NAGAREYAMA F.C.がRSLグループリーグ突破!#24の復帰がもたらした厚み。
11月26日、NAGAREYAMA F.C.にとって約2ヵ月ぶりの公式戦となる我孫子・鎌ヶ谷リバーサイドリーグの第5節が開催されました。
会場はおなじみの利根川ゆうゆう公園…もはや近所の行きつけの小料理屋くらい、なじんだ感覚ですね。
この日の天気は曇り…の予報だったのですが、予報以上に悪く。真冬並みの寒さに加え、時折雨もぱらつく中での試合となりました。
それでも、 リバーサイドリーグ最強の相手と言えるチームとのカードとなる今節、多くのファンサポーターがゆうゆう公園に集まってくれていました!
第5節のお相手は、柏TOR'82さん。NAGAREYAMA F.C.が公式戦で対戦するチームとしては、これまでで一番強い相手と思われます。
試合に当たっての状況はこちらにまとめていますのでよろしければ!
前節から始めたマッチーデープログラム的なフリーペーパー、雨混じりの天候でお配りするのも申し訳ないかな…とも思ったのですが、こういうのは続けてこそ意味があると思っているので、この試合でもお配りしました。
(雨混じりで試合開始直前までお車の中で過ごされていた方も多く、せっかく現地に来られていたのにお渡しそびれた方がいらっしゃったかも…申し訳ないです)
PDFファイルでもアップしていますので、よろしければご覧下さい!
この試合のNAGAREYAMA F.C.のスカッドはこちら。いつもの4-3-3ではなく、トップ下を置いた4-4-2のように見えました。ただ、#22寺内 大登選手がかなりサイドに開いていたり、#6山室 伊ノ介選手と#11山口 賢人選手の立ち位置は逆だったかも…ということで、あまり自信ないです。
前節との一番の違いは、怪我で戦線を離れていた#24栢野 史也選手がついに復帰!初めてスターターに名を連ねたこと!中盤のトップ下の位置に入りました。栢野選手…長いリハビリを乗り越えての復帰!おかえりなさい!!
今節の両サイドバックは、左が#16今山 育己選手、右が#8小野田 大樹選手というチョイス。攻撃的ですね!
#3牧野 純己選手、#7土屋 じょにー選手、#17森田 大輔選手、#18加藤 康徳選手がこの試合のベンチメンバーでした。
試合は序盤からNAGAREYAMA F.C.が優位なシーンが多かった印象。
前半4分、#6山室 伊ノ介選手が左サイドのスペースに走りこんだ#24栢野 史也選手へパス、更に栢野選手からパスを受けた#22寺内 大登選手がドリブルでカットインもシュートまでは行けず。
前半7分、#8小野田 大樹選手のクロスに#22寺内 大登選手が飛び込み、後ろにこぼれたところに#24栢野 史也選手が詰めるもシュートまでは行けず。
前半9分、#24栢野 史也選手がボールを奪うと、裏に抜け出した#13板倉 航希選手にスルーパス。シュートまでは行けず。
前半10分、#11山口 賢人選手からのサイドチェンジを受けた#22寺内 大登選手がドリブルで運び、カットインしてシュートするも枠外。
NAGAREYAMA F.C.はいつにも増してパスのテンポが良く。柏TOR'82さんのプレッシャーも早かったのですが、それを上回る速さで人とボールを動かすことが出来ていたように思います。
そして前半13分。裏に抜け出した#22寺内 大登選手へ絶妙なスルーパスが通り、寺内選手が落ち着いてGKを引き付けて中央に折り返し。最後は#13板倉 航希選手が落ち着いて決め、NAGAREYAMA F.C.が先制に成功します!
この寺内選手へのスルーパスが絶妙で素晴らしかった…。誰が出したか把握出来なかったので、ご存じの方にぜひ教えて頂きたいです(笑)
直前の前半10分にも似たようなシチュエーションがあり、その時は寺内選手はシュートを選択していて。それが伏線となってよりGKを引き付けることができ、板倉選手へのアシストにつながったのだと思います。
これ、自分は全く気づいておらず。一緒に試合を観ていたサポの方に教えて頂いて「なるほどな!」と目からうろこでした。誰かと一緒に観るというのは楽しいし勉強になりますね!
