【第一回】婚活市場の不均衡
こんにちは、上條賢人です。
第一回「婚活を科学する。」を初めていきたいと思います。
今日のテーマは婚活市場の不均衡についてです。
皆さんは婚活サービスというとどんなサービスを思い浮かべますか?
楽天オーネットに代表される結婚相談所、pairsやtinder等のアプリ、相席屋やオリエンタルラウンジなど実際に話せる場所を思い浮かべた方もいらっしゃるかもしれません。
もちろんどれも正解です。
このノートを読まれている方であれば、どれかしらのサービスを一度は利用した経験がある方も多いと思います。
結果はいかがだったでしょうか?
いい男性と巡り会えた方、おめでとうございます。
しかしほとんどの方は、
「楽しかったけど次には繋がらなかった」
「いい男がいなかった」
という感想をお持ちではないでしょうか。
中には、
「遊ばれて終わった。二度と利用しない。」
という方もいらっしゃるかもしれません。
なぜか。
それは、タイトルにもあるように現在の婚活市場は不均衡だから。その一言に尽きます。
具体的に見ていくと、基本的に婚活市場では若年層(仮に28歳までとします。もちろん例外もあります。)をターゲットにしている相席やオリエンタルラウンジ等の店舗型婚活、pairsやゼクシイ恋結び等のアプリは男性のみに料金が発生しています。女性はどれだけ飲み食いしても基本的には無料です。
それでも大盛況。ある店舗型婚活のお店は週末には1日の売上が5000万円に届こうかというお店もあるようです。
婚活アプリが順調に会員数を伸ばしていることは言うまでもないでしょう。
なぜ男性のみに料金が発生し、女性は無料のこれらのサービスがこれほど流行しているのか。
それは男性に「ヤりたい」という気持ちがあるからです。
それ以上でも以下でもありません。それだけ世の男性にとって女性は価値があるのです。
一方、婚活市場において若年層以外(28歳以上とします。)をターゲットにしている結婚相談所はどうでしょうか。
男性も女性も同様に料金が発生します。それも上記のサービスの比じゃない料金が発生します。
先ほどは男性だけに料金が発生していたので、これは男性にとっては嬉しいはずです。自分だけに発生していた料金を双方で負担することになるのですから。
しかしどうでしょう。結婚相談所はどこも男性不足です。
これは女性に「結婚したい」という気持ちがあるからです。
それ以上でも以下でもありません。それだけ世の女性にとって、結婚適齢期かつハイスペックな男性は価値があるのです。(後ほど解説します。)
全体像を見てみると、勘のいい皆様ならもうお気づきかと思います。
年齢や受給バランスによって男性にも女性にも価値があることは理解できた。
ではなぜ、相席屋やpairsは男女ともに盛況なのに、結婚相談所には男性がいないのか、と。
それは結婚適齢期かつハイスペックな男性にとって結婚相談所に行くインセンティブがないからです。
これがタイトルに挙げた婚活市場の不均衡です。
相席屋やpairsでの女性は無料で飲食ができる、というインセンティブがありました。無料でお酒が飲めて、もしかしたらいい男と出会えるかもしれない、これは強力なインセンティブです。皆様もそうかと思います。(もちろん一切足を運ばないという方もいらっしゃると思います。)
しかし、結婚適齢期でハイスペックな男性はわざわざ足を運ばなくても自然と周りに女性がいます。その中から選べばいいのです。
逆にいうとそれ以上のインセンティブがないと婚活市場に登場しません。
そこで皆様が取れる選択肢は2つです。
①それ以上のインセンティブを提供している会に足を運ぶ
②自らそういう男性の下に足を運ぶ
です。
どうでしょうか?
実践できていますか?
「婚活なんて恥ずかしい」「自然な出会いがいい」等と言って可能性①も②も潰してしまっていませんか?
恐らくほとんどの方はまだ実践できていないかと思います。
大丈夫です。皆さん一緒です。
この不均衡を理解した上で、次にどういう行動を取っていくのかが重要です。
では続きを第二回でお話したいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。