続けない選択
小学校高学年はバレーボールをしていた
特にバレーが好きだったわけでないが
水泳を辞めたいと思っていたときに
バレーボールの団員募集があったので
なんとなく入った
弱小チームの万年補欠
背が低い、ジャンプ力なし、
トスもレシーブも下手
気が強いメンバー同士の軋轢
2年でイヤになった
バレーをしていた小学生は
中学もバレー部に入るのが通例になっていた
しかし、バレー部に入らなきゃいけない
決まりはない
同級生のメンバーは全員バレー部に入ったが
自分は他の部に入った
バレー部と隣のコートになることもあったが
気にしない
一層練習がキツくなりツラそうなバレー部
さらに再び人間関係で揉めていた
こちらは部員は多いがユルユルな部活なので
少し頑張ればレギュラー
気が強い人がいないので
ダラダラしたいときは手を抜いて問題なし
やるときはやる
そうしていたら弱小チームの中で
エースになっていた
一つの世界に時間を費やすのもいいけど
過ごしやすい環境でのびのびやっていい
世の中には別の世界がたくさんあるのだから
現に中学で他のスポーツに挑戦して
居場所といい思い出ができたのだから