なぜこんなにも遊戯王が楽しいのか


はじめに

私は約20年間、遊戯王を楽しんでいるデュエリスリトです。
遊戯王との最初の出会いは、父が初めて買ってくれたカードパック「Pharaoh’s Servant-ファラオのしもべ-」。
その中で出てきたのは「トゥーン・ドラゴン・エッガー」でした。ノーマルカードで、決して「当たり」ではなかったけれど、上級モンスターが当たっただけで、興奮した気持ちは今でも忘れられません。
2000年頃のいわゆる遊戯王の第2期のタイミングで私はこのゲームに触れました。(2024年現在は12期に入っています。)
その後、2008年にシンクロ召喚が登場した際に一度離れましたが、トータルで遊戯王歴は約20年。現在では、友人とカジュアルにデュエルを楽しんだり、対戦動画を撮影したりしています。

2024年には日本選手権にも出場し、競技としても真剣に遊戯王を楽しんでいます。

そして20年の間で出会った“マイフェイバリットカード”は「召喚師アレイスター」です。

正直なところ、20年も飽きずに続けられるコンテンツって、普通じゃないと思います。これはもう「遊戯王中毒」と言っても過言ではないかもしれません(笑)。
皆さんは、これほど夢中になれる趣味をお持ちですか?
今回は、そんな私が愛してやまない遊戯王の魅力について語りたいと思います。この文章が、少しでも新たなデュエリストの誕生やかつてのデュエリストの復活に繋がれば嬉しいです。

遊戯王に夢中になったきっかけ

遊戯王にハマり続けている理由を探るために、まずは私の遊戯王史を振り返りたいと思います。
遊戯王は、高橋和希先生による漫画『遊戯王』に登場するカードゲームが元となり、後にアニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』として映像化されました。
私もそのアニメに触れ、遊戯王の世界にどっぷりと浸かることになったのです。
最初に遊戯王カードを手にした時、私はどちらかというと「カードゲーム」としてというより、アニメの世界観を真似て「ごっこ遊び」に近い感覚で楽しんでいました。武藤遊戯や海馬瀬人のセリフを真似して、彼らの使う「ブラックマジシャン」や「青眼の白龍」を手にしただけで、まるで自分が彼らと一緒にデュエルしているかのような気分になったのです。
学校から帰ると直ぐに友達と学校や公園で集まり、どこでもすぐにデュエルが始まる――その頃の遊戯王の影響力は絶大で、毎日のように体育館のテラスでデュエルを楽しんだのは懐かしい思い出です。
当時のデッキは以下のような感じだったと思います。

遊戯王から離れた時期

そんな私が遊戯王から唯一離れていたのが、シンクロ召喚が登場した2008年頃からの約3年間です。これはちょうど遊戯王の第6期にあたる時期で、周囲の友人たちもこの頃に遊戯王から離れる人が多かった印象があります。

理由はいくつかあります。1つ目は、新しい召喚方法であるシンクロ召喚が当時受け入れられなかったこと。
2つ目は、アニメ『遊戯王GX』が終了し、『遊戯王5D’s』がスタートしたものの、ライディングデュエルという新要素が現実のカードゲームと結びつきにくく、「これまでの遊戯王とは違う」と感じてしまったことです。
実際には従来のアニメであったスタンディングデュエルも継続されていましたし、真似したくなるようなシンクロモンスターを呼び出す際の口上があったりと「ごっこ遊び」の要素をしっかりと備えていました。しかし、私は直ぐに見るのを辞めてしまったので、当時はごっこ遊びとしての楽しみ方が無くなってしまったと思っていました。
(現在になって初めて『遊戯王5D’s』を見ている途中なのですが、めちゃくちゃ面白いです笑)

また、3つ目の理由として、自分自身が受験期に差し掛かり、環境的に遊戯王を続ける余裕がなくなっていたこともあります。

ただし、カードゲーム自体を完全にやめたわけではなく、この期間中は『ヴァイスシュヴァルツ』など、他のカードゲームをやってはいました。

遊戯王復帰のきっかけ

そんな私が遊戯王に復帰したのは、友人からの一言がきっかけでした。遊戯王から離れて3年ほど経ったある日、友人が「久しぶりに遊戯王で遊ぼうぜ!」と誘ってくれたのです。その友人は別の知り合いからデッキを譲り受けたらしく、「遊戯王と言えばお前だろ」と声をかけてくれました。
(私はアテムか笑)