そして更に前半24分には、#11山口 賢人選手のパスを受けた#13板倉 航希選手が今日2点目のゴールを決めて、追加点。
NAGAREYAMA F.C.が2-0と2点リードで前半を折り返します。
後半に入っても、全体的な流れは変わらず。
後半1分、#14高木 一希選手のパスカットからパスを受けた#22寺内 大登選手がクロスを上げるも合わず。
後半3分、#11山口 賢人選手を追い越してパスを受けた#8小野田 大樹選手がクロス、#13板倉 航希選手が受けるもシュートまで持ち込めず。
後半5分、#13板倉 航希選手が相手のボールを奪ってドリブルで侵入してシュートもGKがセーブ。
後半8分、#6山室 伊ノ介選手が裏抜けからシュートもサイドネット。
後半11分、#6山室 伊ノ介選手と#16今山 育己選手に代わり、#3牧野 純己選手、#18加藤 康徳選手がIN。
後半21分、#8小野田 大樹選手に代わり#17森田 大輔選手がIN。
後半22分、#13板倉 航希選手が抜け出してシュートも枠外。
後半24分、#11山口 賢人選手に代わり#7土屋じょにー選手がIN。加藤選手が一列前へ。
後半26分、#24栢野 史也選手と#13板倉 航希選手が浮き球のパス交換でエリア内に侵入も、シュートには持ち込めず。
後半28分、#7土屋じょにー選手が抜け出し、GKを引き付けて中央に折り返すも合わず。
後半も何度か決定的な形は作るものの、最後のところで決めきれず。
柏TOR'82さんに危ないシーンを作られることもありましたが、チャンスクリエイトの数では勝っていた印象でした。
結局、NAGAREYAMA F.C.が前半にあげた2点のリードを最後まできっちり守り切り、勝利を収めました。
この試合、NAGAREYAMA F.C.から見ると総じてやりたいことを表現できた試合だったのではないかと思います。
人もボールも良く動いていてチャンスを作れていたし、守備面でもリスク管理はしっかり出来ていて、極端に前掛かりになりすぎるシーンも無く。柏TOR'82さんが(恐らく)ベストメンバーでは無かったこと、裏のスペースを突くのではなくてしっかりとポストに当てる戦術を徹底していたこと、プレーがクリーンだったことや涼しい気候の中で動きやすくなったこと、ゆうゆう公園の芝が枯れて逆にピッチの凹凸が減ったこと等、様々な要因があってのこの内容だったのだと思いますが、内容的に非常に良かったと思います!
その中でも、今日の中盤の構成…特に#24栢野 史也選手の存在が大きく感じました。栢野選手はパスを捌くだけでなく、スペースへの走り込みやカバーにも相当動き回っていて。常に味方にパスコースを作り続けてくれていました。高い位置に栢野選手、その後ろに#14高木 一希選手が居ることで、こっちの中盤が1人2人多いんじゃないかと感じたくらいで(笑)
中盤での起用が多い山室選手、小野選手、山口選手、高木選手。ここにまた異なる強みを持つ栢野選手が加わってくれましたね!選手個々の異なる特徴が、チームとしてどう活かし、活かされるか。高監督がどのようにマネジメントしていくのか、楽しみです!
この試合の勝利で、NAGAREYAMA F.C.のリバーサイドリーグでのグループリーグ突破…決勝トーナメント進出が確定。グループリーグの残り2試合の日程はまだ決まっていませんが、色々なことにチャレンジしやすい状況になりましたね。公式戦でしか試せないものもあると思いますので、高監督がこのリバーサイドリーグを今後どのように活用していくのか。
次の試合を楽しみに待ちたいと思います!
今回は以上になります!最後までお読み頂きありがとうございました!
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