身内なら失敗は無かったことに?
新しいスクール事業を始めることになったことを機に
ボスの息子Kが事業の責任者として入社してきた
そして建築なのかデザインなのかわからない
分野融合的な学科を設立
存分に資金を投入し、Kも相当な意気込みで始まった
しかし、入学者は見事に一桁
結局、2期生もさらに集まらず、募集停止
そうしたらKはその学科を部下に持たせて
自分は有名な職人と組み新学科を設立
つまり、前の学科を早々に手放し、
失敗は無かったことになったのだ
しかも、思い通りにならない職員は
すぐに異動となり、給料も下げられる
引き抜かれて東京から来た講師は
教育方針で揉めて格下げとなり基本給が5万円減
本人への事前の知らせもなく異動となった職員もいる
しかし、ボスは「Kはよくやっている」と褒めたたえている
一族経営の悪いところが溢れ出ている
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