当時の私も辞める前に使っていたデッキを捨てずに保管していたので、それを持って友人と対戦。すると、久しぶりのデュエルは驚くほど楽しく、懐かしさとともに「やっぱり遊戯王って面白い!」という感覚が蘇りました。

この体験をきっかけに、再び遊戯王の世界へ戻ることを決意。
この時せっかくならブラックマジシャンを使った新しいデッキで遊びたいと思い、ブラックマジシャンを中心とした魔法使い族デッキを作成しました。
この頃には既にエクシーズ召喚も登場しており、新しいカードやルールに触れるたび、最初は戸惑いもありましたが、それ以上に「進化した遊戯王」の奥深さに魅了されていきました。
離れていた3〜4年の間には、ごっこ遊びとしての面白さを残しつつ、カードゲームとしての面白さが両立していたのです。
曖昧な記憶ですが、復帰して再度遊戯王にハマって作ったデッキはこんな感じだったかと思います。

ブラックマジシャンというデッキでできることをシンクロモンスター(枠が白いカード)やエクシーズモンスター(枠が黒いカード)といった追加要素によって、可能性を広げてくれたのです。
それらのカードを駆使することで得られる選択肢の多さは、非常に刺激的でした。

カジュアルデッキとガチデッキ

遊戯王復帰から約1年後、スマホやSNSが普及し、ネットでデッキレシピを共有したり、対戦動画を見たりするのが当たり前になってきました。
そんなネット社会の黎明期にとある動画に出会います。
ニコニコ動画で見つけた「ミソのデュエルのミソ」というチャンネル。
現在では、youtubeで活動をされています。

このチャンネルの動画では、自分では到底思いつかないような一見関連性の無いカードが組み合わさったコンボが繰り出されたり、マイナーなカードを中心にしたデッキが登場したりと、ユニークなデッキ同士で対戦を行うという内容でした。
これをきっかけに、私は通称「カジュアルデッキ」と呼ばれるデッキで対戦するという新たな楽しみ方を知り、面白いカードの組み合わせを考えてデッキを作ることに夢中になりました。
そして実践で自分の考えたコンボが決まって勝てた対戦は最高に楽しい瞬間でした。
このような遊び方は、前の見出しでも述べたシンクロモンスターやエクシーズモンスターといった追加要素で広がった選択肢の多さから生まれた遊び方の一つであると思います。

その後、遊戯王が8期に入った頃、カジュアルデッキを作って対戦をするのが主な遊び方だった私ですが、新たな遊び方をしている友人と出会います。
その友人は、大会環境で勝つことを目的としたいわゆるガチデッキを使用していました。
私は、遊戯王にそんな競技的な側面があることに驚きました。
当時大会で結果を出しているデッキの1つににHEROデッキがあると言われた時は、アニメ「遊戯王GX」の主人公である「遊城十代」が使用していたカードで大会に勝つことができるのかと想像していました。
しかし、レシピを教えてもらうとそのデッキの中に自分の知っているカードは数種類しか入っておらず、そのギャップに驚かされたのは強く記憶に残っています笑
勝つ事以外に余計な要素は削ぎ落とし、そこには洗練されたデッキができあがっていました。
そんな友人との対戦では、私のデッキではまるで歯が立たず、相手の手札事故で何十回に1回勝てれば良い方でした。
そんな遊戯王第8期後期から9期にかけて私も大会環境で通用するデッキを使ってみたくなりました。その結果、征竜デッキを作成します。
大会に出るようなことはありませんでしたが、ガチデッキしか持っていない友人とは、その征竜デッキで対戦をしていました。
ガチデッキ同士の対戦をして見るとまぁこれまた面白い。
お互い勝つことを目的としているので、デッキの強さを合わせる必要がなく、自ずと同じくらいのデッキの強さで戦うことになります。
そこで優劣をつけるには、流行っているデッキやカードへの知識であったり、プレイングが求められるようになります。
なので私は、征竜デッキで結果を出している構築を真似てみたり、上手い人の動画をみてプレイングを学んだりしていました。
また、対戦後に友人ともプレイングや構築について話し合ったりと対戦相手と交流するプロセスも楽しい要素となっていました。
そして友人にも少しずつ勝てるようになり、研究や努力がそのまま結果に結びつくという体験を遊戯王で得ることができました。
このカジュアルデッキとガチデッキの存在を知った辺りから徐々に「ごっこ遊び」のツールではなく、カードゲームとしての面白さが強くなってきたように感じます。

