パラグアイ、学びあい、家族愛。
良いタイトルが思いついて、ニヤニヤしてます。
「乾杯!根岸」を引っ提げ、このnoteを作り
早、1か月。
気軽に飲み歩ける世はまだ程遠そうじゃないか。
蔓延防止措置に従順な本企画。
でも、エピソードがなくとも、
オンラインでの活動や、日々感じることを記録しよう。
ということで、先日の活動から。
「牛とシエスタと私とビール~私が見た地球の反対側~」
2022/02/15
「エンタメ保健学舎」という
いくらちゃん主宰のオンラインコミュニティがあります。
(いくらちゃんは、エンタメ保健師Laboでもとてもお世話になっている開業保健師さん)
そこで2月研修での話題提供をと、嬉しい依頼があり
小一時間ほどお話させてもらいました。
このタイトルはいくらちゃん命名。
「牛とシエスタと私とビール」
南米の印象と私のエピソードを盛り込んでくれました。
恐縮の先に、色褪せない2か月。
帰国した当初は、
自分の職場や、地元の小中学生に話す機会があり
新鮮なまま思いや学びを伝えることができた。
でも、今やパラグアイの経験から2年。
写真やスライドたちは日の目を見ることなく過ごした。
遠い記憶になりつつある、久しぶりを言い訳に、
聞いてもらう相手も、経験豊富な保健師さんや、
国試を終え脂の乗った保健師学生、
福祉×eスポーツの先駆者などなど
のっぴきならぬ経験と刺激を得てきたガチ勢ばかり。
正直、うわ~~~どうしよお。と不安を抱きながら、
スライドを少し保健師仕様にアップデートして
皆様に学び多き良質な時間だったと思ってもらえるよう
入念に準備しました。
(本当は前日の夜、焦ってやった。)
たった2か月ちょいの経験。
実質の活動は1か月。
それでもスライドを作ったり、写真を見ると
色々思い出して胸アツになっていた。
もしかしたら、ちょっと美化されてたかもしれない。
伝えたいこと盛りだくさんの渾身の47スライド
ちょーっとだけ、見てやってください。
ほんの一部ですが
(あんまりオチ出すと聞いてくれた人に悪いかなって)
こんな感じで、パラグアイの生活や文化から
そこで味わった、概念ぐっちゃぐちゃになる経験や
保健師として、そしてこれからの日本で生きる人間として
大事にしていきたいことを、取り留めなくお話をしました。
話しっぷりは聞きやすいもんではなかったかと思うけど
スライドはきっと映え映えの良いものだったに違いない!
プチ旅行感覚で、異文化を感じられたら嬉しいです。
経験した以上に、何年もかけて還元される
毎度思うのは、
「青年海外協力隊経験者」とか「国際協力の経験がある」
という言葉につい過剰に反応して、
「いやいや、行ったのは2か月です…」
「協力隊らしいこと、何もできてませんから…」
と否定的になってしまう。
謙遜でもなく、本当に2年完遂した人と比べたら
こんな浅い経験を大袖振って人前で話せないって思うのです。
もしかしたら、未練や悔しさの表れなのかもしれない。
「本当はこんなもんじゃなかった!」
「もっとやれたのに~!」って。
今でもそりゃ思うけど、
でも誰かの心に留まり、学びになり、
さらにそれが巡り巡って私の学びになり、
2か月間の経験以上のインパクトを残してくれている。
その時の自分の立場や考え方にもよって、
聞く相手にもよって、視点が変わったり
その都度、私は新たな「気づき」という名の
返礼品(礼ではないか笑)を受け取れる。
噛んでも噛んでも味が出る体験。
これをスルメ体験と呼ぼう。
大好きなスルメ。
これから行く海士町では、
スルメイカ(現地では、シマメイカと呼ぶらしい)が
有名らしい。楽しみ~!
