NAGAREYAMA F.C.のとっておき~運動量を活かした多価性 #8小野田 大樹
NAGAREYAMA F.C.の、とっておきの選手たち。
後期リーグ、そしてその先の試合における切り札になれる選手たち。
ひとりのファン・サポーターとして伝えたいこと。
大きな期待と信頼、ありったけの想いを込めて。
運動量を活かした多価性… #8 小野田 大樹
NAGAREYAMA F.C.において、もっとも多くのポジションで使われてきたポリバレントな選手が、#8小野田 大樹選手です。
1年目は主に左右のウイングとして。
2年目は、そこにインサイドハーフとしての起用が加わり、終盤からはサイドバックとしても。
そして今年は、チーム状況でウイングとしてもサイドバックとしても出場。
右も左も、前も後ろも、どこでも出来る、その多価性。
その多価性がチームにもたらしてくれる安心感たるや。
不足な事態があっても、小野田選手がピッチに、ベンチに居てくれれば処置できる幅はぐんと広くなる。
監督にとって、これ程助けになる選手はいませんよね。
そしてその多価性を支えているのは、運動量。
小野田選手を観ていると、とにかく良く走る!止まっている時間がないんじゃないかというくらい、走りまくる。
決してサイズは大きくない小野田選手ですが、この運動量があるからこそ、どのポジションでもきっちり役割をこなせるのだと思います。
チーム最年長にして、誰よりもトレーニングし、良く走り、汗をかく。
前でも後ろでも、なんでもござれ。
永遠のサッカー小僧という言葉がぴったりな、小野田 大樹選手。
いつもその走りに勇気を、力をもらっています!
小野田選手はチーム最年長なんですよ、と教えると驚く人、結構います。
いつもニコニコしていて偉ぶることが無く、ちょこちょこ良く動いていて、他の選手からいじられまくる。
いちサポーターである自分から見て、小野田選手はそんなキャラクター。
明らかに優しそうな雰囲気を醸し出していて、威圧感はゼロ…なので、年長者としての威厳があるかと言えば…無い。(小野田選手、ゴメンナサイ…)
でも、威厳になんて頼らなくとも、その背中で、その姿勢で、年長者にしか出来ない仕事をチームでこなしてくれていると思っています。
ある選手が言っていました。
「あいつ、馬鹿みたいに練習するんですよ」
年長者が手を抜かない組織は、強い。
NAGAREYAMA F.C.において、小野田選手にしか出来ない、小野田選手だからこそ出来る、役割。我々からは試合でしかその背中を見ることは出来ないのですが、見えないところでチームに大きなものを与えてくれる小野田選手。
感謝しかありません!
そして、威厳は無くてもそれが良い方向に活きることもあって…小野田選手の回りって、いつも人が集まってくるんです!
教え子であるちびっこたちだけでなく、クリーン活動などの日ごろの地域貢献活動で触れ合った人の多くが、小野田選手のファンになってしまう。
そんな柔らかな雰囲気を持った小野田選手だからこそ、多くのファンサポーターに愛されるんですよね。
試合会場で、小野田選手の姿が見えるだけで喜ぶ子供たちはたくさんいるんです。ピッチに立つ瞬間なんて、ホント大喜びで。
永遠のサッカー小僧、そして、子供たちのヒーロー。
これからもその想いを背に、走りまくってほしいです!