9期以降、基本的にはカジュアルデッキで遊びながら、ガチデッキ同士の対戦も行う2つの遊び方で楽しんでいました。

召喚獣との出会い

9期の後期である2016年11月12日 召喚獣というテーマに出会います。
召喚獣は、「召喚師アレイスター」を中心に、他のテーマやカードと組み合わせて強力な融合モンスターを展開することができるデッキです。
このテーマは、召喚獣単体ではデッキとして成立せず、アレイスターとは別のテーマやカードを混ぜることが前提のテーマでした。
カジュアルデッキを作るのが好きだった私は、これほどデッキの形が定まらず、自分で開拓していくしかないこのテーマに惹かれました。
当時、強さとしても十分なスペックを備えており、カジュアルデッキとガチデッキの要素を併せ持ったテーマに出会えたのです。
私はその独特のデッキ構築の自由度に魅力を感じ、カジュアルデッキとガチデッキの要素が絶妙に融合したこのテーマにのめり込みました。
そこから8年経った今も召喚獣を使い続けています。
相変わらず、召喚獣単体では、デッキとして成立せず、相方ありきのテーマとなっているので、新しいテーマが出る度に召喚獣と合わせることができないか日々研究を続けています。
直近では、遊戯王を離れる直前に使っていた青眼の白龍と召喚獣を混ぜた私にとって夢のようなデッキを使って競技シーンに参加しています。

召喚獣の登場から8年経った現在、最初は召喚獣のカードデザインに惹かれていましたが、8年も使用しているとカードにも愛着が湧いてきます。
カードのパワーとしては、8年も経つとインフレにのまれてしまっているので、召喚獣を大会環境で見ることはほとんどありませんが、いつしか愛着のあるカードで勝ってみたいというこだわりを持つようになりました。
以下の記事で好きなデッキで勝つためのプロセスを書きましたので、興味がある方は読んでいただけると幸いです。他にも召喚獣である程度大会環境で結果を出せた構築は記録を兼ねてnoteに書き残すようになりました。

他のカードゲームには無い魅力

私は、遊戯王以外にもあらゆるカードゲームを経験してきました。
ヴァイスシュヴァルツ、ポケモンカード、デュエル・マスターズ、バトルスピリッツ、ワンピースカードゲームなど
しかし、遊戯王ほど長続きせず、どれもたまにやる程度です。全くやらなくなってしまったカードゲームもあります。
単にカードゲームが面白いことが長く続けられる要因では無いような気がするのです。カードゲームとしての出来で言えば、最初はごっこ遊びのツールとしての役割が強かった遊戯王よりも後発のカードゲームの方がデザインは優れているのですから、何か理由があるはずです。
次に私の遊戯王史の間に経験した他のカードゲームには無い、遊戯王ならではの魅力について考えていきます。

「マナ」や「コスト管理」の概念がない

カードゲームのデザインとして、遊戯王の最大の特徴の一つは、「マナ」や「コスト管理」の概念がないことです。これは他のカードゲームと大きく異なる点で、遊戯王ならではの独自の魅力を生み出しています。

多くのカードゲームでは、プレイヤーがカードをプレイするために必要なリソース(マナやエネルギーなど)を管理しなければならず、毎ターン限られたリソースをどのように使うかが戦略の要となります。しかし、遊戯王にはそのようなリソース管理の概念がありません。プレイヤーは手札から場に出したいカードをすぐにプレイすることが可能です。

「マナ」や「コスト管理」の概念がないことの恩恵として、強力なモンスターを序盤からすぐに場に出すことができます。例えば、青眼の白龍ブラックマジシャンといったカードも、条件さえ整えばすぐに召喚でき、他のカードゲームを超える速さでゲームを展開できます。1ターン目からエースモンスターを出すことができるのです。

このように、遊戯王では「マナ管理」のような制限がなく、代わりに戦略的に手札のカードを使いこなすことが求められるため、特定のカードさえ揃っていれば、再現性の高い展開を作り出すことができます。デッキ構築の段階で想定していたコンボの再現性の高さは、他のカードゲームでは味わえない感覚です。

