1人ごはん、複数ごはん
独身一人暮らし。
そういう生活の人がどんどん増えてると言われる昨今、なんやかや言って1人ごはんが当たり前になってる人も増えてるんじゃないかと。まあ、出社型会社員の方とか、同僚とのランチが定例ですとかあるとまたちょっと事情変わるかもだけど。
家族とか誰かと食べるごはんと1人ごはんを比べて、どっちが良い悪いではなく。正直自分としてはどっちも好きだなあとなんだか思う。
1人ごはんの良いとこは、とにかく楽。特に自宅ごはんは。逆立ちしながら食べようが誰にも咎められない気分の軽さ。メニューもいくらでも手抜けるし、自分しか食べないだろう組み合わせもいくらでも楽しめる。
外での1人ごはんも、まあ、周りの目を多少気にしないといけないけどツレの好みとか気にせず食べたいもの食べられる気楽さはなかなか快感。馴染みの店とかある人は尚更かな。
しかし複数ごはん。
とりあえず手近なところで2人ごはんとして。
たった1人増えただけで嫌じゃないけどいろいろ事情が変わってくる。
とりあえず自宅に誰か招いてごはん食べるとして。手作りごはんでもコンビニメシでも良いんですが、とりあえず逆立ちしながらご飯食べると、翌日から友が1人いなくなるかもしれない危険を含む。なにかと良い子でごはん食べる必要が生じ始めるのである。
外食でも、とりあえず払いは割り勘な関係として、それでもオーダーするのにツレの食べられないものを把握してないとなんとなく場の空気が微妙になり、自分1人でそのメニューをいただく申し訳なさ。翌日も友達ではいてくれるのが救いか。
だがしかし、ツレのいるごはんは楽しい。
何かしら馬鹿話とかどうでもいいような話しながら食べるごはんは、不思議に食事の温度をちゃんと感じる。もちろん自作の料理を1人で食べるとなんでも同じ温度ってこたあないけど、なんか、口内以外の部分でも食べ物の温度を感じる気がする。
冷え切った仲だと温度以前に味しないけど。外食自炊関係なく。
でも、楽しく話せる相手とのごはん時間の空気感ってのは、『笑顔は料理のスパイス』的なもんかねえ。楽しくて美味しい。
とはいえ、逆立ちしてごはん食べられないように、マナー問題もいろいろ浮かびあがってくる。私事で申し訳ないが、食事時に立て箸を注意した事が2回もある(どちらも大人)。
箸使いに限らず、妙な癖があるとヤバいよね。自分も指摘されてめっちゃ恥ずかしかった事あるので。
要注意ですよ。