一歩一歩、着実に。NAGAREYAMA F.C.のイベント、そして熱き男の旅立ち。
10月30日、アルファリンク流山で開催されたNAGAREYAMA F.C.が参加するイベントに参加してきました!
アルファリンク流山は日本GLP株式会社が運営する流山市にある大規模な物流拠点で、カフェテリアやアリーナ等も備え、地域住民にも開かれた施設。8棟全てが完成した記念イベントの中で、NAGAREYAMA F.C.もサッカークリニック、物販ブースという形で参加していました。
…この8棟のどれか一つでいいから、屋上に人工芝のサッカーフィールドを作ってほしいと思ったのは自分だけではないと思います(笑)
サッカークリニックでは、NAGAREYAMA F.C.の選手たちが子供たちと一緒になってフットサルの練習、試合を行っていて。いつもの真剣な表情とは違い、楽しそうに子供たちと接する選手たちの姿を見てほっこりしました!
こういうイベントって、ひとつひとつは小さくて地味なもの。でも、色々なところに顔を出す、ということは非常に大切だと思うんです。NAGAREYAMA F.C.は、まだまだ流山市民にしっかり支えてもらえるような位置づけには達していないクラブ。NAGAREYAMA F.C.のことを知らない、という市民もたくさんいます。なので、とにかくNAGAREYAMA F.C.のことを知ってもらわなければ話にならない。
そのためにも、NAGAREYAMA F.C.を知らない人も参加していて、そういう方とも直接触れ合えるイベントはとても貴重。一度や二度では無く、これを積み重ねていくことで初めて、市民に知られるクラブに、市民に関心を持ってもらえるクラブに、市民に応援しようと思ってもらえるクラブになることができる。そこに、近道なんて無いハズです。
焦らず、一歩一歩。夢に向けて、着実に歩いてほしいと思います!
今日は、もう一つ。
少し遡ったお話になりますが、9月20日、橋本 辰哉選手の退団が発表されました。本来であれば、ここに至った背景であるとか想いを知った上で、自分の想いを…と思っていたのですが、残念ながらなかなかそういう機会も無く…。スルーだけは絶対にしたくないと思っていたので、今回、遅まきながら、ふれさせて頂きます。
今年、Esperanza SCから加入してくれた橋本 辰哉選手…たっちゃん。加入時の記事でもその苦難の道のりについてはまとめましたが、幾度もの半月板損傷という大けがを乗り越えてきた、不屈の男です。一度は現役引退を決意しつつも、今年、NAGAREYAMA F.C.でプレーヤーとして復帰してくれたのですが、9月20日をもって、NAGAREYAMA F.C.を離れることになりました。
たっちゃんは、今年これまででは公式戦での出場は無し。公式戦で帯同を確認できたのもリバーサイドリーグでの1試合のみと、我々、一介のファン・サポーターからは、プレーヤーとしてのチームへの貢献が見えにくい選手でした。GKというポジションは、本当に難しい…。
ただ、それでも目に見えないところでたっちゃんがチームにもたらしてくれた貢献は、決して小さくなかったと思っています。
クリーン活動で見せてくれた、ファン・サポーターへ自ら積極的にコンタクトを取りに行く姿勢。キックオフイベントで見せてくれた、ゲームに参加してくれた子供…未来のNAGAREYAMA F.C.ファンを懸命に盛り立てて喜ばせようとする姿。そういったホスピタリティ…「自分たちを支えてくれる人を大切にする」姿勢を、たっちゃんからは非常に強く感じていて。そしてそれを常に発揮してくれていました。これからクラブをサポートしてくれる人を増やしていく必要があるNAGAREYAMA F.C.にとって、たっちゃんが示してくれたこの姿勢はものすごく重要だと思っています。ピッチ内での貢献、ピッチ外での貢献、そのどちらも同じくらい、価値があるもの。
たっちゃんはNAGAREYAMA F.C.を去りますが、彼が残してくれたこの「姿勢」はきっと他の選手にも伝播し、活き続けていく。そう信じています。
たっちゃん、約8ヵ月という短い間ではありましたが、NAGAREYAMA F.C.に居てくれてありがとうございました!たっちゃんはきっと、また新たな挑戦に向かうのだと思います。NAGAREYAMA F.C.を離れても、ずっと応援していますよ!!
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