さまざまな召喚方法

もう1つの特徴として、遊戯王には、さまざまな召喚方法があり、どんなカードを使うかによって戦局を大きく変えることができます。シンクロ召喚やエクシーズ召喚、リンク召喚など、特定の条件によって特別な場所からカードを出すことができる召喚方法によって、手札からプレイしたカードによって召喚されたモンスターに加え、さらに強力なモンスターを手札やデッキとは別に用意された場所から出すことができます。復帰した時に作成したブラックマジシャンデッキで感じたように、デッキの幅が広がり、さまざまな戦略を楽しむことができるのです。

遊戯王における「色」や「クラス」の不在

多くのカードゲーム、特に最近人気のあるゲームでは、「色」や「クラス」という要素が重要な役割を果たしています。例えば、ワンピースカードでは「青」「赤」など、色ごとに特徴的な戦略やスタイルが決まっており、デッキの組み方にも色に基づいた制約があります。また、シャドウバースではクラスごとに特定のカードや能力が設定されており、プレイヤーはその制約を楽しむことが求められます。

しかし、遊戯王はこれらのゲームとは大きく異なります。遊戯王には、プレイヤーがデッキを組む際に必ずしも「色」や「クラス」といった制限がありません。これは、遊戯王の最大の特徴の一つと言えるでしょう。
この事について深掘りをしていきます。

1. 「色」や「クラス」に縛られない自由なデッキ構築

例えば、ワンピースカードやシャドウバースでは、プレイヤーが使用できるカードの種類が「色」や「クラス」によって制限されます。赤いカードは攻撃的な戦術を取る青いカードは手札操作など、色によってデッキのスタイルが決まってきます。しかし、遊戯王にはそのような色やクラスによる制限は一切存在しません。

これにより、遊戯王では全てのカードが自由に組み合わせられるという大きな利点が生まれます。デッキの構成において色を意識する必要がないため、カード同士のシナジーやコンボに焦点を当てることができ、思いがけないカードの組み合わせが生まれることもあります。

2. 「テーマ」ごとのカードが豊富に存在

遊戯王は、カードゲームにおいて重要な要素である「テーマ」に注力しています。例えば、私の愛する召喚獣やHERO、ライゼオルなど、テーマごとに強力なカード群が存在します。これらのテーマは、色やクラスとは関係なく独自の効果や戦術を持ち、プレイヤーはこれらを組み合わせてデッキを構築します。

つまり、遊戯王においては特定のテーマに合致したカードを集めてデッキを作り上げるということが可能であり、その際に「色」や「クラス」の制限は一切考慮する必要がありません。プレイヤーは好きなテーマを選んで、自分なりのプレイスタイルを追求することができ、無限の可能性を楽しめます。異種格闘技戦を行っているようなものです。

遊戯王の「スタン落ち」がない

多くのカードゲームでは、スタンダード(スタン)落ちという概念があります。これは、一定の期間を経過したカードがそのフォーマットから除外され、最新のカードやルールに基づいたデッキ構築を強いられる仕組みです。例えば、マジック:ザ・ギャザリングポケモンカードなどでは、定期的にカードが「スタン落ち」して、プレイヤーは新しいセットのカードに頼ることになります。このシステムは、新しいカードを引き立て、ゲームのバランスを保つために有効ですが、昔のカードが使えなくなるという制約があるのも事実です。

しかし、遊戯王ではこのスタン落ちという概念が存在しません。つまり、過去に発売されたカードが現在の環境でも使えるという特長があります。これにより、遊戯王のデュエリストたちは、何年、何十年経っても過去に手に入れたカードを現在のデッキに組み込むことができるのです。
私が長く召喚獣や青眼の白龍を愛すことができているのもこのおかげです。
もう少し深掘りしてみます。

1. 昔のカードも現行ルールで使える

遊戯王では、どんな年代のカードでも現行のルールに沿って遊べるという柔軟さがあります。例えば、「ブラックマジシャン」や「青眼の白龍」といった初期のカードは、今でも十分に使うことができます。もちろん、新しいカードや召喚方法(シンクロ召喚、エクシーズ召喚、リンク召喚など)に合わせて、昔のカードが新たな活躍をすることもあります。こうしたカードは、プレイヤーが新しい戦術やコンボを学ぶための鍵ともなり、過去と現在を繋ぐ橋渡しとなっています。

