【インタビュー】なぜOWL magazineは、動画配信をはじめたのか?
こんにちは。辻井亮輔です。先日まで「ふらいくる」という名前で投稿していました。いわゆる改名です。今後ともよろしくお願いします。
ところで、先月からOWL magazineのYoutubeチャンネル「OWL channel」が開設されたのをご存知でしょうか。
現在、毎週土曜日の22時にライブ配信をしています。この記事がリリースされる時点で、既に計4回の配信を行いました。視聴して頂いた皆さん、ありがとうございます。
今、OWL channelの存在を知った皆さん、配信済の動画は後追いで見ることができます。是非、チャンネル登録をよろしくお願いします!
すべての始まりは、OWL magazine主筆の中村のこのツイートからでした。
そこから、テスト配信がはじまり、本配信がはじまり、今に至ります。
また、中村の家にYouTubeスタジオを作る計画も持ち上がっているようです。
とうとう動画編集のために、ハイスペックなパソコンも買ったみたいです。
この展開の速さに、まったく付いていけてないOWL magazineメンバーがいます。
そう、僕、辻井です。
「どうしてOWL magazineは、突然YouTubeに力をいれるようになったのだろう?」
OWL magazineのメンバーであるにも関わらず、いまいちよく真意をつかめていません。
「ならばこの疑問を直接ぶつけてみよう」
そう思って僕が中村にインタビューをしてみたのが今回の記事です。
それでは、インタビュースタート!
【話を聞いたひと】
中村慎太郎(鳩):作家。OWL magazineの主筆兼YouTube担当兼コミュニティマネージャー。デビュー作の『サポーターをめぐる冒険』は、サッカー本大賞2015を受賞。最近、20倍界王拳くらい仕事ができるようになったらしい。Twitter note
(インタビュー・文:辻井亮輔(つじー) Twitter note)
(取材日:2019/5/8)
── 正直、急にOWL magazineがYouTube配信に力を入れるようになってびっくりしています。
突然僕が始めてびっくりしました?(笑)
──ええ(笑)ただ、OWL magazineのメンバーとしては、びっくりしましたで終わらせるわけにはいきません!今日は根掘り葉掘り聞かせてください。
ここでつじーと話したことが記事になれば、そのまま購読者の方への説明にもなりますね。是非、お願いします!
──そもそもOWL magazineでYoutube配信を始めた理由を教えてください。
まずそもそも、これからは動画の時代になっていくと僕はずっと思っていました。OWL magazineで動画をやることは元々考えていたことなんですね。
ただ、はじめは文章から始めようという方針があったのと、僕の持っているPCの性能がいまいちだったのでなかなか着手できませんでした。
── 中村さんは『ハトトカ』や『クリレコ』で音声配信をされていますよね。OWL magazineも音声配信でやろうとは思わなかったのですか。
実は、ハトトカもpodcastを使った音声配信から、動画配信へ切り替えます。
──え?
そうなんです。だから、ハトトカを動画でやるのに、OWL magazineをわざわざ音声にする意味はあまりないかなと思いました。
──ハトトカもOWL magazineもYouTubeで配信すると。
ええ。Youtubeやニコニコ動画という検索性能の高いプラットフォームを利用すると、より多くの人に見てもらえます。ハトトカをやっていたpodcastは、マスメディアの対極にあるようなメディアでなかなか広まりにくいのがネックでした。
── 動画配信はいずれやろうという構想は元々あった訳ですね。では、なぜ今なのか、そのきっかけがあれば教えてください。
まず、僕の持っているPCでもライブ配信なら、充分やれることが分かったことがきっかけの一つです。
そして、宇都宮徹壱さんがYouTubeで動画配信を始めたことも大きかったです。
他にも、親しくしているノーミルク佐藤さんが『MILKサッカーアカデミー東京校』というYouTubeチャンネルでとても成功しているという事実も背中を押してくれました。
このチャンネルは、登録者が1万3千人以上います。登録者がこれほどの数になると、動画だけで収益化することも出来ます。
──え?登録者が1万以上がいれば、動画を配信するだけで収益を得られるということですか?まさか急にお金の話になるとは(笑)
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