「三月なのか」と永遠の地オンパロス
この記事は12月30日時点での情報やほかの方の考察をもとに書かれています。また、崩壊3rdのストーリーのネタバレなども含みますのでお気を付けください。
後半に行くほど根拠のない妄想考察垂れ流しなので間違ったことも書いてるかもだけど許してね。
(1月1日に公開予定のオンパロスPV『Nameless Faces』のフルバージョンを見てからまた書き直すと思います)
非常に長くなることが予想されますので、適当にゆっくり見ていってください。みんな年末年始暇でしょ?
みなさんこんにちは、りりぃです。
みなさんは永遠の地、オンパロスの主題歌PV『Nameless Faces』をご覧になりましたでしょうか?
まだ見ていない方はぜひ見てみてください。すごいんで。
何がすごいって、30秒にも満たない映像で崩壊3rdプレイヤーの何もかもを抉っていくところなんですよね。間違いなく後ろに焼き鳥がいる。
『Nameless Faces』について
14秒あたりから流れる階段を上っていくような音階のBGMなんですが、これ崩壊3rdの古の楽園編のショートアニメ「あなたのためにある物語」テーマソングである『TruE』のフレーズ(3:02~)が使われてるんですよね。
(古の楽園についてはあとで解説します)
「花が敢えて枯れることを選ぶ時、種は命を得る」という古の楽園、エリシアと英傑たちのすべてが詰まっている歌詞のところをわざわざ持ってきてるのはちょっと…(瀕死)
しかもファイノンが見つめてる紋章の数が12個……どう考えても十三英傑を意識してますよね?
あとはそこそこ騒がれてましたがなぜか三月なのかの姿だけ映ってなかったこと。これはあとのほうの考察の材料にもしました。
※ここの部分はPVが公開され次第記事を書き足していこうと思います。たぶんフルバージョン聞いたら三日くらい寝込むと思いますが。(もし歌がついてるとしたら歌詞が怖すぎる)
侵蝕されたなのかちゃんのドアップの顔、戦う英傑たち、異形に立ち向かう列車組と覚醒したなのかちゃんが映るんじゃないですかね。
結局何が言いたいの
以降妄想考察をひたすら垂れ流していくので先にこの記事で言いたいことを言わせてもらいます。
「永遠の地、オンパロス」は『記憶』の指令キュレネによって六相氷に保存された記憶が集う場所。
「三月なのか」はかつてオンパロスに住んでいた指令レベルの力を有していた少女で、オンパロスを壊滅に導いた侵蝕の権能を自身の身体に封印した。
開拓者たちは三月なのかを救うため、保存されていた英傑たちの記憶をたどるのがメインストーリーの流れ
って感じです。
気になった?じゃあ最後まで見てってよ。めっちゃ長いけど。
ほぼ妄想なのであてにしないでください。
「古の楽園」について
そもそも古の楽園ってなんや?という方も多いと思うので(なんで多いの?崩壊3rdやって?)ざっくりとした解説を。
崩壊3rdのVer.5.0から追加されたストーリーコンテンツで、雷電芽衣という人物が前文明の英傑達に隠された真実を知るためのサイドストーリーのようなものになっています。サイドストーリーといってもメインストーリーの一部に組み込まれるくらいには崩壊3rdの根幹に関わる話でもあります。
崩壊3rd
そもそも崩壊3rdの世界には「崩壊現象」という天災のようなものが存在しており、その影響により動物や人間が異形に変わってしまうということが起きていました。崩壊の正体は地球の免疫システム。地球本体に害を及ぼすほどに文明が発達した種に訪れるというものでした。
そんな崩壊にあらがう人類たちの戦いが崩壊3rdのメインストーリーです。
あらがうと言っていましたが実は地球は一度崩壊によって滅びていました。(え!?)それが前文明と呼ばれているものでおよそ5万年前に存在した超古代文明で、高い技術力を持っていました。
その時代にも人類は崩壊に抵抗していて、最前線で戦っていたのが「火を追う蛾」という組織であり、そこに所属している崩壊の力を自分の身体に取り込んで戦う「融合戦士」と呼ばれる人たちでした。
十三英傑
火を追う蛾に所属する融合戦士の中でも、戦闘をはじめとするいろいろな能力に秀でている戦士13人が「十三英傑」と呼ばれ崩壊と戦っていました。
前文明の人々は彼らが崩壊から星を救ってくれると信じていたのです。
彼らには実力などを反映させた順位がありますが、特に上下関係が厳しいわけではありません。だからといって、全員がとても仲が良いわけでもありませんでしたが十三英傑として一つのチームで活動できていたのは、まぎれもなく彼女のおかげでしょう。
古の楽園
古の楽園に足を踏み入れた雷電芽衣が最初に出会うピンクの髪の女の子、エリシア。やけに馴れ馴れしいエリシアに案内をしてもらいつつ芽衣はこの場所のことを学んでいきます。
