40代おばさん、中古車を買う
※この記事は1000文字です
40代おばさん。
車のエアコンが壊れて
修理見積14万だったから
中古車を買うよ。
はじめての出会い
1店舗目。
買い替えようと決めた次の日。
仕事帰りに寄れる
地元の歴史ある中古車店に行った。
そこには今回購入した車種があった。
コンパクトカー・中古。
アクアではなく、トヨタではない車だ。
この車種、完全ノーマーク
アクアと比べると燃費性能が落ちる。
でも、
かっこいい
外装もいいし、内装も良い。
安全性能や運転アシスト機能が付いている。
メーターもかっちょいい。
この車、かっこよかったんだ
しかし、
お値段が明らかに予算オーバー。
別なお店で探すことにした。
本命・アクアを観に行くも
引っかかる点があり、候補から外した。
実は、ほぼほぼアルトで決まりかけていた。
だが、最初のお店で見たかっちょいい車種が
忘れられなかった。
ネットで検索してみる。
すると、実家近くに候補車が2台。
遠征しよう
エアコンの無い車で
約片道50kmを走った。
13店舗目
候補車がある車屋に到着。
そして、こう言われた。
候補車は2台とも売り切れていた。
見たのは1週間前。
この車種、どうやら中古市場では
とても人気らしい。
「残念です」
わたしは帰ろうとした。
「ちょっと待ってください。」
おじさんは諦めずに
わたしの希望にあう車を探しはじめた。
以前、対応してくれた営業マン。
その人と恐らく同じ世代のおじさん。
がんばった。
「この車はいかがでしょうか」
見せてもらった車は
検討していたグレードより上のグレード。
しかし、色は希望とは程遠かった。
そして、車に大きなA4サイズの凹みがあった。
「凹みが大きい車はごめんなさい」
やっぱり、無かったか。
わたしはガッカリして帰ろうとした。
その時、こう言った。
「もしも、今日この車を決めていただければ
その凹み、直します」
ま、マジ??
6年前のあの時。
営業マンと同じやり口。
彼とは違い、物腰は柔らかなのに
中古車の売り方を知ってる
わたしの好きな
お得をどんどん積み上げるタイプに違いない
わたしは背筋を伸ばした。
しかし、よく見るといろいろと出てくる
わたし :「車検残があと半年ですね」
おじさん:「税金は払っていただきますが
整備はチケットをお付けいたします」
わたし :「タイヤの溝、あんまりないですね」
おじさん:「新品タイヤ4本付けます」
わたし、この車乗ります。
おじさんは勝った。
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