ミニ四駆を作る時・改造する時に使っている工具の話
今までレースに参加した時のマシンでどういう考えでどういう改造をしたかという記事は書いてきたけれど、自分で使っている工具の話は一切書いていない事に気が付いた。ミニ四駆を組み立てて改造する為にはどういう工具が必要なのか、一例として紹介したい。
タミヤ製のものはHPのリンクを貼ってあります。
1:ミニ四駆を作る時の工具
ここでは無改造のミニ四駆を作る時の工具を紹介する。ノーマルのミニ四駆を作れないと、改造もできない。ここで出てくる工具は改造の時も必要になるので絶対に揃えておきたい。
・精密ニッパー
https://www.tamiya.com/japan/products/74001/index.html
これがなくては始まらない。タミヤの精密ニッパーだ。ボディ、プラベアリング、ギヤボックスなどのパーツをランナーから切り離すだけでなく、タイヤをランナーから切る時にも使える。基本中の基本となる工具。プラモデル用のニッパーならどれを使ってもいいと思うけれど、タイヤをランナーから切る時はこれを使った時が一番綺麗に仕上がる(個人の感想です)。
・プラスドライバー(100均)
いきなり100均の紹介である。100均でも使えるものは多く、ダイソーは工具が他よりも充実している事がある。選ぶ基準はミニ四駆用のネジに合う事と柄が太い事。100均なら精密ドライバーのセットを売っているところもあるが、柄が太い方が力を入れて回しやすいのだ。欠点は時々ネジをなめてしまう事。なのでステップアップしたい人はちゃんとしたドライバーを買った方がいい。
・金属やすり(100均)
ランナーから切り離したパーツを綺麗に整形するのに使う。ニッパーだけで綺麗に整形できるなら使わなくてもいいけれど。
2:改造する時に使う工具
ステップアップしてここからは改造に使う工具を紹介する。
・ボックスドライバー
https://www.tamiya.com/japan/products/74088/index.html
ナットやロックナットを締める時に使う。これを使えば小さいレンチで締めるよりも簡単だし、しっかり締められる。ミニ四駆を改造しているとナットを締める事は多いので持っておくといい。
・電動ハンディリューターと2mm皿ビス穴加工ビット
https://www.tamiya.com/japan/products/74042/index.html
https://www.tamiya.com/japan/products/74130/index.html
必須ではないけれど、ザグリ加工(ネジの頭が出ないようにする加工)をする時に使う。高いリューターには高いリューターなりの良さがあるだろうけれど、これでも充分使える。リューターに関しては100均のものは試していない。
・鼻毛カット用のはさみ(100均でも可)
ポリカボディのカットに使う事が多い。ドラッグストアで買ったもの。100均でもいいけれど、100均でないものの方が使いやすい。ブレーキスポンジを切ったり、シールをカットしたりする時も使う。小さいので持ち運びしやすいのも長所のひとつ。
3:メンテナンス用品
最後に紹介するのはメンテナンス用品。作って走らせたらメンテする。メンテは大事(苦手だけど)。
・ブレーキクリーナー(ホームセンター)
ギヤやシャーシの古いグリスを落としたりタイヤの汚れを落としたりするのに使う。プラスチック・ゴムに使えるという注意書きがあるものなら何でもいい。
・ミニ四駆Fグリス
https://www.tamiya.com/japan/products/15383/index.html
ミニ四駆用のグリスはこれを使っている。
・ミニ四駆オイルペン
https://www.tamiya.com/japan/products/15465/index.html
ギヤやシャーシにグリスを塗る時はこれの穂先にちょっとだけつけて塗っている。
おわりに
塗装関連は省いたけれど、簡単に紹介するとこんな感じ。これらは全部集めなくちゃいけないわけじゃなくて必要に応じて集めていけばいいと思う(ニッパーとドライバーは最低限必要なものだけど)。
100均が便利だから、迷ったら100均の工具コーナーに行ってみるのもいい。自分の予算に応じて必要なものだけ揃えてみよう。
以上。