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그해 우리는


【その年、私たちは】という韓国のドラマを見ました。

テヒョンさんがOSTを歌っている事、テヒョンさんがプライベートでも仲良くしているウシクさんが主演である事、高校生の頃にドキュメンタリーを撮った2人が10年ぶりに再開するドラマだという事。

以上の前情報を持って年明けから見始めてあっという間に完走しました。

感想


めっっっっっちゃくちゃ良かった


普通の恋愛ドラマだと思ってたら違った
誰もが持ってるどうしようもない劣等感。それをなんとか隠しながら、なんでもない顔をして平凡を演じて生きていく人たち。

人としての何かを埋めてもらった気がして、最終話には泣かされました。

「君の持ち物の中で僕が1番捨てやすい?」に対する「私が捨てられるのはあなたしかいない」の意味がわかった時は苦しくなった。


⚠︎以下ネタバレ注意




ウシクさん演じるウンとオンマの会話で
「2人(両親)みたいに良い人になれなかったら。僕は良い人じゃないかな、ダメな人間じゃないかな。失望されるんじゃないか。それがずっと怖かった。これからはちゃんとした人になりたい。」というウンに「失望した事なんか一回もない。なにも心配せずにぐっすり眠れたら良いなと思う。」って言うんですよね。

良い人じゃなくたってただ元気でいてくれたらいいと思うその気持ちと最近私が拗らせている彼らへの想いとを重ねて、ウン初め登場人物たちの積み重なった劣等感とで、無意識に涙が溢れていた。自分でもびっくりしました。

ドラマではそれまでの経緯もあってのこの会話だったので余計に沁みました。

共感したり、私はこんな風に自分と向き合えているだろうかと思ったり、16話があっという間で見終わった後は少し清々しい気持ちになれるようなドラマでした。


・好きポイント


テヒョンさんの歌う「Christmas Tree」はもちろんのこと、すべての曲が素晴らしいしめちゃくちゃ良いところで流れる。印象に残る歌がテヒョンさん含めて3曲あって、それぞれのタイミングとシチュエーションが完璧。「このシーンではこれなのね」という絶妙な選曲。

ウシクさん
笑顔が素敵すぎる。ドラマ見始めてインスタもフォローした(ちょろオタク)
性格の良さが顔に滲み出すぎている。リアコなファン多そうだなと思った。大好きになった。

ストーリー
当然だけどストーリーがいい。原作者は天才なんだと思う。設定も、登場人物のキャラや背負っている背景の絶妙なバランスも。最初の頃のつっけんどんな2人のやりとりも良いし、2人を知りすぎてる周りのサポートも素敵だし、全て訳ありな登場人物だけじゃなくて所々に何も考えてなさそうな人が散りばめられてるのも良い。


浅い理由で見始めたけど思いの外心に刺さりました。繰り返し見たり思い返したりするドラマになると思います。


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