NAGAREYAMA F.C.がクリーンシートでRSL三連勝。前へ、ひたすらに前へ。
7月2日、リバーサイドリーグの第三節が開催されました。リバーサイドリーグは4月22日の第二節以来と久しぶりになりますが、NAGAREYAMA F.C.は6月18日、25日と千葉県社会人サッカーリーグ2部の試合がありましたので、三週続けての公式戦となります。
第三節でNAGAREYAMA F.C.が対戦するのは、東葛FCさん。2023シーズンのリバーサイドリーグでは開幕戦でFC HABLANDOさんに1-0で勝利、そして6月11日の第二節では松戸RFCさんに3-1で勝利しており、ここまで2連勝と波に乗っているチームです。
会場はおなじみ利根川ゆうゆう公園。もはやゆうゆう公園と聞くと落ち着くようにすらなってきました(笑)
前日までの雨から打って変わり、この日は朝から快晴。真夏の気温に比べればまだ幾分か涼しく、風もあるので覚悟していたよりは涼しいと感じましたが…さりとて、日差しを遮るものが全く無い河川敷。10時キックオフとは言え日向は30度を超えるであろうコンディション。この中で走り回る選手たち…本当に大変です。
さすがにこれだけ暑い中の試合ということもあり、今日の現地組は少なめ。それでも、キックオフよりずっと前に到着されていてずっと選手を見守ってくれている方、小さなお子様をあやしながら応援に来てくれているご家族などなど、皆様、何かに都合をつけて足を運んで下さっているわけで…本当に、有難いです。
ここに来て良かった、と思ってもらえるような半日にしたいですよね。特に小さなお子様にとっては大変なコンディションなので、何か涼みながら観戦できたり、楽しみがあればよいのですが…ビニールプールとか設置して水遊びできるようにしたら…さすがに怒られますね(汗)
この試合のNAGAREYAMA F.C.のスカッドはこちら。
公式での発表と一部異なりますが、現地で見た限りではこのスカッドだったかと思います。
前節との違いは両サイドバック。前節は#17森田 大輔選手が右、#18加藤 康徳選手が左のサイドバックでしたが、今節はいつもセンターバックの#4平久 将土キャプテンがサイドバックに入り、代わりに入った#5平久 竜土選手がセンターバックに。左はそのまま#16今山 育己選手が代わって入りました。
恐らく公式戦では初となる、#4平久 将土キャプテンのサイドバック、そして初のスターターとなる#16今山 育己選手。これだけで見所充分ですね。
ベンチは#18加藤 康徳選手、#3牧野 純己選手、#15錦見 勇弘選手、#7土屋じょにー選手、#6山室 伊ノ介選手。
ベンチ入りはしていませんでしたが、今節は#32橋本 辰哉選手も帯同していました!心強い!!
午前10時、キックオフ。試合は早々に動きます。
前半8分、前からのプレスでボール奪取後、#22寺内 大登選手と#13板倉 航希選手がパスをつないで、最後は#13板倉 航希選手がゴール。NAGAREYAMA F.C.が試合序盤で幸先よく先制に成功します。板倉選手はこれで公式戦6試合連続ゴール。止まりません!!
その直後、前半10分には#9橋本 真吾選手が起点となり、左サイドの#16今山 育己選手へ展開、今山選手のクロスがこぼれたところを#10小野 敬輔選手が押し込み、追加点。NAGAREYAMA F.C.が立て続けのゴールで、リードを2点に広げます。
さらに前半18分。ゴール正面の位置で山口選手からボールを受けた#8小野田 大樹選手。落ち着いて、GKの届かないゴール右隅に丁寧に狙いすましたシュートを突き刺し、ゴール!多くのNAGAREYAMA F.C.ファン・サポーターが待ち望んだ瞬間でした。いつもさぼらずに献身的に動き回り、何度もチャンスに絡んできた小野田選手…待望の、待望の公式戦初ゴールです!!
