268:【成長】日本のサッカーが良くなった要因はここにあるのではないか・・・
おはようございます、禰宜田眞(ネギタシン)です。
先日、キリンチャレンジカップ(国際親善試合)が2試合行われました。仕事の関係上で全てを見ることはできなかったのですが、半分だけ見ていました。
これから書く内容は、あくまでも私個人の意見として書いていきますので、ご了承
ください。
変化
日本も結構レベルが上がってきたのかなと思いました。強くなったかは別として、以前に比べるとまともに戦えるレベルに上がったなという印象を持ちました。この間開催されました、カタールW杯からの変化がすごい。W杯の時とメンバーは入れ替わったりしていますが、一人一人レベルが上がっており、それぞれのチームで結果を残してきた選手が集まってきているのもよかったなと思いました。
今までは、結果を残している選手も数多くいたにも関わらず、現状のメンバーにほとんど固定されて新しい選手を試すということをしてこなかった印象がありました。それは良くも悪くも捉えられると思っています。各クラブチームの状況もあるので、呼びたいけど監督が許可しなかったというケースも考えられるので、仕方がない部分もあります。
それにしても、昔に比べてものすごく多くの選手が海外でプレーしていることに驚きました。日本代表の約9割は海外でプレーしているのではないでしょうか。昔は逆で1・2割ぐらいが海外でプレーしており、基本国内組で組まれていた記憶があります。ハードルが低くなっているのかおそらく行きやすくなっていますよね。それも海外に行かれた日本人選手が活躍してきた結果だと思っています。
意識次第で良くなる
すみません、前置きがとても長くなってしまったのですが、早速本題に入っていきます。
まずは2勝できたことはよかったと思います。そして各々が結果や存在感を出せたのではないでしょうか。そしていつもよりよかった点は、縦への攻撃がよく使われていたことです。今までの日本代表には正直なかった点だと思っています。すぐ横パスやバックパスをしてなかなか前に進まないので、見ている方もつまらなかったです。
それが今回の2連戦では、縦のパスも多く見られてスピーディーな攻撃ができていたのが非常によかったです。それも練習中に名波コーチが『縦への意識』を強調していたからだと思います。練習してきたことが実戦で取り入れられたことは次につながることであり、攻撃の幅も広がっていくのでいいなと思いました。
縦を意識するから横パスやバックパスが活きてくる。私自身、ポジションがディフェンスだったのでわかるのですが、横パスやバックパスは何も怖くありませんでした。けど縦パスは嫌でしたね。それに縦パスがあると思うと横パスやバックパス等でボールを回されている時もいつ縦パスが来るのかわからないので油断はできませんでした。
この縦を意識することで、怖いか怖くないかのこの差伝わりますか。
それを意識していたから、大量得点にもつながったと思いました。また気のせいかもしれませんが、1プレー1プレーが丁寧に見えました。いつもは結構雑だなと思うプレーが多く見受けられたのですが、今回は少なかった印象です。前後半みっちり見ていないので、なんとも言えませんが・・・
肝心なのは次の試合
これをこの2連戦で終わらせることなく、今後もやり続けることで強豪国とも戦えるようになってくるのではないでしょうか。9月ごろにドイツ戦がありますが、その時も楽しみですね。ここでどれだけ今回と同じような試合ができるかが見どころ。相手は強くなりますが、どれだけ格上相手にも通用するのか試して欲しいですし、試すことで改善点も見つかってくるのでよりレベルアップにもつながっていくなと思います。今、ドイツ代表は調子が上がっていないので、もしかしたらW杯の時みたいに勝てるかもしれません。
W杯の時は勝っているけれど、日本代表は常にチャレンジャーの気持ちで戦って欲しいですね。ドイツ代表も次は負けられないと思うので、全力でくるからこそ楽しみです。
最後に
今回の試合内容は本当に良かったなと個人的には思います。だからこそ今度も日本サッカーの成長が楽しみです。そして国内にも海外にもたくさん良い選手がいるのがわかりました。だからこそ選手選考は大変だと思いますが、いろんな選手を試して欲しいなと思いました。引き続き、【縦への意識】も忘れずにやっていって欲しいです。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。