布団は絶対領域
誰しもにあるマイルール。
それはつまり、"絶対領域"ということ。
これは何人たりとも越えられん、いや、越えさせてはならないものに近い。
他の人にはあまり理解されないけれど、自分の中では"絶対的なもの"。
それが私にとっては、例えば…布団だ。
私にとって、布団はこの世で1番癒される場所。
どんなに嫌なことがあっても、布団に包まれれば安心するし、落ち着くことができる。
なくてはならない存在だ。
それこそ、絶対的なもの。
だから、友人と旅行に行ったときに、「どっちのペットにするー?」といって、所定の位置を決めたにもかかわらず、私よりも先に、
人のベッドに乗ってきたり、そればかりか、
人の枕に足を乗せたり、
顎を乗せたりなんかしていると、
たいそう大人気ないとは分かっているけど、
「おいおい、ちょっと待ってくれ!」
と、ストップをかけて、あなたのベッドはあっちだよ。だからこのベッドには触れないでねと言いたくもなる。
別に彼女たちを汚いとか、嫌いなわけではない。
ただ、このベッドの所有者は、私になったのだから、ここは何人たりとも触れさせたくない、聖域……絶対領域なのだ。
今でこそ、だいぶ緩くなったけれど。
昔は彼氏すら、自分のベッドに乗るときは、足をウェットティッシュで拭いてもらったり、ファブリーズをかけていた。(※本当にひどいです、はい。)
ちょっと潔癖気味だったのかもしれない。
でもそれでこそ、私のマイルール……絶対領域なのである。
そんな、私の布団大好きばなし。
ねじ。