実は古の楽園は滅びた前文明の過去を記録しておく場所であり、記憶体として存在する前文明の人々がまるで生きているかのように過ごしている場所でした。そこに住んでいたのは十三英傑。その場所で芽衣は英傑たちの過去や想いを知ることになるのです。
古の楽園の崩壊と侵蝕の律者
芽衣が古の楽園で英傑たちのことを深く学んでいると、突如(いろいろあるけど割愛させてください)古の楽園が崩壊を始めました。
その原因は侵蝕の律者でした。
律者っていうのは先ほど説明した崩壊現象を自在に操る化け物みたいな感じに思っててください。
一つの身体に依存せず、意識をあらゆるものに投影し操る能力を持つ。有機物、無機物問わず侵蝕することによって存在を強化することができる自我を持った究極のウイルス、という全部データで出来ている古の楽園にとって天敵のような存在が芽衣や英傑たちを襲いました。
(ちなみに前文明はこの律者の力のせいで滅びたといっても過言ではありません。)
楽園に存在する自身を消去できる唯一の力を掌握するためにエリシアになり替わろうとしましたが、なんやかんや(書ききれないから)あって古の楽園のデータを使って撃退されました。
ここらへんのなんやかんやはぜひ自分の目で確かめてみてください。すごいんで。
オンパロスで
長ったらしい説明をしましたが、十三英傑の中で特にオンパロスで重要になる人物はケビン、エリシア、そして侵蝕の律者でしょう。この名前を覚えておいてください。
オンパロスは崩壊3rdにおける前文明、古の楽園をモチーフにしたストーリーを展開することになるはず。
オンパロスの過去について
まずはこちらのPVをご覧ください。
いますよね?ケビンとエリシアが。ねえ?
失礼、取り乱しました。
見た目もそうなのですが、オンパロスと古の楽園はかなり共通点が見られます。というかあからさますぎるのが逆に怖いくらいです。
そもそも概要欄に『… しかし、そのような潮流の中でも、創世という偉業の道を先導する「火を追う英雄たち」がいたという。 その世界で、彼らは…』って書かれてるので…ね?
黄金裔
かつて神によって作られた12柱のタイタンがオンパロスを築き上げ、繁栄させました。しかしそこに突如降り注いだ「暗黒の潮」によりタイタンたちは狂気に陥ってしまい、人類たちと戦争を始めました。オンパロスの栄光はそこで崩壊してしまったようです。
その時に流れ出た黄金の血(おそらく倒されたタイタンの力)をそれぞれ受け継いだ12人の後裔たちが「黄金裔」であり、彼らの目的は神殺しの旅らしい。
おそらくここでいう神は「星神」ではなく暗黒の潮をオンパロスに仕向けた何者かを指してるんだと思います。
ちなみに、黄金裔たちにはそれぞれ十三英傑の面影があるんですよ。
暗黒の潮
ではタイタンを発狂させた暗黒の潮とは一体何なのでしょうか?
発達した文明に突如現れる謎の力…。皆さんは一度目にしてますね。上のほうで。
そうです。「崩壊現象」です。暗黒の潮は崩壊現象に準ずる何かでしょう。
そうなってくると崩壊に犯されたタイタンの力(黄金の血)を取り入れた黄金裔たちは融合戦士と言い換えることもできそうですね。
黄金裔たちは自分たちの星を滅ぼした力である暗黒の潮、またはそれを仕向けた何か、もしくはまだ現存している狂気に陥ったタイタンを神に見立てて倒そうとしているのでしょう。
ここまでの話の中の崩壊3rdとの共通点は
崩壊の力によって一度星が壊滅した
崩壊(それに準ずる)の力を取り入れた人々が抗っている
でしょうか。
侵蝕
これは妄想になりますが、オンパロスも崩壊3rdの前文明と同じく侵蝕の律者の力によって滅びてしまったのではないでしょうか。
タイタンの目と崩壊3rdにおける侵蝕の律者の目はかなり似ています。
さらに黄金の叙事詩PVで裏切りのようなシーン(0:53~)があったと思うのですが、タイタンだけに対処すればよかった人々が何かの力によって殺しあったとすればそれは侵蝕の律者の権能のせいでしょう。
暗黒の潮の中でも複数の力があり、その一つが侵蝕でオンパロスに絶大なダメージを与えたというのが私の考えです。
「三月なのか」について
「三月なのか」の正体
さて、なぜここで突然三月なのかの名前を出したのかというと、私はなのかちゃんが『記憶』の指令または指令に準ずる力を秘めている少女でありオンパロスを壊滅に導いた侵蝕の権能に深く関わりのあると思っているからです。
オンパロスにもともと住んでいた、ガーデンから派遣されたという選択肢によってはだいぶストーリーが変わるのですが…。
ふんわりしててすみません。
ただ自分の中でも決めきれていないので、ここでは
三月なのかはオンパロスに住んでいた記憶の指令レベルの力を秘めていた少女である。
(※オンパロス壊滅時には発現していなかった)
という前提で話をします。
後述するパターン2も普通にありそうではある…。
※おそらくフルバージョンのPVみたら定まるはず?
