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「負けない投資×3年で2倍」銘柄分析2025①コロンビア・ワークス(146A)
2025年の「負けない投資かつ3年で2倍が狙える銘柄~第1弾~」は、コロンビア・ワークス(146A)です。事業内容、投資対象としての魅力に触れ、負けない理由および3年間で2倍が狙える可能性を解説します。(令和7年1月18日時点のデータをもとに作成 株価3,540円)
※本記事は個人見解による個別株の銘柄分析であり、特定銘柄の購入を推奨するものではありません。個別株への投資は自己責任でお願いします。
○事業内容
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コロンビア・ワークス株式会社(以下「CW」)は、「ユニキュベーション(Uniqueness(面白さ)とIncubation(育成)を組み合わせた造語)によって想像と体験のサイクルを生み出し人が輝く舞台を世界につくる」というミッションを掲げ、不動産開発を中心に、不動産賃貸管理、ホテル運営、アセットマネジメントを展開している企業になります。
ここからはCWの投資対象としての魅力を解説します。
○投資対象としての魅力①~負けない投資~
(1)需要が旺盛な不動産事業に注力
CWは不動産開発を中心とした事業構造ですが、マンションだけでなく、ホテルや診療所の開発も行っており、土地に応じて最大限の活用方法を選択できるという強みがある会社です。
都心部マンションの盛況に加え、2024年に過去最高を記録した訪日客は今後も増加していくことが予想され、CWの開発形態は現在の市況にマッチしている会社となります。
(2)PER約5.8倍、PBR約1倍は不動産業でも割安。
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上場企業のPERは15倍以下が割安とされており、PER約5.8倍は、業種別PER平均(不動産業)のプライム市場約13.5倍、スタンダード市場約11.2倍と比較して、割安感があると言えます。(「日本取引所グループ 規模別・業種別PER・PBR(連結・単体)一覧 2024年12月」より)
(3)財務面も問題なし
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財務面は、昨年度よりも現金が増加し約65億円あり、販売用不動産も約47億円分所有していて、短期借入金約67億円をカバーしています。
長期借入金が約210億円と大きいですが、仕掛販売用不動産も約180億円ありますので、そこまでネガティブに考えなくてもよさそうです。
自己資本比率は27%台ですが、利益剰余金を着実に積み上げていることがうかがえます。
○投資対象としての魅力②~2倍が狙える投資~
(4)右肩上がりが見込める成長、圧倒的な営業利益率
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CWは今年上場しましたが、これまでも右肩上がりで業績を伸ばしています。特に営業利益率は目を見張るものがあり、営業利益率が10%を超えれば優良な企業と言われますが、CWは約18%を維持していて、同じ不動産企業のなかでも高い傾向にあります。
また、棚卸残高も順調に積み上げており、決算説明会やSBI証券のyoutube動画「攻めのIR」の会社紹介では、営業利益成長率20%以上を維持していきたいと話していましたので、今後の成長にも期待しています。
(5)ソリューション・ファンド型に注力し安定した収益
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CWのスキームは自社開発型とソリューション・ファンド型の2つがありますが、今後はソリューション・ファンド型に注力していくようです。
ソリューション・ファンド型は自社開発型と比較し利益率が低い一方で、仕入れから売却までの期間が短く、資産効率が高いです。この点は不動産業における売上のばらつきをカバーし、安定的に収益を生み出せるスキームです。この会社の方針については、現在好調のタスキHD(166A)と同様、非常に好感しています。
(6)東南アジアの不動産展開も視野に入れる
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CWは東南アジアの海外不動産展開も視野に入れています。国内だけで素晴らしい成長率を示しているので、更なる期待が膨らみます。
○懸念点
懸念点としては、やはり金利の上昇です。金利の上昇は借入のコストが高くなり、また、投資における期待リターンが大きくなってしまいます。
需要の高さや、営業利益率の高さを活かして、金利上昇という不安要素をカバーしてもらいたいと思います。
○最後に
投資に絶対はありませんが、CWへの投資については、損する可能性が低く、3年後には株価も成長していることが予想されます。個別株での投資を検討されている方は、本記事が検討の一助となれば幸いです。
本銘柄については、四半期ごとに分析を改めていきます。「スキ」&「フォロー」をいただけるとモチベーションにつながりますので、本記事が気にいっていただけたなら、是非是非よろしくお願いします!