返礼品にもなっているのでぜひ!笑
あれ?超脱線した。
こちら、その返礼品のご紹介
海士町ではなくね!エンタメ保健学舎で得たもの。
みなさん聞き上手で、アンテナ豊富でらっしゃる。
そして嬉しいのが、当日の質問や感想だけでなく
アウトプット記事を出してくださる。
それを見て、また私も元気が出るだけじゃなく
しっかり考えさせられるんです。
▼川岡さん
デザイン保健師を掲げて、島根県を縦横無尽に活動する自称王子。
私がした感情ベースの話を、しっかり裏付けてくれた。
「健康が社会的に決定されることを示している」と
健康の社会的決定要因って、小難しく聞こえるけど
健康って、直接的な個人個人の意識とか行動もあるけど、実はそのエリアのインフラとか環境とか経済とか制度とか風潮とかご近所同士のつながりとかその社会の雰囲気的なことも、影響してるって話。
実はそれが50%も占めるんだって。
紹介していたリンクが、分かりやすかった!
パラグアイと日本ではその社会の雰囲気部分が全然違って、
日本のそれって幸せ?健康?って考える機会が多かった。
当てはめて考えると、とても整理された。
保健師にとって、どんなことでも「社会をよくしよう」って幅広ーく活動することは、いつか社会の健康につながるんだね。
意図してはなかったけど、
これから海士町で、保健師のセクション以外で
保健師を生かした活動したいなって思って選んだのは
これにつながるかなと、やる気でた!
▼ときえさん
北海道に住む、エンタメ保健師Labo仲間のときえさん。
タイトルがうますぎて、こっちのがしっくりきすぎる。
私がなんとなーくやっていた活動を、
「ちゃんと保健師してる」って思えたのも
保健活動の原点として振り返ってくれたからです。
これからのネギシの商売道具になるもの、
探しつつ、私もときえさんのようにたくさん歩くこと
これから大切にしたいって思いました。
旅なら、その土地を歩いて発見や出会いがあり、
歩くと肌で感じれるのが面白いってのは知っているつもりだった。
でも自分の町、仕事ってなると、つい車移動ばかりで、
ちゃんと歩いてみたことなかったなぁ。
▼なおやんさん
親しみやすさ◎の自称ガヤ芸人のSE看護学生さん
そうそう、「寄り添う」って簡単に言いがちだけど
常に「私、できてる?」って思っちゃうし、思えない。
「寄り添うって何やねん」って立ち止まってしまう。
受容と共感と傾聴が寄り添い?
健康にしたい!救いたい!プラスに導きたい!という気持ちが、まさかの「寄り添う」を阻害してるんじゃないかって。
最後の記事から気づかされました。
気を抜くと、私も押しつけババアになりかねない。
「なんだろう」って自問自答していくことが大切なのかも。
以上、長くなりましたが、私の感想。
ぜひ記事も読んでみてください。
感謝と愛を自信に。
何度も言うけど、こうして良い循環がある。
経験を人に話してよかった!
また、この大切な宝物(スルメ)を
人に伝えたい。と思えるようになった。
大好きな藤井風の 大好きな「帰ろう」という曲で
必ずじーんとくるフレーズがあるんです。
そしてそれに救われる思いがあった。
謙遜したり、自分に自信がなくて
つい「いやいや。」「私なんて…」ということが多い。
それもまた、おごり行為だなと。
この経験をこんな風に話せることは、
全部、JICAやパラグアイ・イトゥルベのみなさん
もっと遡ると、ここまでに応援してくれたり
この考え方や感性を育ててくれた
かけがえのない家族や仲間、職場の人たち。
私が今できることを否定すると、
それまで、残念になってしまう。
自分1人でやってこれたわけじゃないんだよ。
まさに、与えられるものこそ、与えられたもの。
そう思うと、本当に愛おしい大切な経験やん。
なんか、この体験に私は救われているな、って。
否定してごめん、もっと大切にするねって気持ち。
自信をもって、ありがとうって思える。
そんな、心に刻んでいる言葉です。
さて、そろそろ終わりましょう。
今回もまた記事を作るのに時間かかった。
だらだらと5時間くらい。じぇじぇー
なんか書くと長くなっちゃうなぁ。
読んでいただき、ありがとうございました!
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