なぜ指令だと思うのかという理由は、二つ。
採点銃の結果が黄泉や飛霄と同じものが出るということ。
そして三月なのか同行クエストにて、ガーデンの人間がなのかを「我が子よ」と呼んだことです。
オンパロスが『記憶』の星神と関わりがあり、浮黎がそこに住む人々のことを我が子と呼んでいるという線も考えましたが、採点銃の結果と両立できるのはやはり指令だからという考えに至りました。
侵蝕を封印するための人柱
タイタンを襲った暗黒の潮は当時のオンパロスでは消滅させることはできなかった。そのため記憶の指令であるキュレネは暗黒の潮の権能の一つである侵蝕を封印せざるを得なかった。
何故封印なのかというと…これまた崩壊3rdの話を持ってくることになるのですが、前文明では侵蝕の律者への対処法が罠にはめて黒い箱に閉じ込めることだったんです。最終的には倒せましたが…。
つまり、同じようにオンパロスでも封印という苦渋の決断をしなければならなかったんじゃないでしょうか。
そして侵蝕の力を封印するための人柱に志願したのが我らが三月なのかである。
…または暗黒の潮によって強制的に侵蝕の力を付与されてしまった三月なのかがオンパロスを壊滅させ、キュレネによって封印された…っていう線もありそう。
六相氷
封印に用いられたのは六相氷。異なる条件下で6種の結晶構造を表す特殊な結晶であり、名前に氷とついているが氷ではない。これを扱う人物で真っ先に思いついたは三月なのか、そしてキュレネちゃんです。
何故キュレネかというと、並行同位体であるエリシア(ゴニョゴニョ…)は弓を使い氷を扱うキャラクターだからです。
これで関連性ありませーんwとかは流石に無理があるって。
ではそもそも六相氷とは何か?
六相氷に閉じ込められて宇宙を漂っていたなのかちゃんは記憶がなかった
↓
六相氷自体に記憶を封じる力がある(メモキーパーたちはなのかの過去を知っているそぶりを見せてるので)
と仮定します。
記憶を封じることができるということは、記憶を留めておける、保持できると言い換えることができる。
つまり六相氷は一種のメモリのようなものであるのではないでしょうか?
これは万物を俯瞰し、記憶し続ける星神である浮黎とも関連性がある。
以上のことから、六相氷は記憶を保持、封印することができる記憶の権能の一部である。
また、それを行使できるのはおそらく記憶の指令レベルの力を持った人、キュレネであるというのが私の考えです。
永遠の地
古の楽園をモチーフにしている以上、やはり存在している人間はみな記憶体でしょう。
文明が滅んだあとに浮黎の権能と星核を使い、残されたわずかな当時の人間たちの記憶を六相氷に封じ込めた。記憶体は歳を取らない=永遠の命を持っている(六相氷が壊れなければ)ためメモキーパーたちに永遠の地と呼ばれるようになった…と考えるのが自然かな。
コールドスリープ装置みたいなやつに入れられた素っ裸の英傑たちが地下に保存されているに違いない。
記憶体とはいえ、経験したことを蓄えておける…つまり学習するAIみたいな感じだから成長はするんだろうね。
そしてオンパロスの出来事(神殺しの旅)が一段落したら六相氷が解けて(想像したくないけど)英傑たちの新しい人生が始まる…。
ほよばーすのことだからもっとねじってきそうだけど。
謎のピンクの生き物
開拓者たちが一番最初に出会うオンパロスの生き物がおそらくこの子。
キュレネだよね。
エリシア人形みたいな感じでしょ?
英傑たちをはじめとするオンパロスの記憶の管理者。あるいは三月なのかと開拓者が来ることをすでに知っていて英傑の記憶を保持するためのメモリーとして作られた…?
