となり、あなたらしい人生を過ごせる環境、人間関係を見つけましょう。
そうすることで、あなたが生まれる前に決めてきた今世の宿題を果たすことに繋がります。
あなたらしい人生を過ごすためにも、まずは人生の方向性を本来の状態に戻しましょう。
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