例えば、エクゾディアを使ったデッキが、最新のカードやコンボと組み合わせることで、今でも十分に強力なデッキとして再構築できるのです。

「青眼の白龍」を用いたデッキも、新しいカードを駆使すれば、全く新しい形に進化させることができます。
現に青眼の白龍は、大会環境で結果を出せるほどの強化を受けました。

2. 懐かしさと新しい発見の両立

遊戯王には、懐かしさ新しい発見を同時に楽しめる特徴があります。昔のカードを使ってデュエルをすると、当時の思い出や感情が蘇りますし、「懐かしいカード」や「昔のコンボ」が新しい形で強化されているのを発見することができます。逆に、新しいカードを手に入れたときには、それが過去のカードとの融合で新たな可能性を開く瞬間にワクワクします。

このように、時代を超えて遊べる遊戯王ならではの特性が、プレイヤーを飽きさせることなく、常に新鮮な楽しさを提供してくれます。

3. デッキ構築の自由度と奥深さ

スタン落ちがないことで、遊戯王はデッキ構築の自由度が圧倒的に高いという点でも他のカードゲームと一線を画しています。プレイヤーは、最新のカードに頼るだけでなく、過去のカードをうまく活用することで、独自の戦術を作り上げることができるのです。
このように、遊戯王では過去のカードと現在のカードがシームレスに融合して、より深い戦略性を生み出します。

4. カードの長期的な価値

スタン落ちがないということは、カードが長期的に価値を持ち続けることを意味します。これにより、遊戯王のカードはコレクションとしても価値を持ち、時間が経過するほどそのカードに愛着が湧きます。もちろん、カードの効果にインフレが生じることもありますが、ゲームとして使えるという点では、年月を経たカードでも十分に魅力を持ち続けるのです。
体育館のテラスで毎日のように遊んでいた時に使っていた当時の「青眼の白龍」が現在の環境でも遊べて、そして優勝できた時は感慨深いものがありました。

まとめ

以上のことから、遊戯王に20年もハマり続ける理由は、アニメとカードゲームの融合による感情的な繋がり愛着が湧くほど使い続ける事ができるカードとの出会いゲームとしての深い進化と奥深さ、そして自由度の高いデッキ構築とカジュアル/競技等複数の遊び方など、複合的な要素が絡み合っています。カードゲームとしての楽しさだけでなく、その過程で得られる成長、達成感、交流も、私を遊戯王に引き寄せ続ける強力な要素となっているのです。

終わりに

遊戯王というゲームに出会ってから20年以上が経ちましたが、これほど長く続けられる趣味があることを、本当に幸せに思います。今回の文章を読んで、「遊戯王に興味が湧いた!」という方がいれば、それだけで嬉しいです。

遊戯王の魅力は言葉だけでは語り尽くせません。実際にカードを手に取り、デュエルをしてみることで初めて感じられるものがあると思います。
1番は友人を誘って一緒に初めてみてください!
遊戯王は、現在10000種類以上のカードがあり、そのほとんどが現在も使用する事ができるカードゲームです。
きっとその中に愛着の生まれるカードがある。もしくはあったはずです。
アニメのキャラが使っていたカード、イラストがカッコイイ、可愛いカード
カードのデザインが好みなテーマ
そのカードを中心としたデッキで、私を再び遊戯王の世界へ戻してくれた友人のようにあなたも「遊戯王で遊ぼうぜ!」「遊戯王と言えばお前だろ」と全く遊戯王を知らない友人を誘ってみてください笑
誘う相手がいない方もカードショップで初心者向けのイベントを定期的に行っていたり、現在ではデュエルリンクスやマスターデュエルと呼ばれるゲームアプリで遊ぶ事もできます。

この記事が、新たなデュエリストの誕生につながることを願っています!
ここまで読んでいただきありがとうございました。

宣伝

遊戯王のデッキ販売を中心とした通販サイトを運営しております!
今回の記事で遊戯王に興味を持っていただけたなら、是非ともご利用ください!
現在流行中のデッキはもちろん。武藤遊戯や海馬瀬人などのキャラデッキや2011年頃のデッキ、デュエルロワイヤルと呼ばれるフォーマットで昔懐かしいカードで構成されたデッキなど100種以上ご用意しております!
デッキ作成サービスも承っておりますので、パーツを集めるのが面倒な方やデッキ作成の時間が無い方、良い構築が思いつかない方等、私の20年を使ってあなたのデュエルライフをサポートいたします!
詳細は以下のリンクよりよろしくお願いいたします!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?