いずれにせよただものではない。
よくわからなくなっちゃった
書きながらも考察を続けているといろんな考えが浮かんでは消えていきよくわかんなくなっちゃいました。
三月なのかとキュレネの関係性が分かれば一発で解決しそうなんだけど。
パターン1、三月なのかは『記憶』の指令に準ずる力を秘めていた
三月なのかはオンパロスに住んでいた普通の女の子。
侵蝕の力を封印するための人柱に志願した、または暗黒の潮によって強制的に侵蝕の力を付与されてオンパロスを壊滅させてしまった。
その後『記憶』の指令であるキュレネの六相氷の力で封印され宇宙を漂った。
(いまの三月なのかが六相氷を扱えるのはその残滓を使っているだけ)
オンパロスに到着した際、記憶が蘇るあるいはほかの星神(愉悦?)の力により三月なのかの侵蝕の力が暴走してしまう。
なんやかんやあって黄金裔とキュレネの力により暗黒の潮と三月なのかを分離させることに成功。
苦戦する列車組だったが、三月なのかが実際にはキュレネと同じく『記憶』の力を有していたことが判明(キュレネはおそらく知ってた?)し、自身の力が覚醒、仲間とともにオンパロスに再び顕現した暗黒の潮を消滅させた。
ガーデンの人間がなのかのことを我が子と呼んだのは、今は発現していないが浮黎の力を有していたから。
採点銃は指令だけでなく、記憶の権能を施された人間あるいは将来的に指令に準ずる力を持っている人間も測定不能と表示される。
パターン2、三月なのかはガーデンから派遣された指令に準ずる力を持っている人間である
上のほうでも書きましたが、採点銃の結果が黄泉や飛霄と同じものが出るということ、ガーデンの人間がなのかを「我が子よ」と呼んだことを踏まえると、もともと指令であるというのも自然。
暗黒の潮の天災に見舞われたオンパロスを何とかするために派遣されたキュレネとなのか。
しかし思ってたよりも強かったのでこりゃ封印するしかないとなる。
三月なのかの指令としての力は『事象を固定する』(写真におさめるみたいな)もので、侵蝕を自らの指令の力をもって自身に固定、キュレネの六相氷で二重に封印した。とか?
ストーリーの大まかなところは変わらない気がします。
パターン3、キュレネが暗黒の潮の正体である
ありません。エリシアはそんなことしないので。
この記事一連を通してキュレネが善であるということに疑問を持っていませんが、崩壊3rdプレイヤーはみなそういう生き物になっています。
パターン4、三月なのかはそもそも巻き込まれただけの一般市民である
暗黒の潮の天災に巻き込まれ、運良く生き残ったが両親や友人を失い心が壊れてしまったなのかちゃん。
友人のキュレネはまもなく滅びようとするオンパロスから、なのかちゃんを氷に閉じ込めて逃がしました。
ただこのパターンだと、符玄がなのかの記憶を見ているときガーデンが介入する理由がなさそう。それにPVの件もあるけど、古の楽園をモチーフにしている以上侵蝕の律者枠のキャラは絶対にいるだろうし、それに最適なのがなのかちゃんだと思うんだよね…。
残る疑問
なのかちゃんに暗黒の潮の力が封印されているのを前提とするなら、なぜそんな激ヤバ物体がオンパロスで保持されず宇宙に放り出されたのか。→いつか復活してしまうときに備えて仲間を集めてほしかった?
Reborn:Ⅱにてキャロルに渡した白い鈴蘭の花ことばは「純粋」「純潔」「幸福」…なのかは記憶の指令ではなく前から噂されていた純美?
さいごに
おはようございます。二日目です。
この記事を書き始めたのは昨日の22時くらいだったんですが、頭を悩ませながらいろいろサイトを見ていたら4時になってました。
支離滅裂なとこもあるかもしれないけど、まあこの記事は自分の考えをまとめたかっただけなので…許して…。
PVで開拓者がファイノンになっていることから、ファイノン目線で英傑の記憶をたどっていくようなストーリーになるんでしょうね。
余談なんですけど、スターレイルの開拓者の初期武器がバットなのは痺れましたよね。崩壊3rdの「キアナ」もバット使うしケビンもバット持つんですよ。ええ。
みなさんが気になっているであろう覚醒なのかちゃんのプレイアブル化ですが、さすがに運命は記憶で属性は………氷かなぁ…?
そして実装は英傑たちの記憶をすべて集め終わった後、つまり3.4~5のあたりになるんじゃないかな。
あとキュレネちゃんなんですが……実装しないんだろうなぁ…………。
色々理由はあるんだけど言語化が難しいのでひとまず保留にさせて。
いずれにせよ1月1日に公開されるPVが怖くて怖くてしゃーないです。
ほら。気が狂っちゃってる。
ここまでいろいろ妄想しておいて結局単調なストーリーでした、ってなってもそれはそれでいい。
一番辛いのは我々が想像もしていないところから刺されること。
ああ怖い。