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デストパンガ杯優勝マシンでやった事やらなかった事
デストパンガ杯優勝マシンが素敵な景品と一緒に帰ってきた。
サイン入りの素敵な盾に、トパンガさんのタオル、カッコいいステッカーももらえて感激!
MOVさんのサインは箱の裏に頂きました。「優勝!おめでとうございます!!」と書いてもらえるのは私だけの特権!どうだ!いいだろう!
前置きはここまでにしておいて、今回は前回の記事で書けなかったブレーキセッティングなどについて書こうと思う。
前回の追記なので、先に前回の記事を読んで頂ければ。
前回の記事はこちら。
ブレーキセッティング
リヤはFRPのブレーキとカーボンリヤステーを貼り合わせたような状態で一緒にリヤステー取付穴にねじ止めしている。
ブレーキの位置、大きさや貼り方などはアドバンスパックやミニ四駆超速チューンナップ入門2021(オレンジ色の本)の後ろの方のページを参考にしている。
アドバンスパックはVZシャーシだけでなく、あらゆるシャーシの無加工改造の参考になるので定価で売っていれば迷わず買って欲しい。私が去年ジャパンカップ用に作ったマシンよりも速くて安定するし。説明書を読むだけでもかなり参考になるぞ。
ブレーキスポンジ色々
前回の記事で書いたモーター周りに貼ったりターミナルの接触をよくする為に貼ったのがこれらのスポンジ。厚さが違う3種類のスポンジをセットで買えばブレーキ用だけでなくこういった事にも使える。色は青でなく、ピンクでもいい。
やった事
・モーターの慣らし
ライトダッシュモーターは銅ブラシなのでハイパーダッシュなどと比べると慣らしは比較的楽。
今回のモーターは9V電池で慣らした。
細かいやり方は9V慣らしなどで調べると色々な例が出てくる。9Vの電池は100均の電池コーナーに行けば手に入るので慣らしに必要なものを入手するのも楽だし経済的。
・プロペラシャフトのギヤの位置調整
位置調整と書くと難しそうだけど、プロペラシャフトのギヤの部分をハンマー(100均のマイクロハンマー)で少し叩いたくらい。
やり方は色々なところに書いてあると思うので、気になる人は調べて頂ければ。
・ローラー(ベアリング)慣らし
ワークマシン(使っていないマシン)のタイヤをローラーに押し当て、数分回すという方法を行った。
昔、ミニ四ファイターVにも書いてあったアレね。
・グリスを塗った
オイルではなくてグリスを塗った。
グリスを塗るなんて当たり前じゃないかと言われそうだけど、オイルではなくグリスというのが個人的こだわり。
オイルだと渇きそうなイメージがあって、送って数日経ってからのレースでコンディションを維持できるか判らなかったからグリスにした。
……とそれっぽい言い訳をしたけれど、本当は有名なオイルを持ってなかっただけだったりする。
使ったのはFグリスとオイルペン。
ギヤの歯だけでなく、ギヤとシャーシが接する部分、カウンターギヤシャフトやプロペラシャフトやシャーシの駆動してこすれる部分にも薄くグリスを塗った。
・ロックナットで各部に使う
リモートレースでは壊れにくい、というかパーツが外れにくいマシンにしておく事は非常に大事だと思っている。
だから私はロックナットを使う。サイドマスダンパーのナットは緩むと不安定になってコースアウトしやすくなるのでしっかり締めておきたい。
ロックナットはきちんと締めておけば絶対に緩まないんじゃないかと思っていて、2次ブームの頃から信頼している。
やらなかった事
・脱脂
意外に思われるかもしれないが、ベアリングの脱脂はやらなかった。
脱脂した後、きちんとメンテナンスをせずにベアリング内部をダメにしてしまった事があったので。
マシン内部のベアリングはマシンに組み込んだ状態でギヤやシャーシと一緒に慣らしたし、汚れを落とす為に数秒程度パーツクリーナーで洗ったりした。
脱脂した後のベアリングのコンディションを上手に保つ方法が本当に判らないので、今後もベアリングの脱脂は控えると思う。高いからダメにしちゃうとへこむんだよね。
やらなかったけれどやりたかった事
・マスダンパー磨き
これは是非ともやりたかった!映像や写真ではよく判らないけれど、マスダンパーあまり綺麗じゃなかったから時間があれば磨きたかったんだよね。
性能に差は出ないけれど見た目が綺麗って大事。
あの頃は「東京オリンピックの影響で物流に影響が出て期限までにマシンが届かなかったらどうしよう」ばかり考えて、ここまで手が付けられなかった。普段からマスダンパー磨きをやって、綺麗なマスダンパーのストックを用意しておかないとだめだね。
郵送の仕方
止められるクリアの袋に入れる(ジップロックみたいな奴)。これで防水の効果がある。
その後、プチプチで包む。
上で挙げたものはどちらも100均で買える。最近ならメルカリみたいなネットオークション配送用のコーナーがあるのでそこで探すといい。
あと、誰のマシンか判らなくなるといけないのでエントリーナンバーとレーサーの名前を同封した紙も一緒に入れておいた。「宅急便コンパクトの箱の横にエントリーナンバーを書いてね!」という旨の文章がエントリー後に頂いたメールにあったので、どこから見ても判るようにエントリーナンバーは色々なところに書いた。最近のキットは名前用のシールもあるので、それに自分のエントリーネームを書いてシャーシ裏に貼っておくのもありかも。
宅急便コンパクトを使って送り、同封した着払い伝票を使って送り返してもらうという形は今後もリモートレースで続くと思う。
マシンが濡れにくい壊れにくいように送る方法を覚えておく事や運営の皆様がマシンを管理しやすいように工夫する事は大事、というのをこれまで参加したリモートレースで学んだ。
おわりに
前回と今回の記事を読めば、ほぼ同じマシンが作れると思う。
今から第2回の準備は早すぎるかもしれないけれど、第2回があったら聖騎士団ソルみたいな白ベースに赤色のボディにしたいな、なんて思う。
以上。