NAGAREYAMA F.C.はクラブ初の天皇杯予選へ。一戦必勝で高みを目指す。
12月24日から、NAGAREYAMA F.C.の初めての天皇杯予選…千葉県サッカー選手権大会への挑戦が始まります。
天皇杯。言わずと知れた、日本のサッカータイトルの一つです。Jリーグの全チームに各都道府県の代表チーム+αを加えての壮大なトーナメント戦。
そして、この各都道府県の代表チームを決めるのが、千葉県サッカー選手権大会、ということになります。先日の柏レイソルと川崎フロンターレの決勝戦は皆様の記憶に新しいことかと思いますが…この試合は、あそこに続いているんですね。夢があります!!
Jリーグのチームが登場する天皇杯については何となくわかっているものの、そこにつながる各県の代表を決める大会ってどんなものなのか?
NAGAREYAMA F.C.が挑む千葉県サッカー選手権大会とはどのようなものなのか?というわけで、いつものように調べてみました!
千葉県サッカー選手権大会、今回の予選に参加するのは1種登録(社会人、大学、自治体)の全66チーム。A~Hまでの8つのブロックに分け、各ブロックを勝ち抜いたチームで決勝トーナメントを行い、決勝トーナメントの優勝チームが、千葉県代表として天皇杯への参加権利を得る、という流れです。
試合は予選ブロックでは70分。35分ハーフでハーフタイムは10分ですね。延長戦は無く、70分で決着がつかない場合はPK戦となります。
ちなみに決勝トーナメントでは90分(45分ハーフ)で20分(10分ハーフ)の延長戦、それでも決着がつかない場合にPK戦、となります。
メンバー交代は5名まで。決勝トーナメントでは、延長戦に入った際に追加でもう1名、交代枠が増えます。
と、簡単にではありますが、以上が千葉県サッカー選手権大会のレギュレーションです。
今回、NAGAREYAMA F.C.が入ったのは、Hブロック。Hブロックのトーナメント表はこちらです。
3回勝ち抜けば、決勝トーナメントへ勝ち抜け、ということになりますが…先を見ても仕方ない。とにかく目の前の1戦を全力で勝ちに行く、ですね!
NAGAREYAMA F.C.の初戦のお相手は、Tenaciousさん。グループが違うので直接対戦はありませんが、NAGAREYAMA F.C.と同じく千葉県社会人サッカーリーグの2部のチームです。
Tenaciousさん…テネーシャスさん、とお読みするようです。英語で「粘り強い」という意味ですね。柏市立柏高校のOBを中心に2018年に創設されたチームで、2021年に千葉県社会人サッカーリーグの3部で優勝して2部へ昇格、2022年は3勝2分3敗でグループ5位という戦績。2023年は1分7敗でグループ8位、3部リーグへの降格となりました。
相手のレベル的にはNAGAREYAMA F.C.は決して引けを取らないとは思うものの、35分ハーフと試合時間が短い天皇杯。絶対に失点せず、かつ早い時間で得点が欲しい…決して簡単な試合にはならない…と、思っていたのですが…。
先日、クラブの方から発表があり、Tenaciousさんが棄権された旨が発表されました。
というわけで…NAGAREYAMA F.C.は不戦勝で1回戦突破、ということになりました。
1回戦突破できたことは嬉しいのですが…初戦特有の緊張感を2回戦に持ちこしてしまうこと、実際に試合を執り行った上でこそ得られる勢いを持てなかったこと、この2点は地味に痛いように思います。
2回戦の相手は、千葉県大学リーグ1部で4位、若く走力のある江戸川大学フットボールクラブさんか、今年、千葉県社会人リーグ3部で優勝し勢いのあるY-AJACKさんか。どちらにせよ、相手は1回戦を突破して勢いに乗っての対戦になりますので、更に難しい試合になると思います。
第2回戦は、1月21日。年末年始のオフを挟みます。しっかりとメンタルとフィジカルの両面で準備が必要ですね!
そして、第1回戦が予定されていた12月24日ですが、試合が無くなった代わりに、トレーニングが公開されることになりました。
10時~12時で、場所はアルジャーノンフィールド柏!我らがフィールドパートナーであるボーダーレススポーツグループ様が運営している人工芝のグラウンドです。
トレーニングの後には、先日現役引退が発表された小野 敬輔選手の引退セレモニーも行われます。年内最後のNAGAREYAMA F.C.の活動日、しばらく選手に会うことも出来ませんので、ぜひアルジャーノンフィールド柏へお集まりください!
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