メジャーリーグの中継に言いたいこと
今日のお昼休み。
大リーグの中継が流れていた。
菊池雄星が6回2失点、勝利投手の権利を手にしたまま降板したとのこと。
チームも5-2と勝利していたため、勝ち投手になれるであろう。
「今年は去年以上に活躍できるだろう。」
そんな風に思っているとイニングが終了した。
その時、アナウンサーが落ち着いた口調でこう話し始める。
「ここでお知らせです。」
その言い方にちょっとドキッとした。
雰囲気が暗めで、やや真剣な話しぶりだった。
「何か、あったのだろうか。」
『ここでお知らせです。子どもの日直前、5月4日のMLB中継は特別編!
子どもたちがメジャーリーグについて疑問に思っていること
などを募集します。
ぜひ、この機会に子どもたちからのご応募お待ちしています。
詳細につきましては番組HPをご覧ください。』
(ちゃんとは聞いてないのでこんな内容)
「子どもたちがメジャーリーグについて疑問に思っていることなどを募集」
現在の時刻は、4/23(火)午前10時40分である。
ん?
「子どもたちからのご応募」
今、火曜日のAM10:40である。
「子どもたち この中継、見て無くない?」
一体、コレは誰に向けてのお知らせなのだろうか。
たとえば、このお知らせが昨日だったとする。
それはわかる。
世間の小中学校では今、
「PTA総会ならびにPTA役員決め」という
生涯通じてもベスト3に入る
嫌な集会が全国各所でおこなわれている。
土曜日にこれらの会がおこなわれることにより、
月曜日を学校の休みとする。
なので、昨日の月曜日であれば、
学校も休みのところも多かったので、
メジャーリーグが好きな子どもたちは
中継を見ている可能性が高い。
だが、今日は火曜日である。
火曜日を振替休日にする学校は・・・ない。
つまり、子どもたちは学校に行っている。
そのため、対象者にこのお知らせは届かないのである。
「もしかして、あっちアメリカは月曜日なのか。
だから、あっちのPTA総会の振替休日なのか。」
とも思ったが、
「アメリカの新学年9月から始まるじゃん。」
やはり、このお知らせは子どもたちには届いていないのである。
一体、誰に届けたいお知らせだったのか謎が残る
子どもたちに向けてのお知らせならば、
まずは声のトーンを少々上げなければならない。
わたしですら少し怖かったくらいだ。
また、お知らせをする時は
・誰に向けてなのか
・その人が聞いてくれているのか
についても考える必要がある。
もしかしたら、「祖父母が学校から帰ってきた孫に伝える」ということを
想定しているのかもしれないが、
年寄りは午前中に言われたことを夕方には忘れる
このお知らせが5/4までに子どもたちに
届くことを祈っている。
ここまで記事をご覧いただきありがとうございました。
このおはなしにはつづきがあります。
よろしければご覧ください。