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NAGAREYAMA F.C.は初めての連敗。悔しさから目を逸らさず、次へ。

関東リーグへの挑戦権をかけた後期リーグ、いよいよスタート

2024年9月8日(日)、千葉県社会人サッカーリーグ1部 後期リーグの第1節が開催されました。関東リーグ昇格への挑戦権をかけた最後の5試合。
いよいよ、スタートです!

第1節のお相手は、柏TOR'82さん。
柏TOR'82さんは前期リーグの開幕戦でも対戦したお相手で、1年に2度も開幕戦で対戦する、という数奇な巡りあわせとなりました。
5月に開催された前回対戦では、NAGAREYAMA F.C.が2-1で勝利。
とは言え、柏TOR'82さんはここ6試合負けなしで引き分けを挟んで5連勝中と波に乗っている状態。
絶好調な、雪辱に燃える相手。難しい開幕戦となりました。

(参考)前回対戦の内容はこちらにまとめていますのでよろしければ↓

この試合の会場は、柏市にあるあけぼのやま公園。市原、木更津以外での試合は久しぶり。やはり近場で試合が出来るというのはありがたいですね!
そして、今日の対戦相手が柏市を本拠地とする柏TOR'82さん。
そう!ついに東葛地区での東葛ダービーが実現しました!!
残暑厳しい環境でしたが、ざっと数えても40名以上の方が応援に駆けつけてくれていました!そして市長の姿も!
残念ながら声を出す、鳴り物を使う応援はNGという会場ですのでいつものような雰囲気を作り出すことはできませんでしたが、これだけの方が集まってくれる、応援に駆けつけてくれるという事実は、誰が何と言おうと選手の皆さんの後押しになったと思います!
ありがとうございます!!!

この試合もいつものフリーペーパー、お配りしております↓

はじめて観に来てくれた方も多いと思ったので、
今回はメンバーボードはちょっと高めに

大きく変わった陣容…復帰の4選手が早速メンバー入り!

今節のNAGAREYAMA F.C.のスカッドはこちら。

千葉県社会人サッカーリーグ1部 後期リーグ 第1節

GKは#1板橋 柊哉選手。
DFは右から#2岡田 俊祐選手、#9橋本 真吾選手、#5長坂 拓紀選手、#16延山 光聖選手。
MFは右から#26三好 崇斗選手、#24栢野 史也選手、#22澤口 瑛都選手。
FWは右から#11山口 賢人選手、#13板倉 航希選手、#10寺内 大登選手。

ベンチは#3牧野 純己選手、#7砂田 琢己選手、#8小野田 大樹選手、#15板垣 敢大選手、#17今山 育巳選手、#18加藤 康徳選手、#19飯沼 駿太選手。

#2岡田 俊祐選手、#3牧野 純己選手、#11山口 賢人選手、#22澤口 瑛都選手が、ついに復帰してくれました!!
お帰りなさい!!!!!

アップ風景1
アップ風景2
入場前のハイタッチ!
試合前の写真撮影…#4と共に!
前半の円陣

思うように前進できない、歯がゆい展開…試合の膠着を崩せず

試合は両チーム球際が激しく、互角な展開に。お互いに中央から相手陣へ思うようにボールを前進することが出来ず、シュートまで持ち込めたシーンは数えるほど。ただ、どちらかと言えば柏TOR'82さんの方が狙った試合運びが出来ていたのかな、と思いました。
NAGAREYAMA F.C.の自陣からの攻撃時、柏TOR'82さんは両サイドハーフが高い位置でNAGAREYAMA F.C.のサイドバックを捕まえ、FW1枚は少し下がってアンカーをケア。両ボランチもある程度高い位置までインサイドハーフ2人をマークしていたので、NAGAREYAMA F.C.はボールの逃がしどころがなく。時折、インサイドハーフが下がってボールを受けることで前進を試みていましたが、いつものようなボール運びが出来ず、落ち着いた攻撃の形を作ることがほとんどできませんでした。
右サイドに張ることに固執せず、比較的自由に動いてボールを受けていた#11山口 賢人選手が起点になって何度か攻撃の形は作るものの、決定的なチャンスには至らず。
対して柏TOR'82さんも、NAGAREYAMA F.C.のサイドバックの裏のスペースを狙って何度か深くまで侵入はするものの、そこからシュートまで持ち込むシーンは少なく。
お互い、先制されたくない想いが強かったか、リスクを冒さない展開で試合は膠着。前半はそのままスコアレスで折り返します。

ハイボール、裏抜けへの対応が多く、かかる負荷が大きかった両CB
延山選手、前半はなかなか攻撃参加できず…
1人で3人くらい引き連れている状況だったエース
そして…つづくさん、いつも本当にありがとうございます!!

