中小企業経営者、個人事業主の方へ。気軽に相談が出来る金融機関の人はいますか?〜出会い方編〜
従業員に悩みを打ち明ける訳にもいかない中小企業の経営者の方・そして一人で頑張る個人事業主の方へ。このコロナ禍で今後に不安を抱えているけど相談する人もいない、、、と思っていたら、少しはお役に立てるかもしれません。困ったときに「この人に連絡すれば大丈夫」って顔が浮かばない方は是非見てください!
ちなみにメガバンクだと当てはまらないかもしれませんのでごめんなさい。
金融機関の担当者って?
あなたにとって、金融機関ってどんなところでしょうか?
大多数の方は、お金を預けるところ、、、で終わっていると思います。
けれど、預金をしているだけでは、なかなか資金繰りや諸々のことを相談出来る担当者っていないですよね。
わけわからん金融商品売られたり、不正融資があったり、、、金融機関は今逆風だと思いますが、情報はたくさん持ってるはずです。大体のお困り事は聞いてくれるんじゃないでしょうか。資金繰りはもちろん、電気代安くしたり、自販機置いたり、なんか色々やってるみたいですよ。
担当者=金融機関の、外回り(営業/渉外)だと思って下さい。製造業や、不動産売買業など、普段から必要な運転資金の借入をされている中小企業経営者の方は、すぐに顔が浮かんでくると思います。あとは遊休土地の資産活用をされている方にも担当者がついているのではないでしょうか?
つまり、担当者というのは普段から借入が継続的に発生する企業や資産家にはいますが、逆を返せば普段借りる必要のない無借金経営の企業や個人事業主には、担当者がいない場合が殆どです。
では、どうやったら接点が持てるのでしょうか?
担当者をつけるコツ
法人の場合は、登記簿謄本や、東京商工リサーチ、帝国データバンク、預金口座情報などを元に、
金融機関の外回りが「新規開拓」=融資取引開始
の目標達成のためにアポなしで突然やってきたりします。
もし、読者の方が企業経営者であればしょっちゅう名刺が置いてあるっていう経験ありますよね?
「え?来たことない。」
という場合、もしかして自宅を本社登記地にして、別の場所でお仕事されてませんか?
外回りの人間は、登記上の住所に行って、「実態なし」と判断、その後もその情報を元に行かなくなるケースは多々あります。
本社登記地に事務所の情報を掲げる、ホームページに載せるなどしてみると良いと思います。
個人事業主の場合はハードルがもっと高いです。
正直、何の情報もありません。
もちろん、金融機関の融資窓口に行けば、対応はしてくれます。必要最低限の。けれど、彼らはどちらかというと「事務方」の人間なので積極的な情報提供は望めません。
外回りの担当者と出会うためには、やはり人脈を使うべきです。
一番は普段使っている税理士に相談するのが早いです。
けれど、税理士が遠方だったりすると、紹介は難しいかもしれません。
いやまだ諦めないでください!
「取引先も近くにないし、、、紹介してもらえるような関係ある人いないよ」
って、諦めないで下さい!
今お仕事をされているところは自社の土地ですか?それって、地元の不動産屋さんに相談してませんか?
その不動産屋さんに、金融機関の担当者がついてますよ。
小さな不動産屋さんならより良いと思います。社長の顔わかりませんか?
わからなくても、営業や事務の人でも住宅ローン等で金融機関と関わりを持っていますので、
「オススメの金融機関を紹介して下さい」
ではなく
「オススメの金融機関の担当者を紹介して下さい」
と言えば、その不動産屋さんを担当している担当者の人は動きますよ。
大手の賃貸アパートなんだけど、、、地元の不動産屋さん使ってないよ、、、という方も諦めないで下さい。
あなたが住んでいる所、近くにその大家さん住んでませんか?
その大家さんにも、間違いなく担当者がついていますよ!
税金対策で余ってる土地にアパートを建ててるんです。そしてその建築資金を金融機関から借りているはずですから。
ゴミ出しとかで会った事ありませんか?
大家さんに聞いてみたらいいんです。
そして
「○○さん(大家さん)から紹介されたのですが、○○さん(担当者)ていらっしゃいますか?」
と。ぞんざいには扱われないはずです。
既存取引先から依頼されたら、動かない外回りはまずいない
上手く担当者と連絡が取れたら、「コロナの影響で」って言えば、基本的に真摯に対応してくれるでしょう。
金融機関に赴くよりも、呼んでみましょう。
どんなことをやっているのか、初めての担当者はイメージが湧きやすいですよ。
借入だけでなく、補助金等の知識もある程度はあるはずですし、窓口の人よりも「ノルマ」と戦っているので、どうしたら上手く行くか柔軟に対応してくれるはずです。
今日はこのあたりまでにします。
次回は、「担当者、いるはずなのに全然来ないんだけど編」をお送りしたいと思います。
noteを通じて、一人で困ってる中小企業の経営者の方や個人事業主の方が、一人でもこれで救われたらうれしいです。
〜独り言〜
ちょっと今までとテイストを変えてみました。
学生さんからしたらつまらん記事かもしれません。
けど、今自分が伝えられることを考えたときに、発信をする価値はあるんじゃないか、現場の声が届けられたら。
なーんて。
反応がよければいいなぁ、、、いつか有料記事が掛けるようになりたい。
いや、価値あるものだと認められてサポートしてもらえるような記事を書けるように、かな。頑張ろ。
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