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銀河鉄道999

メーテルって知ってます?
銀河鉄道999

アニメで放送された時、
優しいんだか強いんだか
圧倒的な美しさとミステリアスさと
哲学と母性が混ざり合った存在感に
心打たれて、
鉄郎目線で笑 観てました!

私は原作を従兄弟から貰ったので
穴が開くほどコミックを読みました。

鉄郎はね、たったふたりで生きてきたお母さんと寒さに震え、雪の中で抱きしめあっていたところを機械伯爵の人間狩に遭います。目の前でお母さんを撃たれちゃって、天涯孤独になってしまうの。でもすぐに鉄郎は伯爵邸に行って仇を討つんです。機械伯爵の豪邸にはなんと、剥製にされたお母さんが飾られているんです。

雪の中の人間狩ですよ?
剥製ですよ?
すぐに仇討ちですよ?

でもストーリーが美しいんです。
蒸気機関車が空を飛んで
宇宙に出て行くのですが、
その光景と

惑星の1日だけ
つまり自転するのにかかる時間
銀河鉄道は停車するのですけれど、
その設定とか

ルール絶対なのに
超越しているメーテルの謎とかね。

メーテルの目を描いてました。
ノートの余白に。

惑星が謎や矛盾に満ちていて
テーマが深遠でいて身近です。
つまり思うのです。
松本零士さんは、
子どもを
子ども扱いしていなかった。

宇宙海賊キャプションハーロックに時間城に呼び出されたとき、
鉄郎がメーテルのために
決意をした時の言葉。

メソメソしながら
一生暮らすより
俺は戦うぞ



松本零士さんが亡くなられ、
思いを馳せて
松本零士さんと弟さんが手がけた
船に息子たちと乗ってきました。


あの時、
こうすればよかった、はない。
今を生きていこうと
私も思います。

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