後半も大きく流れは変わらず。じりじりと時間が過ぎていく中で、NAGAREYAMA F.C.が選手交代。
後半19分に#11山口 賢人選手に代わって#15板垣 敢大選手がIN。
縦に早く仕掛けられる板垣 敢大選手が入る…点を獲りに行くぞ、というメッセージだったのかなと思います。
これくらいの時間帯から、柏TOR'82さんは足がつる選手が出始めて。NAGAREYAMA F.C.の選手を捕まえきれないシーンが増え、徐々にゴール前に迫れるようになってきました。
そんな中、試合が動いたのは後半40分。
相手ゴールキックを跳ね返し、カウンターに行こうとNAGAREYAMA F.C.の選手が前がかりになったタイミングでした。サイドチェンジのボールを引っかけられると、サイドバックが上がった後ろのスペースを突かれ、最後は中央に詰めた選手に頭で押し込まれ、失点。
攻撃に行けるようになってきたので積極的な姿勢になっていたことが仇となってしまっての失点でした。
その後は何とか同点にと相手ゴールに迫るものの、ゴールを奪うことが出来ずにタイムアップ。
NAGAREYAMA F.C.が0-1で敗れました。

後半になっても足が止まらない栢野選手…さすが!
投入で、前への推進力を見せてくれた板垣選手
細やかな選手への気遣い…高山先生、カッコよすぎます!
終盤はゴールに迫るも、ゴールは割れず

勝利をつかむために、どこまで突き詰めて準備できるか

5試合の短期決戦、順位表上は2位と5位の試合なだけに、この試合は当然、勝ちたかった試合。ただ、やはりそう簡単なものではないな、というのを改めて思い知らされました。
ほぼデータが無かったであろう前回対戦時と違い、NAGAREYAMA F.C.がどういうサッカーをするのかという情報が、対戦相手に知られている状況。
1部リーグのレベルのチームであれば、当然、その事前情報をもとに対策を練ってくるわけで。この試合も、NAGAREYAMA F.C.がボールを運べないように柏TOR'82さんはしっかり準備していて、それがハマった内容だったと思います。
データ無しというアドバンテージが無くなった以上、ここから問われるのは逆に自分たちもしっかり相手の情報から事前準備をすること、そして相手の対策を上回る術を持てるかどうか。本当の意味での強さが問われていく試合が続くのだと思います。

前期リーグで2位になった、という奢りは無かったか?
試合に向けた準備は、十分だったのか?
試合中、もっとできることは無かったか?

関東リーグへの昇格を本気で狙うのであれば、その道程では各県リーグの王者との試合を制していく必要があるわけで。県リーグレベルなら、難しい試合でもモノに出来る強さが無ければ、到底たどり着けない道程です。
まだ後期リーグは始まったばかり。
みんなで、もっともっと、強くなりましょう!!

この悔しさが、更なる成長につながると信じて
#4を掲げた意味…想いの強さを見せてほしい!

待ちに待った復帰!復帰組は新戦力であり、秘密兵器!

試合は残念な結果になってしまいましたが、嬉しいことも!
後期リーグに入り、離脱していた選手たちが続々と戻ってきてくれました!
これは、ものすごく心強い!!
#2岡田 俊祐選手、#11山口 賢人選手、#22澤口 瑛都選手は復帰明けのこの試合でいきなりの出場も果たしてくれました!
#3牧野 純己選手もベンチ入り!!

まだまだコンディションも試合勘もこれから、という状況だと思いますし、くれぐれも無理はしてほしくないのですが、個人的にものすごく期待しています!!
それぞれ、他の選手には無い強烈な強みと個性を持った選手たち。
彼らが前期リーグでチームを支えてきたメンバーと融合して、どんな変化をチームにもたらしてくれるか。後期リーグの秘密兵器となってくれる選手たちだと確信していますので、ここからの大暴れ、大いに期待しています!!

いきなり90分フル出場を果たした岡田選手と澤口選手
ボールを持つと何かしてくれる期待感!お帰りなさい!
チームに勢いをもたらしてくれる存在!
#3牧野選手、大けがから復帰…!

最後に、ひとつだけ。
休日の大切な時間を削り、炎天下の中でも90分走り続け、一緒に試合を作ってくれる仲間が、審判です。
感情的になるのは仕方ないし、判定への異議、確認のコミュニケーションは必要。でも、絶対に言ってはいけない言葉はある。
うちは、審判へのリスペクトを絶対に忘れないチームであってほしい。


第二節は、9月15日(日)、VONDS市原Vertさんとの対戦になります。
事実上の前期リーグ最終節で敗れた相手。
雪辱のチャンス到来、ですね!!
会場は、VONDS市原Vertさんのホームグラウンド、VONDSグリーンパーク。18時キックオフです。
鳴り物NGながら、声出しOKの会場ですし、VONDS市原Vertさんもサポーターがいるチームですので、アツい雰囲気の中での試合になるはずです!
ぜひ、現地で選手の背中を押しましょう!

今週は以上になります。最後までお読み頂き、ありがとうございました!


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