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EKTAR H35というフィルムカメラが予想以上に良かった話

普段、写真といえばiPhoneやSONYのデジカメでパシャパシャと撮ることが多いのだが、フィルムで撮ると自分の写真にどんな変化があるんだろうという疑問を持ち、この夏にEKTAR H35というKodakのフィルムカメラを購入した。そのビジュアルに惹かれたのはもちろんだが、価格も7000円程度だし、ハーフカメラということもあって2倍の枚数撮影ができるというコスパの良さから何となく選んだ。カラーバリエーションも豊富で、緑っぽいカラーのものと悩んだが、僕は定番のブラックにした。

EKTAR H35

結論から言うと、このフィルムカメラ、買ってほんとに良かった。フィルムでの撮影ということで、現像するまでどんな絵が撮れたか分からない。そのワクワクさが楽しい。デジカメなどでの撮影だと、連写してたくさん撮ってしまうシーンでも、フィルムカメラだと魂の1枚、しかもその場ではどんな写真か分からない。この不便さが楽しいのだ。デジカメだと1枚あたりにかかる費用はタダみたいなものだが、フィルムは現像することも考えると結構な費用になる。その事実も一回一回のシャッター体験をより価値のあるものにしてくれる。これはかなり僕にとって大きな違いに感じた。そしてなんと言っても軽い。EKTAR H35は持ち運びに何の苦もない。ポケットにサッと忍びこませればいいのだ。フィルムカメラで写真を撮ってみたいと思っている方にはぜひお勧めしたいアイテムだ。
(基本的にフラッシュはよほど明るい所以外では常に付けた方がいいと思う)

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