また一年が終わる
インターネットの海から離れて十余年。
一昨年にいろいろ調べてようやく買ったPCは、結局青色確定申告やネット銀行などにしか使っていない。
ちょうどこの一か月、なにもかもを休んでたっぷり時間があったので、だらだらとSNSを眺めたり、ずいぶんと便利になったネット上のサービスを確認したりしていた。
なんだか肩がこる。
これは私のアンテナがそうなってしまっているからに違いないが、どこを見てもアフィリエイトの臭いがする。
生産性だけが目に飛び込んでくる。
インターネットの海から離れて…とは言ったものの、私のツイッターアカウントは一応稼働しつづけていて、日記系、現代美術を取り巻く人たち、おそらくはてな界隈、それから同業の交流発信系、仮想通貨民、がごちゃごちゃと並んでいる。
生産性のない桃源郷も、もはや広告に惑わされるタイムラインといつの間にか出来るようになっていたライブ配信によって未知の場所へと進化し始めているし、私がフォローするようになったアカウントも実益につながりそうなアカウントになっている。
いつからこんなに余裕が無くなったのかと思ったが、実際のところ社会人になってからは常に現実と向き合わなければならず、余裕など無かったのだと思う。
十年は短いようで長い。
この間に蓄積された余裕の無さは、もう私からこびりついて離れないのではないか。だって、一か月間なにもかもを休んだのに、心には少しも余裕が無い。付き合っている人との将来とかそれに伴うお金のこととか、そんなことばかりでキリキリしている。
ここでは生産性のない独り言を書くことにしよう。
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