そして直後の前半20分には、#11山口 賢人選手がドリブルで運び、右サイドを駆け上がった#8小野田 大樹選手へスルーパス。このパスを受けた小野田選手が落ち着いて切り返しで相手DFをかわしてゴールに流し込み、初ゴールから僅か2分で2点目。NAGAREYAMA F.C.が4-0とリードを広げ、前半はそのまま、4-0でNAGAREYAMA F.C.がリードして折り返します。
後半もNAGAREYAMA F.C.の勢いは止まりません。
後半1分、#11山口 賢人選手がいきなり遠目からミドルシュートも放つも、惜しくも枠の外。後半2分は#16今山 育己選手がワンツーで裏に抜け出すも、惜しくもカットされてシュートまでは行けず。後半3分には#22寺内 大登選手がドリブルで侵入して遠目からシュートを放つも、惜しくも枠外。
立て続けの攻撃で、相手を押し込む展開が続きます。
そして後半13分。#22寺内 大登選手のシュートは一度は相手にブロックされるも、再びボールをキープした寺内選手が、#13板倉 航希選手へ浮き球のパス。これを板倉選手が胸トラップから落ち着いてゴールに流し込み、今日2点目。
NAGAREYAMA F.C.が5-0とリードを広げ、試合を決定付けます。
その後、後半15分には#11山口 賢人選手からのパスに右サイドで抜け出した小野田選手が角度が無いところでGKと1対1になるも、シュートではなく折り返しを選択し、惜しくも合わずにゴールならず。後半20分には、今度は右サイドの#4平久 将土キャプテンのクロスに#13板倉 航希選手が飛び込んでシュートを放つも惜しくも枠の外に外れ。あと1点でハットトリックだった両者でしたが、惜しくも3点目はならず。
試合はそのまま、NAGAREYAMA F.C.が5-0で勝利し、リバーサイドリーグ三連勝を飾りました。
この試合、まずは無失点で終えることができたことが何より素晴らしかったと思います。昨年は失点したのはわずか1試合だったのに対し、相手のレベルも上がった2023シーズンとは言え、ここまで無失点試合は無し。前に人数を掛けるサッカーを標榜している分、中盤でボールを引っ掛けられて失点、というシーンが多かったのですが、この試合は前から積極的にプレスをかけ、奪われた瞬間も素早くプレッシャーをかけることですぐにボールを奪い返して相手の攻撃の芽を摘む、というプレーが徹底出来ていて、危ないシーンはほとんど作られませんでした。高監督の「前行くよ!前行くよ!」という声掛けが象徴的でした。攻撃的な守備が上手く機能した試合だったと思います。
そして、この試合は守備だけでなく、攻撃面でもみんな本当に良く走っていました。ボールホルダーが前を向くと、何人もの選手が裏を狙い、後ろから選手が飛び出していく。いつもよりもボールを呼び込む動きが多かったように感じました。相手チームの中盤のディフェンス強度の違いもあるのかもしれませんが、これだけ受け手の動き出しが多いと、守る方は大変だったと思います。
しかし、30分ハーフと短いリバーサイドリーグとは言え、この暑い中で最後まで前からプレッシャーをかけ続け、裏を狙い続けた選手たち…本当に素晴らしい。良く走った!と思います。
その他、所感ですが
・ハットトリックを狙えた#8小野田 大樹選手と#13板倉 航希選手。3点目のチャンス、シュートではなくパスを選択した小野田選手と、迷うことなく得点を狙いに行く板倉選手。どちらが良いではなく、選手の個性が見えて面白かったです(笑)
・選手交代後、最後の形では#18加藤 康徳選手がFWの位置に!複数ポジションをこなす選手が増えてきて、益々、選手間の競争も激しくなってきた印象。良い競争ですね!
これで、NAGAREYAMA F.C.はリバーサイドリーグでも三連勝。先日の千葉県社会人サッカーリーグ2部での連勝とあわせて、2023シーズンは公式戦六連勝!最高のスタートとなりました。
6月18日からの連戦も、ここで一旦小休止、次の試合までは3週空き、次節は7月23日、千葉県社会人サッカーリーグ2部の第5節となります(リバーサイドリーグの試合が間に組まれればまた変わってきますが)。
連戦による疲労や、各選手痛めているところもあると思いますので、この期間でしっかり疲労を抜いてもらって、夏本番となる7月23日から、またエンジン全開で挑んでいってほしいですね!
本日は以上となります。最後までお読み頂き、ありがとうございました!
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