HADO前詰め指南書(個別解説編:チャンス型)

HADOチームHIBANA所属のネガティブと申します。
今回は以前に投稿したnote
URL: https://t.co/7UdlrhfYBP
で投稿しましたチャンス型の解説になります。

出るタイミングを中心に語っていこうと思います。

——チャンス型の基本理念——

名前の通りチャンスつまり好機、
「得点獲得の可能性が高いタイミングで出る」です。
「前に出る条件」を細かく設定し、自分で前に出るタイミングを決め、得点を得に行きます。

——チャンス型の出るタイミング——

前回も記載いたしましたが、ここで記載するタイミングは私が考える事になります。
これを参考にして自分なりの「条件」を考えてもらえれば幸いです。

まずチャンス型で前詰めを行う際の
「必須事項(最低条件)」があります。
それは「相手の羽が2枚以下」です。
そもそもの話、敵を倒せる好機で前に出る訳なので、相手がやられやすい状況にある必要があります。
なのでまずは「前に出る為の条件」として、羽を2枚以下に削りその上で前に出ていきます。
その上で前に出る条件を記載していきます

①シールドの割れ際

1番わかりやすいタイミングになります。
シールドが薄くなって後1〜2発で割れるという時に自分の球数を3発以上持って突っ込みます。

相手からすると
前で戦うのか
素直に後ろに下がるのか

という2択の選択肢を迫らせることができ、後手に回ってしまいがちになるので倒しやすいです。
しかし、割れ際で突っ込もうとしたタイミングですでに相手が後ろに下がっている場合は待ち構えられている状態になる為、逆に対処される場合があります。
自分の感性を信じてこの壁に突っ込むのか突っ込まないのか決めて行った方がいいです。

②相手がこちらを見てないタイミング

自分に視線が向いていないプレイヤーに対して前に詰めていきそのまま倒してしまう動きです。
視線が向いていない判断は様々にありますが、自分の中で決めていくのが1番かと思います。
(単純に文章化するのが難しい。
 強いて言うなら羽が明らかにこちらに向いてない時を指標にしましょう。)

意外とそんなタイミングないんじゃないかと思いますが、実は結構あります。
「5壁が相方側に貼られたタイミング」も
「見ていないタイミング」になりやすいので。
「味方活用型」を基盤に「見ていないタイミング」を自分で考えてやる形になります。

③残り15秒

これは完全に自分の理論になります。
(参考程度にとどめてください)

私の中で残り15秒は敵の1番動きがわかりやすいタイミングだと思っています。

理由になりますが、簡潔に言うと
「試合の中で最もノイズが多くなる時間」
だからです。
ここでいう「ノイズ」は思考のパフォーマンスの話になります。
個人の見解になりますが、人間は試合中に未来や過去のことを考えると動きが読みやすくなります。
その「未来や過去の事を1番考える時間」が残り15秒だと思っています。
試合時間の終盤のタイミングであり得点差によって最後の行動を決める時間でもあります。

負けてるからこうしようとか
勝ってるからこうしようとか

考えるという事はパフォーマンスが落ちます。
なので自分はその時間に前に出るようにしています。

——チャンス型の戦術・戦略——

チャンス型の戦術を色々考えましたが特にこれといった戦術がありませんでした。
チャンス型、さらには自己完結型も戦術というよりは個人の力が試される前詰めになるので自分の前詰の実力をつけていきましょう。

戦略、つまり試合の流れとしては味方が羽を削り自分が点を獲得しにいくという戦略はとれます。
チーム内で誰が削り誰が取るのか、しっかりと考えみるのも良いかもしれません。
(参考プレイヤーとしては
アークエースのよごしん選手や
和心のかみさん選手などを参考にしてみましょう)

——チャンス型のメリット・デメリット——

《メリット》
①キルが取りやすい
自身が優位な時に点数を取りに行く為、ある程度の確率で点数を獲得する事が多いです。

②使える戦術が多い
基本的に出るタイミングがほぼ固定していて尚且つある程度自己完結している為、どんな戦術や戦略に対しても柔軟に対応できます。

《デメリット》
①自分から試合を動かせない
前詰めが「最低条件」を達成した且つの条件の為、自分から大きく試合を動かぬことが困難であり、なかなか前に出れないという事が起きやすいです。

②失敗時のリスクが大きい
いざチャンスといって前詰めを行ったとしても得点を獲得できなかった場合相手から総攻撃を喰らう可能性がとても高くそのまま無駄足でやられてしまう可能性が高いです。

——最後に——

2回目の解説になりました。
型の最後は自己完結型。
はたして書くことがあるのか、結構悩んでいます。

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