墓参りの本当の意味とは?ーー知らずに祈る危険性
運氣が下がっている時はお墓参りに行きなさい。
お墓参りをすると良いことがある。
そんなことを、たまに見聞きします。
本当でしょうか?
実は、墓参りをすると運氣を下げられていただけだったり、霊との共依存の始まりだった。
そんな可能性があります。
では、なぜ墓参りをすることで運氣が下がってしまうのでしょうか?
その理由は、邪神に祈りを捧げているようなものだからです。
良いことを起こしてくれるなら、良い存在ではないか。
墓に眠る、ご先祖様が私を助けてくれた!
そんな風に思っているのかもしれません。
ですが、墓にいるのは、あなたのご先祖ではありません。
なぜなら、肉体から離れたご先祖たちの魂はあの世に戻りますので、墓にはいません。
百歩譲って、あなたのご先祖の中に、この世に未練があって地縛霊化している魂がいるとしましょう。
そうした地縛霊たちは救いをもとめて子孫たちにかかります。
つまり、墓にはいないということです。
それでも、お墓参りをしたら良いことが起きたと言って、墓参りを他人に勧める人間はいると思います。
ですが、墓参りをして良いことが起こるのと同時に、わたしたちはリスクを負うことになります。
墓参りに行かなくなると、今まで起きたできごとの分だけ悪いできごとが起きる可能性があります。
邪神には、人間にできごとを起こす力があるのですから、悪いできごとを起こす力もあるわけです。
どうして邪神はそんなことをするのでしょうか?
ここからは私の仮説です。
おそらく、邪神にとって、人間の念が生きる糧になっているのだと思います。
人間が邪神に念を与えなければ、邪神の力は弱まるでしょうし、忘れられたら消滅してしまうのかもしれません。
ですから、邪神は自分の存在を忘れられないように、墓参りにきた人間に良いできごとを起こし、墓参りする動機づけをします。
マッチポンプというか、共依存というか…。
「最近、どうして良くないできごとばかりが起こるのだろう?」
「そうだ! 墓参りをしていないからだ」
こう思わせることが邪神の目的です。
しかもこの邪神、念をもらうのに必死ですから、子孫にまで影響を与える可能性が考えられます。
親が熱心に墓参りをして現世利益をもらっていた分、親が他界した後に子が墓参りをしなくなったら、そのツケが子に相続される。
もしそうなった場合、子孫はたまったもんじゃないと思います…。
このように、長期的にみると、墓参りをしない方が望ましいです。
では、いきなり墓参りをやめて邪神による悪いできごとが起きないようにしたい。
そんなあなたは、霊障を解消しておきましょう。
そして、墓に眠っていると思っていたご先祖を、本当の意味で供養してください。
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